法師山 906m

島根県鹿足郡吉賀町柿木村福川



法師山


2021年3月9日(火) 天気 曇り


道の駅願成就温泉(9:51)~19分~林道終点(10:10)~32分~沢渡(10:42)~20分~尾根(11:02~11:06)~23分

~大岩尾根(11:29)~29分~土塁(11:58)~16分~法師山(12:14~13:01)~81分~道の駅願成就温泉(14:22)

所有時間 4時間31分


概念図

 

道の駅願成就温泉

法師山は島根県と山口県の県境の山ですが、厳密に言うと島根県の山になります。しかし山口県側から登るので山口県の山と言ってもその辺は大目に見て頂きたい。笹の勢いが強くならない内にと思い登って来ました。伐採地が広がり山道への取付きが分かり難かったのと、沢を渡ってからの尾根に上がるまでの笹の急登が印象的でした。三等三角点は笹に隠れて中々見つかりませんでしたが、幸運にも三角点を踏んで見つける事が出来ました。山頂の周りを刈って撮った相方の顔が誇らしげでした。



道しるべ

  道の駅願成就温泉に来るのは久しぶりで、リニューアルされ綺麗になっていた。臨時駐車場に停めて林道船方線を登って行く。
 のんびり歩いて行くと、伐採された所にアベマキの大木が残されている。林道終点付近は更に大規模に伐採されている。
  伐採地の一番奥まで行き、杉の木のテープを確認して左に曲がる。振り返ると野坂山、ダンバラ山が望める。
  伐採の境を行くと分岐するが右の境を行く。(※私は左へ行ったので修正しながら山道と合流した。)やがて道の左手に苔むした
 岩郡が見えて来る。更に山道を行くと尾根に上がる道と分かれるが谷筋を行く。

尾根に上がれそうな道(※未確認)
  左手に谷を見ながら進んで行き沢を渡る。渡った左手には尾根に上がれそうなテープの付いている道があるが地図に従い
 右岸を登る。
  谷道は若干倒木がある。持参した法師崎さんの地図を確認して、上がりやすい所から適当に左手の斜面に取付く。もの凄い急登を
 笹を掴みながら登って行く。

支尾根合流
  やがて連続テープが現れた辺りから若干緩やかになるが、笹藪はまだまだつづく。笹の急登を15分も登ると尾根に上がる。
 尾根を登って行くと支尾根に合流する。(※帰路はこの支尾根から降りて見たが少し笹漕ぎが少なかった程度で大差ない。)

支尾根出合

支尾根出合(帰路の写真)
  尾根道を登って行くと、再び支尾根に出合う。テープを確認して右に登る。(※帰路うっかり右に降りそうになるので注意。)
  歩きやすい尾根道を登って行くと目の前に大岩ピークが見えて来る。巻道があり尾根に上がると、津和野の町が枝越しに望める。
  左手に法師山を枝越しに見ながら登って行くと笹藪に突入する。

県境
  すぐに終わるかと思っていたが、県境の近くまで笹藪はつづく。

土塁

主尾根分岐
  土塁を越えて主尾根分岐を左に曲がり、植林帯を土塁に沿って登って行く。やがて山頂付近で少し藪を漕ぐ。山頂付近は棘が
 伸びていて剪定鋏で切ながら進むと、白い三角点を示す木杭が見える。
 

基準点名 法師
  三角点を探したが笹藪で見つからない。暫く探していたら、何か堅い物を踏む。笹をかき分けると何と三角点だ。三角点の周りを
 刈り、相方の登頂記念写真を撮る。帰路の笹藪の尾根道はテープを確認しながら降りないと、間違った支尾根に迷い込みやすい。
 法師山は危ない所はないが、これから笹の勢いが増すと、益々手強くなると思う。島根県側からだと割と簡単に登られるようだが
 やはり笹漕ぎをして登りたい山だ。



home  2021