桂木山 702m

美祢市秋芳町


龍護峰から桂木山を望む


2015年4月7日(火) 天気 ⛅ 夫婦+Kさん


白糸の滝P~30分~登山口~44分~鞍部~18分~山頂                 合計時間 1時間32分
※ 巡視路迷走除く  

山頂~26分~谷詰めコース分岐~16分~尾根分岐~24分~新道合流~20分~P 合計時間 1時間26分 

周遊歩行時間 2時間58分



概念図


地図

桂木山登山口(白糸の滝P)


下山後、先週秋吉台で会えなかった、翁草を探すのが主な目的で、秋吉台の近くの桂木山へ登って来ました。まず桂木山と、安易な気持ちで登ったのですが・・・ 



道しるべ

  県道36号線を美祢から長門へ向かうと、白糸の滝の大きな案内板が見えてくる。そこを入ると白糸の滝Pと、
 観光休憩所がある。車道を進むと、アーチ状の木が見える。車道から木の階段を降りて橋に向かうと、思いきり
 滑り尻を強打する。言い訳して立ち上がるが、照れくさい。それを見た2人は手摺を握り降りて行く。橋の手前に、
 足元注意の看板がある。橋は、模擬板で滑らない。ウーン~道を降りる所に付けてほしかった。
 
  
 左岸を歩いていた亀女が、手招きするので行ってみると、河童が千両箱を背負っている。何だがご利益がありそ
 うだ。再び右岸に戻ると、綺麗なトイレがあり、その先に白糸の滝がある。昨日の雨で、本来の幾重からなる細い
 滝ではなく、普通の滝になっている。
 
  
 お不動さんの前を通り、登る道があるので、そのまま登って行くと、キャンプ場のPに着く。
  車道をまっすぐ登って、橋を渡ると、再び立派な桂木山の標識がある。

旧道は右道を降り取り付くようだが
未確認
 しばらく行くと、二股に分かれるが左の車道を行く。作業小屋の先に手製の「ようこそ桂木山へ山頂まで1:30分」
 の案内板がある。ここを登山口として、右に登って行く。 

登山口の手製の案内板

サツマイナモリ

ヒトリシズカ
  以前は、わさび田やシイタケ栽培の中を歩いた気がしたが、大分様子が変わっている。平坦な道をしばらく行くと、
 水源かん養保安林の標識がある。この辺りからサツマイナモリの群生が、道端に見られる。まだ蕾が多いが、開
 くと可愛いだろう。 

沢1

沢2
  沢を3回渡り登って行く、水量が多く慎重に渡る。
 

沢3
  
 3度目の沢を渡ると、植林の中、長い階段が現れ、急な坂を登って行く。しばらく、頑張ると鞍部に着く。
 

  しばらく、緩やかな道が続くが、段々急になり、「ガンバレ、山頂迄10分、福岡かんだ猿」の標識からは、最後の
 長い階段が待っていた。

手前の妙見社から写す

奥の妙見社から写す

秋吉台の展望
  階段を登りきると、桂木山の山頂にたどり着く。山頂には2基の妙見社がある。 奥の石組の祠には妙見社と
 刻んだ文字がある。風が強くて山頂の温度計は3度を示している。あいにく展望は霞んでいるが、しばらくする
 と秋吉台が見えて来た。
 
   
 
 亀女が雨量観測小屋にある、登山日記を見て笑っている。どうしたのかと思ったら、子供会で登った子供達が、 
 「えらい、もう二度とこん」と書いているのが可笑しかったようだ。子供は正直だ。雨量観測小屋の後ろに、
 花尾山が霞む。
  
  
 熱い味噌汁と🍙を食べて、山頂を後にする。旧道コースを降る予定で、奥の妙見社から南西に降りて行く。先程、
 妙見社の西にもう一本道らしきものを見ていたが、こちらの道がはっきりしていたので、深く考えもせず、こちらを
 降りて行く。急な坂を降ると、中国電力の標識がある。磁石と、概念図を取り出す。これは、中国電力の巡視路
 のようだ。先頭を行くKさんに、引き返すように言う。再び、山頂に戻り、こんどは、奥の妙見社の西の踏み跡の
 薄い道を降る。
 
  
 急な坂を降って行くと、再び、かんだ猿さんの標識がある。道を確信して降りて行く、植林に入り進んで行くと
 ・・・

  
 緩やな尾根になり北(右)に細い道が見える。桂木山の消えかかった標識が置いてある。ピンクテープに誘われ
 てここを右に曲がり降って行く。細い獣道を降って行くと・・・
 


分岐

分岐を北に降る
 
 段々道がはっきりしてくる。途中細い分岐があるが、そのまま尾根を降りて行く。南に降りて行くのでKさんと
 相談して、先程の分岐まで引き返す。分岐の細い道は北を降って行くので、この道を降りることにする。持って
 きた概念図が小さく大雑把で良く分からない、感に頼るしかない。 

振り返る
  しばらく行くと、大岩の下を降って行く。段々倒木が多くなる。標識らしきものはない。ただ旧道の東側の支尾根
 を降っている事は間違いない。
 
  
 尾根の左右どちらかに降りる事を頭に入れ、降りれなければ、引き返す事も考える。物凄い急斜面をKさんは
 降って行く。しばらく降ると、細い獣道が見えたので、右に降りる。沢の向こうに登山道があるようだ。先を行くK
 さんが、セーフと横に手を広げる。新道に合流したようだ。車道を降って行くお二人さんも、もう秋吉台で翁草を
 探す気はないようだ。先日、亀女の言った言葉が思い出される。「秋吉台の翁草に会えなくても、家に翁が居る
 から良いんじゃない。」次の機会に、今度は充分下調べをして、旧道をリベンジしてみょう。 


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