成君寺山(じょうくんじやま) 673m

岩国市本郷町


県道59号線より望む


2015年6月14日(日) 天気 ☁ 夫婦


国穏寺入口~7分~国穏寺~20分~成君寺~7分~首塚~7分~成君寺~47分~山頂  合計時間 1時間28分

山頂~12分~車道出合~19分~成君寺~14分~国穏寺~6分~国穏寺入口        合計時間     51分

総歩行時間 2時間19分


概念図



地図

国穏寺入口標識


61歳を迎えた日、成君寺山に向かいました。成君寺山は、大内勢が籠城して毛利軍を迎え撃った山で、南からは急で攻めにくいが、北からは緩やかで攻めやすく落城させた山城です。南から登り、北に降り周遊して来ました。



道しるべ


最初分岐は右

次の分岐は右

国穏寺の標識
  
 成君寺山は、国穏寺から登るので、国穏寺を目指す。本郷小学校を過ぎて、最初の分岐は右に曲がる。次の
 分岐も右に行く。この分岐に国穏寺の道標がある。

この分岐は、左成君寺へ向かう

お地蔵さまの横から登る
  更に行くと、成君寺の標識が現れる。ここは、成君寺山頂へ行かないように注意する。しばらく行くと、お地蔵
 の横に国穏寺の標識が見える。路肩のカーブミーラの横の膨らみに停めて国穏寺に向かう。
  標識横の案内板で確認する。成程、成君寺から登ると、南から成君寺山に取りつくようになる。車道を登ると
 すぐに国穏寺に着く。

シモツケの先に5体のお地蔵さま
  参拝後境内を横切り、成君寺に向かう。ここからは砂利道になるが、車で行けないことはない。
 
  
 しばらく車道を行くと、左手に石段が見えるので登って行く。成君寺の山門を潜ると、苔むした竜が出迎えてくれる。
 
  
 山門には、仁王さまが安置されている。随分と古い像に見える。
  
 成君寺には、仮設のトイレもあり、一服して行く。境内には、山城一揆を起こした11か村の庄屋の頌徳碑がある。
 首塚に寄って見たいので、亀女にどうすると聞いてみたら、待っていると言う。首塚まで、200mとあるが、結構
 長く感じる。
 

モリアオガエルの卵

ニワゼキショウ
  
 本郷村庄屋、北野孫兵衛の首塚は、ひっそりと立っていた。冥福を祈り、成君寺へ引き返す。亀女が良いもの
 を見つけたと言うので、指さすほうを見ると、手水鉢の上の木に、モリアオガエルが、たまごを産み付けている。
 うまく、水の中に落ちてほしいものだ。境内には、ニワゼキショウが咲いている。
 

右に進むと北側から登れる
  
 境内の右手裏から成君寺山を目指す。すぐに分岐するが、標識通り左に登って行く。この時は、帰路ここで
 合流するとは、思っていなかった。植林の木立の中を緩やかに登って行く。
 

サワギク

お手製の案内板
  
 段々、急登になり、ジグザグに登って行くと、山頂まであと、20分の消えかけた案内板がある。更に登って行くと
 突然電話が鳴り出し、長い業務連絡が入る。・・・大岩の横を通りしばらく登ると、前方が明るくなり・・・

何だろうか?

山頂
  展望所に出る。ここまで、暗い植林の登山道なので、この展望所は有難い。本郷の街並みを眺めて一服する。
 展望所から、少し藪ぎみの道になりすぐに、成君寺山頂に着く。
 
  
山頂は、羅漢山の展望所になっている。

 
北から東の山並み


東から南の展望
 
  
 山頂は、ベンチや展望台が作られているが、流石に梯子は登る気がしない。木の上の展望台に登って見たが、
 本郷の街並みが見える位で、変わりばえしない。
 
  
 山頂を後にして、北の毛利軍が攻めて来た道を降りて見る。こちらは、雑木の明るい道が続く。

ミヤマシキミ
  山頂から、北登山口まで530m位の道のりで緩やかに降りて行く。しばらくすると、車道に降りて来た。

車道から北登山口を振り返る

車道正面の案内板

北登山口をUの字に降りる
  以前、この車道を降り周遊した事があったので、今回もその心算だったが、ふと見ると、登山道の横に道が続い
 ている。この道は、成君寺に続く道と確信して、山道を降りて行く。
 
  
 谷筋を降りて行くと、水量が多くなり、水が道を降って行く。綺麗に整備された道が続く。

ウシハコベ

成君寺境内
  中国自然道だった。通りで良く整備されているはずだ。難なく成君寺まで戻り。楽しい成君寺山周遊の旅は終
 わりに近づく。やはり北側から攻めた方が、この山城は攻めやすい。北からだと簡単に登れる。


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