神峰山(般若寺) 280m 杵崎山 342m

熊毛郡平生町宇佐木 / 柳井市伊保庄



般若寺仁王門


2022年1月4日(火) 天気 曇


般若寺P(9:57)~11分~神峰山(10:08~10:15)~20分~杵崎山(10:35~10:37)~25分~般若寺事務所(11:02)

~12分~奥の院(11:14)~11分~毘沙門天(11:25)~7分~本堂(11:32)~16分~般若寺P(11:48)

所有時間 1時間51分


概念図

 

般若寺駐車場

山友さんに貸して頂いた周防アルハイク(安倍正道著)の神峰山のページを読むと・276mのピークを目指して登ったと書かれていますが、同書地図には神峰山280mと書かれています。文章を熟読すると、八十八ヶ所参道の山が神峰山(最高点奥の院)に違いないと思い確かめに行きました。序でに未踏の杵崎山に登りました。般若寺は聖徳太子の父、用明天皇と般若姫夫婦を祀る寺です。熊毛王との謂れも有りそうなので、興味のある方は般若寺のHPをご覧ください。



道しるべ


琴石山(拡大可)
  般若寺の駐車場からは琴石山が良く見えます。まず神峰山を確かめるべく室津半島スカイラインを・276mに向かいます。
 般若寺の看板の先の右手の広い所から下を覗き込むと、踏跡があり石仏が一体安置されています。こちらからも登って
 いたようです。

276mピーク
  道路からすぐの・276ピークは少し広くなっています。すぐ下には反射板があります。山頂周辺を歩き回ると、仏石のような石が
 ありましたが、やはり般若寺の場所からすると神峰山とは違うようです。室津半島スカイラインを南に行くと、「ポイ捨て禁止!」
 の看板がありそこから山道に入ります。

基準点名 杵崎山
  すぐに赤テープを見つけ尾根沿いに登って行くと、すぐに杵崎山に着きます。杵崎山は三等三角点があります。
 個人の山なのか入れないようにテープが張ってあります。展望もないのでテープの向こうから写真を撮り、すぐに下山します。
  般若寺に入ると、孫と同じ名前のみさき観音が迎えてくれます。みさき観音の後ろには、般若姫伝説の絵と説明書が貼られて
 います。受付所から橋を渡り、四国八十八ヶ所の参道を登って行きます。

田布施方面

平生町方面
赤子山(右)・石城山(その右奥)
拡大可
  綺麗に掃かれた参道を登って行くと、鳥居のある展望所からは田布施方面や平生町方面が見えます。

奥の院
  更に上に登って行くと、奥の院があります。この辺りが一番高く、GPSの標高では278mになっています。
 

大島大橋(拡大可)
  奥の院を降り毘沙門天のある展望台に着きました。ここからは柳井市や周防大島が望めます。

般若寺本堂
  更に降って行き本堂に戻って参りました。本堂には第八十八番医王山大窪寺と、第一番笠和山霊山寺の石仏があります。
 みさき観音に戻り、仁王門に降りて行きます。

吽形

阿形

平生町(拡大可)
  仁王門には鎌倉時代の金剛力士立像が安置されています。ここからは平生町の中心部が望めます。

十王堂

観音堂
  十王堂の閻魔さまは、「いつもみとるぞ!!」と、行状を鏡に写すらしい。「恐ろしや」
 十王堂を後にして石段を登って行くと、観音堂に着きます。観音堂にお詣りして周回して行きます。
  銅鐘は十三世紀に作られたものです。江戸時代の用明天皇と般若姫の供養塔に降り、瀬戸内海の干満によって水位が変る
 と言われる龍神池の先から駐車場に帰って来ました。やはり神峰山は奥の院のある山と思いました。



2017年4月3日    神峰山(般若寺)


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