日晩山(ひぐらしやま) 744m

益田市波田



真砂地区から望む



2016年9月21日(水) 天気 ⛅ 夫婦


公民館~25分~猿田彦大神~30分~日晩峠~64分~第二P~12分~日晩山   合計時間 2時間11分

日晩山~26分~馬の鞍~30分~蛇滝観音~11分~広場~17分~公民館     合計時間 1時間24分

合計歩行時間 3時間35分


概念図
 

 



地図

真砂地区振興センター(公民館)


島根県の分県登山ガイドを眺めていたらどうしても登ってみたくなり益田市波田に向かいました。日晩山は744mの低山ですが、幾つものピークがあり結構歩き応えのある山です。山頂には展望台があるのですが、木が伸びていて良く見えません。しかし里山の良さが凝縮されたような山でした。



道しるべ


真砂地域振興センター
兼、真砂公民館
 益田からR191を匹見方向へ向かうと、県道54号線の標識があるので右折する。しばらく行くと真砂〇〇の標識
 があるので左に入って行くと、すぐに真砂地域振興センター(真砂公民館)がある。駐車場を確認すると、「ここに停
 めてください。」と親切な対応を受ける。トイレも使わせて頂く。おまけに日晩山の概念図までコーピして頂き恐縮す
 る。「反時計回りで周遊する方が楽ですよ。」との親切なアドバイスも受ける。
  アドバイス通り公民館の前を右に進むと、すぐに手書きの案内板と道標があるので、左に入って行く。境内に
 天満宮と八幡宮があるお宮にお参りして、民家の横を通り日晩峠に向かい登って行く。
  竹林を過ぎ、切通の道を登って行く。雑木の広い道で気持ち良く歩ける。しばらく行くと、真砂保育園等の標識
 や、洗川観音の標識がある。その先に猿田彦大神の鳥居と石碑がある。

タマゴダケ
  参拝して峠への道を登って行く、この道はやたらキノコが多い。名前が分からないキノコが多い。あとで調べる
 のが面倒なので知っているキノコだけ写して行く。
 

カサタケ

オヤマボクチ

ヤマジノホトトギス
 ・・・ 

ノブキ
  谷を詰めながら登って行くと、道の至るところにノブキが群生している。【斗舛石の清水】と書かれた案内板があり
 清水がチロチロ流れていた。

キバナアキギリ

日晩峠
  峠の手前に戸のないトイレがある。昔中国を旅行した時の桂林の人民公社のトイレを思い出す。今はもうあんな
 事はないと思うが・・・そんな事を考えていると、日晩峠に着いた。峠と言っても他の道は潰れている。以前は
 益田~匹見~安芸街道の名所だったようだ。
  三角点まで2300Mの標識を見ながら、まだまだ先は長いなと思う。歌塚の説明を目で追い先を急ぐ。
  ・・・

比礼振山
  ここには東屋もあり、波田の里と益田方面や日本海が望める。

ヤマハッカ
  東屋からは、緩やかに登り幾つものピークを越えて行く。

ツルニンジン
  所々に山頂までの距離を示した標識があるので心強い。それにしても山道の100mは長い。少し笹が生い茂る
 道もあるが、全般的には快適に歩ける。

ツルリンドウ

シラヤマギク
  赤松の木も多い。亀女が「オクトプレミアム」と訳の分からない呪文を叫んでいる。この呪文で松茸が見つかる
 そうだ。

アキチョウジ
  自然林の林に癒されて静かな山を楽しむ。

オトコヨウゾメ
  1000Mの鞍部を登って行くと、やがて木段が現れる。登り切ると左へ曲がり、また登って行く。

第二展望台
  長い木段を登って行くと、やがて500Mの標識を見て、開けた所に出る。

大神ヶ岳・赤谷山の稜線
その右に安蔵寺山
  第二展望台の看板が落ちて木に立てかけてある。展望はほとんど無く辛うじて、大神ヶ岳から赤谷山の稜線や
 安蔵寺山が見える。磁石で確認すると、南方面なので間違いないと思う。やっと日晩山が見えて来たので先を急
 ぐ。
  登り返して展望台のある日晩山(第一展望台)に着く。方向を示す同定板もあるが、木が伸びていてすつきりと
 した展望は得られない。
  亀女も展望台に上がったがすぐに降りて来た。続いて上がって見たが、日本海の手前に白い煙突が見えるだけだ。
 天気も怪しくなり霞んですつきりとは見えない。

恐羅漢方面とあるが?

春日山?
  仕方ないの先程通って来た第二展望台を写して、木の間から望遠で山々を撮るがどの山が何かさっぱり分から
 ない。

広見山方面?

ハギ

ヒヨドリバナ
  山頂に咲いている、ありきたりの草花を写して、🍙を頬張り山頂を後にする。
  山頂から第三展望台の案内板があるが、道は潰れていたので、そのまま蛇滝広場方面に降りて行く。谷筋を
 降りていくと、沢を幾つか渡る。下流に行くにつれて段々沢が広くなり水量も多くなる。

シロオニタケ
  谷の高巻を通って・・・
  やがて馬の鞍と貰った概念図に書いてある分岐に着く。左の近道を降って行く。

ツチアケビ

タマゴダケ
  ジグザグに降りて行くと、お宝を発見する。
  坂を降りると滝のある沢を渡り、登って行く。
  登り切ると、小滝を見ながら降って行く。
  自然林の気持ち良い道が続く。やがて馬の鞍からの分岐の古びた案内板?が転がっていたが、道が見当たら
 なかった。水量の多い沢を登山靴を濡らしながら慎重に渡って行く。さらに降りて行くと・・・
 

蛇滝観音堂
  蛇滝観音堂の標識がある。折角なので寄って行く。50Mが長い。途中水子供養の石仏があるので亀女は、
 これじゃないと言って待っていると言う。工事現場の仮設の階段を登って行くと立派な滝が現れて、その先に
 観音堂がある。

蛇滝

蛇滝
  観音さまに手を併せて、降りて行く、水子供養の石仏に手を併せて蛇滝と書かれた岩を過ぎて分岐に戻って行く。
  分岐から沢を二つ渡ると、東屋のある広場に降りて来る。

蛇滝ふれあい広場
  ここにも、戸の壊れたトイレがある。車道を左手に堰堤を見ながら降って行く。
  T字路に所に「古えの大蛇の住し蛇滝をば訪れん人の道しるべ」との石碑があり・・・
  側に日晩山登山入口の道標がある。車道を歩いて行くと、やがて公民館に着く。鈴の音で分かったのだろうか
 親切な事務員さんが、山のようすを聞かれて挨拶された。少しだけお話してHPの書いた紙をお渡しした。里山の
 良さを感じさせる山なので、しっかりアピールしようとしたら写真が多くなってしまった。真砂の人は暖かかった。



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