宝田山 416m

岩国市美和町釜ヶ原



小瀬川貯水池から望む


2019年4月1日(月) 天気 ⛅一時⛄ 強風 単独


小瀬川ダムP(10:13)~7分~登山口(10:20)~15分~急登取付き(10:35)~25分~宝田山(11:00~11:10)

~20分~急登取付き(11:30)~5分~鞍部(11:35)~13分~真砂大岩(11:48)~11分~展望岩(11:59)

~8分~展望所(12:07~12:22)~19分~分岐(12:41)~25分~登山口(13:06)~9分~小瀬川ダムP(13:15)

所有時間 3時間02分


概念図

 


小瀬川貯水池P


ふたりの桃源郷の場所と、その裏の天狗山に登りたくて美和総合支所に詳しい事を聞きに寄って来ました。天狗山への道は無く、お勧め出来ないとの対応でした。桃源郷からのルートは後日検討する事にして、今回は宝田山から西尾根に取り付き、主尾根から南下して天狗山へと考えて登りましたが、風が冷たく寒いのなんのって、おまけに雪も降り出しました。展望所の所まで行き「今日はこの辺で勘弁んしてやるか!」と呟き、大展望に満足して引き返しました。真珠湖温泉の裏山は桜の花で埋まっていました。


道しるべ

  小瀬川ダムの手前の駐車場に停めて、準備をしていたら雨が降り出した。見上げると雨雲がかかっている。しばらく
 待っていたら晴れて来た。ダムを渡ると先日登った二代木山が見えて来る。ダムの先には宝田山が見える。突き当り
 を右に桜を見ながら行くと、右カーブの先にカーブミラーがある。

  ここが登山口となる。登山道は良く歩かれている。谷の右岸を登って行くと、広くなった場所の先左手斜面に・・・


宝田山取り付き
  一直線に踏み跡が宝田山に向かって上がっている。鞍部から取り付く事も考えたが、折角なのでこの急斜面を楽しむ
 事にする。足場を固めて一歩一歩登って行く。
 

ラスボス岩
  最後まで急登だったが、やがて空が見えて来る。山頂に上がると大岩があり、更に先にはもう一つ大岩が待っている。
 ラスボスと言った所か・・・
 
  ラスボス岩に上がると、三倉岳・瓦小屋山・冠岳などが見える。ラスボスの先に四等三角点があり、小さな指標が
 枝に下がっている。


白滝山・大師山
  三角点の先には南の展望が開ける。忠四郎山、傘山などが見えているはずだが同定出来ない。右手には白滝山と
 大師山
が見えている。拡大すると大師山が尖って見える。西にはこれから登る尾根が枝越しに見える。


鞍部
  山頂の景色を楽しんでいたら、俄かに雪が降って三倉岳・瓦小屋山を隠す。急いで山頂を後にする。斜面取付きまで
 降りて鞍部に向かう。斜面取付きから鞍部までは、倒木があるが良く見ると道が分かる。鞍部からは左手に宝田山に
 登る道がある。右手の尾根に登って行く尾根に上がると、はっきりとした道がある。右に曲がりながら降って行くと、
 鞍部(分岐)に着く。※下山時ここをうっかり北東に降りたが問題ない。


鞍部(分岐)
 鞍部から登って行くと、やがて松の又の向こうに真砂の大岩がある。先程宝田山から見た西尾根の白く見えた所だ。

展望岩
  ここからの展望も良い。途中から右に巻ながら登って行く。真砂大岩の上に上がると境界標の杭がある。羊歯の道
 を登って行くと岩が現れる。岩の上からは胸の空くような展望が広がる。

 
 北から南の展望が広がる / 東に冠岳・三倉岳・瓦小屋山、手前に宝田山


北方面

冠岳

白滝山・大師山
  北方面は雪雲が覆っている。冠岳は登りやすく展望も素晴らしい。南には白滝山と大師山が見える。ゆっくりとしたい
 所だが、とても寒くまた雪が降り出した。


真砂尾根先端
  海岸ではないが白砂青松のような場所を通る。馬の背のように狭い所もあるので注意して行く。目の前の三角の山
 が▲459だろうか。真砂尾根の先まで行き、ここでランチにする。先程と同じ展望が開ける。眼下には小瀬川ダムが
 見える。しばらく至福の時を過ごして、大展望に満足して引き返す事にする。

 真砂尾根を引き返す。途中手前鞍部から谷沿いに降りたが、倒木が多くなったので左の尾根に逃げる。尾根を降って
 行き谷が近くなった所から谷を渡り上がると往路に出る。ダム上からは真珠湖温泉の山際に桜の園が見渡せる。

 駐車場に戻り、天気の回復するタイミングを見て、桜の山際の近くに行って見た。桜の花は魔力があり、西行法師も
 「ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ」と詠んでいる。 



home 2019