国森古墳  木ノ井山古墳  石走山古墳  稲荷山古墳

田布施古墳巡り



2024年3月2日(土) 天気 晴れ


公園P(9:50)~38分~国森古墳(10:28~10:42)~26分~木ノ井山古墳(11:08~11:15)~29分

~石走山古墳(11:44~11:51)~29分~稲荷山古墳(12:20~12:23)~17分~公園P(12:40)

所有時間 2時間50分


概念図

 

公園P   古墳巡りP



以前田布施の後井古墳を訪ねた時に、田布施にある残りの古墳巡りを計画していましたが、情報があまりに少なくGoogleマップを片手に田布施町役場の隣の公園から歩いてみました。標識も殆どなく、登山口が分からずに見当を付けて登りました。国森古墳と、木ノ井山古墳は古墳の跡にお社が建っていました。石走山古墳と、稲荷山古墳はお社と古墳が残っていました。途中に古墳巡りの為の駐車場があり、そこを起点にすれば、後井古墳群も含めて効率良く回る事が出来そうです。国森古墳は4世紀初頭頃の山口県では最古級の方墳。木ノ井山古墳は5世紀頃の円墳で3体の合葬。石走山古墳は6世紀頃の円墳で横穴式石室。稲荷山古墳は6世紀頃の小円墳で横穴式石室。前回訪れた後井古墳群は6世紀末から7世紀初頭の頃で、山口県内では最大級の古墳群。1号墳は円墳、2号墳は前方後円墳、3号墳は1号墳2号墳の約30m下にある古墳からなります。熊毛王国のロマンが広がる古墳巡りでした。



道しるべ


三ヶ岳・琴石山・赤子山(拡大可)

椙山稲荷神社(拡大可)
  公園の上は椙山稲荷神社の境内になっていて展望が良い。

石城山・行者山
  遠くから見たらカブトムシ、近づくと龍に見える。桜並木を降り田布施川沿いを西に歩いていく。

田布施川

国森古墳

国森古墳(拡大可)
  Googleマップで国森古墳に見当を付けて南からアプローチしたが畑に上がる。そのすぐ上が国森古墳のようだが、刈られた竹が
 邪魔して通れない。畑の道を通り竹の伐採地に上がると国森古墳に着いた。私有地を通るのでこの道はNG。北からのアプローチ
 が良いようだ。国森古墳を探してみたが分からない。
 
  お社の北にロープが付いていたので降りてみると、国森古墳の道識がある。標識に沿って歩いてみたら元の所へ戻った。
 どうやら説明文の上の小高くなった所が古墳があった所のようだ。上中の写真を西(直進)に進み、次の木ノ井山古墳へ
 向かう。車道に出て右に曲がると疫神社の道標があり、その先の分岐を木ノ井山古墳の道標を見て北(左)に曲がる。
 車道を登って行くと明確な木ノ井山古墳の道標があり、そこをUターンして地道に入る。
 

妙見宮
  しばらく行くと妙見宮がある。道標を見つけて鳥居の先を東(左)に曲がる。

歌碑(拡大可)

木ノ井山古墳(拡大可)

説明板(拡大可)
  しばらく行くと分岐するが、古墳の周囲を回る道でどちらを行っても良い。木ノ井山古墳の石仏の上が小高くなり古墳になって
 いる。

説明板(拡大可)

古墳巡りP
  鳥居の分岐を南に降りてみる。車道を東(左)に行くと元の道に出た。そのまま直進して行くと古墳巡りの駐車場がある。
 案内板を良く見ると、国森古墳や木ノ井山古墳、これから向かう石走山古墳のアプローチが分かる。石走山古墳の道標を
 確認して登って行く。

石走山古墳
  しばらく行くと墓の先にお社がある。その先を降って行くと、円墳の横穴式石室が口を開けている。

横穴式石室

横穴式石室

降りた道を振り返る
  石走山古墳の石室の入口は腰を屈めて入るが、中は天井まで充分高さがある。やっと古墳巡りをした気分になった。
 東へ刈られた斜面を降りたが、この道も私有地に降りるのでNG。元の道を引き返へすのが正解のようだ。

稲荷山古墳

横穴式石室(拡大可)
  観音橋を渡り、出来たばかりの道を進み、北(左)に曲がり山陽本線の踏跡を通る。分岐を右に曲がり、4竹部4の電柱を左に
 曲がるが、稲荷山古墳の取付きが分からない。車道の一番上から南に踏跡を見つけて登って行くと、稲荷山古墳の裏から出て
 来た。

桜咲く
  稲荷山古墳を南に降り鳥居先の先を左に曲がると、薬師公会堂の正面に出た。ここから登るのが正解のようだ。後井古墳群は
 すぐだが、前回行っているので今回はパスして公園に戻ったらもう桜が咲いていた。熊毛という場所は入江の入りくんだ所と言う
 意味と、朝鮮半島からの渡来人が住んだ地と言う意味があるらしい。熊毛王国はそういう一族が治めていた土地かも知れない。


2021年5月31日     後井古墳群


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