東鳳翩山 734m ショウゲン山 711m

山口市上宇野令・萩市佐々並/萩市佐々並


東鳳翩山からショウゲン山を望む


2016年1月4日(火) 天気 曇りのち雨 夫婦

P~13分~二ッ堂登山口~42分~ナマナマ分岐~22分~二ッ堂分れ~23分~東鳳翩山        合計時間 1時間40分

東鳳翩山~27分~699~20分~ショウゲン山分れ~6分~ショウゲン山                  合計時間     53分

ショウゲン山~9分~板堂峠~5分~県道62~26分~六軒茶屋跡~26分~ナマナマP~12分~P  合計時間 1時間18分

総歩行時間 約3時間50分


概念図


地図

錦鶏湖駐車場


二ッ堂コースから東鳳翩山へ登り、中国自然歩道をショウゲン山へ縦走して、萩往還経由で周遊して来ました。東鳳翩山は人気の山で多くのハイカーでにぎあっていました。ショウゲン山への縦走路から先は静かな山歩きを満喫しました。雨の萩往還も風情があり良かったですよ。



道しるべ


錦鶏湖駐車場

東鳳翩山二ッ堂登山口
  錦鶏湖道路沿いの駐車場に停めて、二ッ堂登山口へと向かう。今まで全部ナマナマコースからで、二ッ堂コース
 から登るのは初めてなので新鮮な感じがする。
  
 登りはじめは少し急だが、あとは緩やかな良く整備された登山道が続く。大きく九十九折れに登って行くので、楽に
 登れる。
 

東鳳翩山
  
 途中何組かの下山してくるお年寄りの方と出会う。皆さん元気に挨拶される。登り始めて30分で、東鳳翩山が見
 える尾根に出る。ここからしばらく平な道が続く。すぐにベンチがあり休憩して東鳳翩山を眺めるようになっている。
 
  
 さらに進むと、またベンチがある。東鳳翩山方面は見えないので素通りする亀女を呼び戻す。反対方面に錦鶏湖
 その先に大平山・矢筈ヶ岳が望める。平な道を進んで行くと、すぐにナマナマコース分岐に着く。亀女が何か覗き
 込んでいる。
 
  
 ナマナマコースの倒木が取り除かれて整備された事と、ナマナマコースから東鳳翩山・板堂峠・萩往還経由の
 周遊をお勧めルートとして紹介している。分岐から東鳳翩山へ向けて、美しい杉木立の道を登って行く。木段を
 登ると・・・
 

二ッ堂分れ

山頂直下の肩
  
 二ッ堂分れに着く。ここで一服して行く。先客がおられたので、ご挨拶をすると、ナマナマコースから登られたとか。
 二ッ堂分れからは、木段が3か所あり最後の頑張りどころだ。山頂直下の肩を過ぎると・・・
  
 
山口市内の展望が開ける
 
 
 東鳳翩山山頂からは、360度丸ごと見渡せる。山口県の中央部にある山なので、北東に十種ヶ峰や島根県の
 青野山、東に蕎麦ヶ岳・真田ヶ岳、南に瀬戸内海・キララドーム、西に花尾山・一位ヶ岳から白滝山の稜線まで
 望める。
 
 
北から東の展望 / 男岳・ダツヤ山・ショウゲン山・十種ヶ峰・青野山etc
 
 
東から南の展望 / 山口市内の先に防府方面大平山・矢筈ヶ岳・瀬戸内海、南にキララドームetc
西から北方面は人が居られたので後で撮ろうとしたが忘れてしまった。最近はこんな事がよくある。 
小郡方面とその先にキララドーム  北西に秋吉台・桂木山・花尾山etc  北東にこれから向かうショウゲン山
その先に十種ヶ峰・青野山 
 山頂で先程のご夫婦と話をする。小野田からの山登りのベテランさんで、花を目当てに全国の山を登っておられる
 そうだ。 
  ナマナマコースから降りられるご夫婦と別れ、「21世紀の森へ登山口まで50分」の看板方向へと登って行く。
 いきなりの木段が続くが、登り切ると気持ち良い尾根歩きになる。

699
  
 しばらく行くと、前方に699のピークが尖がる。肉眼でピークに上がる木段が見える。一旦降り登り返すと、699
 のピークに着く。

錦鶏湖と山口市内
  
 699からは、南に錦鶏湖が正面に見える。丁度半分来たと言う事か。ベンチもあり一服して行く。「ゴミ持は持ち帰
 かえりましょう」の看板の下に、持ちカエルがいる。
  
 一服してショウゲン山を目指して降って行く。二つコブを越えて行くと、ベンチの横に21世紀の森の説明板と、

ショウゲン山分れ

ショウゲン山その先の鉄塔が目印
  板堂峠1.2kmの道標がある。そこからすぐに、ショウゲン山分れに着く。まず、ショウゲン山に向かう。6分で
 ショウゲン山に着く。標識がなければ、通り越してしまいそうな頂きだ。その先にKDDの鉄塔がある。
  
 四等三角点と、消えかかった標高七一一Mを確認する。北西にダツヤ山と男岳が枝越しに見える。ショウゲン山
 分れまで戻り急な坂を降って行く。

前方に鼓ヶ岳
  木段での下りがどこまでも続くように思える。途中雨が降ってきたので、雨具を着て、耐水性のコンデジに変える。
 ドンドン降り、少し登り返すと東屋がある。

板堂峠
コンデジの紐が映り込む
  道横に板堂峠0.4kmの道標がある。ここからコブを登り、降ると板堂峠が見えて来た。ここから東鳳翩山までは、
 2.9kmの標識がある。

キンチヂミの清水
  板堂峠には、砂利がひいてあり滑らずに歩ける。すぐに県道62に降りて、道路向かいの階段を上がって行くと、
 歴史の道・萩往還が続く。砂利道と石畳の道を降って行くと、キンチヂミの清水に着く。
  
 説明板を読むと、岩盤から涌いた清水が冷たいのでチヂミあがるという事でキンチヂミと付けたそうだ。側に天下畑
 まで1500m・六軒茶屋跡まで800mの標識がある。緩やかにカーブを降ってくと、7分で一貫石に着く。
  ここの説明板も面白い、一貫文を入れた財布を置き忘れたが、だいぶ経ってここを通ると財布が残っていたと言う
 話だ。更に降って行くと一の坂一里塚跡に着く。ここが萩往還(萩唐樋札場と三田尻船場)の中間点と書いてある。

六軒茶屋跡

六軒茶屋跡、県道62側から見た所
  石畳を降って行くと、六軒茶屋跡に着く。ここはトイレもある。

天下畑まで900m
  六軒茶屋跡からすぐに県道62号線に降りる。降りた向かいには駐車場がある。県道62号を渡り萩往還を降りて
 行く。竹林の石畳を降ると・・・
  落葉の石畳に変わる。中々風情がある。以前石畳が滑りやすかったのだが、一部砂利が入れてあり歩きやすく
 なっていた。それでも滑るので雨の日は特に注意したい。

錦鶏の滝・ナマナマコース駐車場

降りた道を振り返る
  上天花の集落が見えてきたら、錦鶏の滝・ナマナマコース駐車場までは近い。萩往還は歴史をたどる道、是非一度
 完歩してみたい。



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