唐松岳 2696m

長野県北安曇郡白馬村・富山県黒部市



唐松岳山頂


2019年8月4日(日) 天気 ☀


八方池山荘(7:20)~23分~八方山(7:43)~26分~八方ケルン(8:09)~59分~木陰休憩(9:08~9:30)

~10分~雪渓(9:40~10:05)~20分~丸山ケルン(10:25)~31分~巻道分岐(10:56)~15分~

唐松山荘分岐(11:11)~19分~唐松岳(11:30~11:52)~22分~唐松山荘(12:14~12:30)~44分~丸山ケルン

(13:14)~1時間8分~八方池(14:22~14:38)~21分~WC巻道分岐(14:59~15:06)~28分~八方山荘(15:34)

所有時間 8時間14分


概念図

 


ゴンドラリフトアダム(唐松岳登山ゴンドラ)

ゴンドラリフトアダム場所


白馬から降りた翌日は唐松岳から五竜岳を目指しました。途中後ろから見ていると、亀亀が何回も躓きます。時間的には十分五竜岳まで行けそうでしたが、稜線上で何かあっては行けないので、五竜岳は来年の宿題に取っておきます。唐松岳からは大パノラマが広がるはずでしたが、生憎ガスっていました。それでも、途中白馬三山や、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、剣岳が望めて、充分満足出来る登山になりました。


道しるべ


ゴンドラリフトアダム
  八方第二駐車場から、ゴンドラアダムの道標に従い旅館街を通り抜けて、約15分で八方アルペンラインのゴンドラ
 乗場に着く。6:30始発の発券売り場には多くの人が並んでいて、唐松岳、五竜岳の人気の高さが分かる。兎平まで
 ゴンゴラに乗り、それから先はリフトになる。黒菱平1680mでリフトを乗継、更に登って行くと、左手に五竜岳が雄姿
 を現す。やがてリフト終点の八方池山荘に着く。


五竜岳

八方池山荘
  八方池山荘は1830mで唐松岳までは866mの標高差になる。山荘から巻道と尾根道に分かれるが、展望を期待して
 尾根道を行く。右手に見える白馬三山には雲が掛かっている。
 

八方山
  ハクサンシャジンやクルマユリの咲く尾根を登って行くと、下に巻道が見えて来て八方山に着く。三等三角点とケルン
 がある。


鹿島槍ヶ岳・五竜岳

白馬三山
鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳
 八方山からは、南に五竜岳、その先に鹿島槍ヶ岳の双耳峰が望める。北には、雲がとれて白馬三山が見えて来た。


巻道合流

第二ケルン
  正面に白馬三山を見ながら登って行くと有料トイレがあり、その先で巻道が合流する。その先に第二ケルンがある。

  目の前には不帰のキュレットが見えて来た。第二ケルンから5分も登れば、人の顔に見える八方ケルンに着く。

 
 更に登って行くと、八方池分岐の先に白馬連峰の大展望が広がる。

 八方池を眼下に見下ろす所には第三ケルンが建っている。八方池の借景が白馬三山とは何と雄大な景色だろうか。

  丸山を見ながら登って行く。やがて下ノ樺と呼ばれる紅葉の綺麗な場所を通る。ニッコウキスゲのお花畑が広がる。
 尾根を巻きながら登って行く、下から吹き上げる風が心地良いが、それでも汗が噴き出て来る。
 

休憩場所
  風が抜ける上ノ樺辺りの木陰で休んでいると、少年少女の団体が同じ場所で休憩を取る。この時期2000m以下の
 山は暑い。引率の年長者が水分を補給するように注意をしている。エネルギー補給をして、10分も登ると扇雪渓の
 標識があるので寄って行く。


丸山
  大勢の人が冷気に吹かれ休んで居られる。思わず再び木陰を見つけて座り込む。このまま寝ころびたい気分だ。
 やっと腰を上げて行くと、再び小さな雪渓がある。その先坂を登ると丸山に着く。ケルンがあり広い丸っこい広場だ。


丸山
  丸山からまだまだ尾根歩きは続く。約30分も登ると・・・

  唐松山荘巻道分岐になるが、巻道は通行禁止になっている。狭い尾根道を下山者と譲り合って登って行く。やがて
 唐松山荘を下に見て、唐松岳に向かう。


唐松岳山頂

唐松山荘
  唐松山荘分岐から20分も頑張ると、唐松岳に着く。山頂はガスっていて何も見えない。しばらく待っていたがガスは
 取れそうにないので唐松山荘に降りた。五竜山荘までは充分時間があるが、亀亀も疲れているようなので考えた末
 下山する事にする。

 唐松山荘で剣岳を後ろに一枚。白馬岳から見た剣岳も良いがここから見た剣岳も、惚れ惚れする。

  牛首に未練を残して、唐松岳分岐まで戻り、小雪渓で涼を取る。


クガイソウ
  扇雪渓を下に見ながら、八方池まで帰って来た。白馬三山を見納めて、お花畑を通り尾根に上がる。


ハクサンシャジン
  眼下に八方ケルンや有料トイレが見える。トイレ前のベンチで一息入れて巻道を降りる。シモツケソウやエゾシオガマ、
 カライトソウ、タテヤマウツボグサ、オオコメツツジ、ニッコウキスゲ等が咲いている。

  八方池山荘に着き、ゴンドラで黒菱平に降りると、ここにもニッコウキスゲやシモツケソウのお花畑が迎えてくれる。
 兎平からゴンドラに乗ると、白馬の町が見えて来る。来年是非、唐松岳から五竜岳へ登って見たい。




唐松岳で出会ったお花


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