東赤石山 1706m 八巻山 1698m

愛媛県新居浜市別子山



登山道から東赤石山を仰ぎ見る


2019年5月3日(金) 天気 ⛅一時雷・霰 PR隊


筏津山荘跡P(6:57)~5分~筏津登山口(7:02)~20分~瀬場分岐(7:22)~48分~瀬場谷分岐(8:10)~134分~

権現越分岐(下)(10:24)~32分~赤石越(10:56)~10分~東赤石山(11:06~12:12)~40分~八巻山(12:52~13:01)

~38分~赤石山荘(13:39~13:45)~103分~瀬場谷分岐(15::28)~59分~筏津山荘跡P(16:27)

所有時間 9時間30分


概念図

 


筏津山荘跡P


四国遠征の一日目は東赤石山に登りました。東赤石山は山野草の豊かな日本200名山です。以前西赤石山から縦走し疲れて、東赤石山直下の分岐で降りた苦い経験があります。今回やり残した宿題を片付けるために登って来ました。山芍薬、アケボノツツジに出会い。東赤石山の山頂からは、素晴らしい展望が待っていました。



道しるべ


筏津登山口
  道の駅マイントピア別子で山友さんと待ち合わせて、車中泊し筏津登山口に向かう。約45分の道程だ。筏津山荘
 (現在建物は解体されている)の駐車場から、約5分歩いて筏津登山口に向かう。
 

瀬場分岐
  植林帯を登って行くと、約20分で瀬場分岐に着く。ここで追い越して行かれた人から飴を頂く。長丁場なので水を
 補給して行くのも良い。

  新緑が美しい。登って行くと段々急になり右手は切れ落ちている。しばらく行くと山の斜面に山芍薬が群生している。


瀬場谷分岐
  丸太橋の手前に降りる道があり一息入れて行く。ここの山芍薬はまだ蕾だ。丸太橋の先が瀬場谷分岐になる。
 尾根道コース(右股)を行く。ちなみに左股は赤石山荘経由で東赤石山まで、3時間30分の道標がある。

  尾根を巻きながら登って行く、振り返ると深い谷沿いを登って来た事が良く分かる。美しい滝を見ながら登って行き
 沢を渡る。

  沢を渡ると大きな炭焼き跡がある。谷の左岸を登って行き再び沢を渡ると・・・

  雑木の岩場を登って行く、この辺りからアケボノツツジが出迎えてくれる。青空でないのが残念だが、少し登山道を
 離れた所に咲いている。まだまだ東赤石山は遠くに見える。


権現越分岐
  タムシバが残っている。権現越・二ツ岳分岐を過ぎて登って行くと、巻道になり平家平・冠山・ちち山が見えて来る。

  赤石山荘分岐を右に登って行くと、巨岩に人が登っているのが見える。しばらく岩の上で休憩していたら、山友さんも
 登って来られた。

  
 巨岩の上からは四国の屋根が見える。


西赤石・八巻山分岐

西赤石・八巻山分岐
  巨岩のその先が西赤石・八巻山の分岐で、ここから10分で東赤石山に着く。東赤石山(最高点)は狭いので代わる
 代わる写真を撮り、すぐに東に向かって行かれる。


八巻山

権現山
  私達も最高点で八巻山の写真を撮り、更に100m先の三等三角点のある東赤石山に向かう。こちらの山頂は広く
 大勢の登山客がゆっくりと山頂からの展望を楽しんでおられる。権現山は瀬戸内からガスが湧いて登って来る。

 
 山頂からは四国の屋根が見えているが周辺の地図を持って来てないので同定出来ない。

  東赤石山を後にして八巻山に向かう。西赤石・八巻山分岐を過ぎると岩登りになる。近くに見えるが分岐から約30分
 で八巻山に着く。


八巻山
 八巻山には八巻大権現が祀られている。八巻山を後にして赤石山荘に降りて行く。眼下に赤石山荘の屋根が見える。

  皆を先導して岩の白くなった跡を降りて行くが、途中岩の割れた難所がある。亀亀もテンションが上がっていたのか
 難なくクリアして降りて来る。その先から振り返ると、岩場右手から降りる道もあるようだ。少し降りた所から八巻山を
 振り返る。岩場の鞍部からは、赤石山荘に降りる明確な道がある。


東赤石山分岐
  赤石山荘宿泊は予約すれば宿泊も出来るが、来年には閉鎖されるようだ。おばさんが出て来られて存続の署名を
 お願いされた。西赤石山から東赤石山に縦走するには必要な山小屋になる。山荘前で一息入れて、左股を降りて
 行く。

  沢を渡り谷沿いを降りて行く。一旦植林帯を降り再び谷沿いを降りて行く。先程から雷が鳴って、ぽっりぽっりと雨が
 降り出した。オニューのコンデジをしまい、防水用のコンデジを取り出し、雨具を付けて降りて行く。橋が架かっている
 が体重制限がありそうだ。

  左の尾根に取り付き巻道を降りて行くと、アケボノツツジが枝越しにかたまって咲いているのが見える。再び植林帯
 を降って行く。


瀬場谷分岐
  やがて自然林の道を降って行くと、雷が落ちた音がして霰が降って来た。しばらく降りると、瀬場谷分岐が見えて
 来た。分岐で皆さん雨具を付ける。筏津登山口に降りて来ると雨が止んでいた。東赤石山は登り応えがあり展望
 からの景色が雄大な山だった。



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