花尾山 669m

長門市渋木



嘉万分岐から望む


2017年12月28日(木) 天気 ⛅ Kさん


路肩駐車(9:53)~7分~登山口(10:00)~24分~嘉万分岐(10:24~27)~18分~渋木分岐(10:45)~8分~山頂(10:53~11:37)

~5分~渋木分岐(11:42)~2分~第二湧水(11:44)~11分~嘉万分岐(11:55)~12分~登山口(12:07)~6分~路肩駐車(12:13)

所有時間 2時間20分


概念図

 


別府コース登山口


Kさんのリクエストで花尾山に登って来ました。「山口県西部の山で、一番好きな山は?」と聞かれたら間違いなく花尾山と答えます。山容の美しさと、山頂からの展望は、西部から中央部の名だたる山が見渡せます。広い山頂にある、立派な二つの基壇と、その上に祀られている石像が、何とも言えない歴史の重さを感じさせます。目にした「別府小学校閉校記念登山」の真新しい文字の立て看板が惜別を誘います。


道しるべ

  県道31号線を秋芳町別府から於福に向かうと、花尾山の立派な看板があるので、嘉万市方面に向かう。


分岐左の主道

別府コース登山口
  しばらく車を走らせると、二又になり左の道を行くと多々良池がある。その先凸凹道になったので、たたら製鉄遺跡
 の路肩に停めて歩き始める。たたら跡にはミツマタの花が咲いている。枝道があるが大きな道を行くと、登山口に
 着く。


取付き
  頂上まで1,2kmの表示がある。林道の先に尾根に取り付く登山道があるので右に登って行く。

  いきなり急な坂がつづく。15分も頑張れば道が緩やかになり・・・

  嘉万分岐に着く。ここからは花尾山山頂が垣間見える。


荒ヶ峠分岐を振り返る
  急な坂をひと登りすると、テープのある分岐に着く。荒ヶ峠に降りる分岐のようだ。緩やかな道を・・・

  降り登り返すと、第二湧水と書かれた板が転がっている。

  帰路、寄って見たが水は枯れていた。湧水の案内板からは、最後のカヤトの登りが見える。湧水案内板の先に
 渋木への分岐がある。(市ノ尾コース分岐)

  カヤトの急な道を登ると、広い山頂が迎えてくれる。手前の基壇の上には蔵王権現が祀られている。

  
 東から南、南から西にかけての展望

 
 東から南にかけての展望
桂木山・秋吉台・東西鳳翩山・荒滝山

 
 南から西にかけての展望
美祢市・華山・狗留孫山・雁飛山・堂ヶ岳

桂木山・如意岳

秋吉台

荒滝山
  東には、桂木山その手前が如意岳、桂木山の向こうに鯨ヶ岳が見える。秋吉台の向こうには東西鳳翩山が見える。
 南を見ると荒滝山から日ノ岳、その向こうに瀬戸内海が輝く。


雁飛山・堂ヶ岳

華山・狗留孫山
  東には雁飛山・堂ヶ岳が見え、その先に華山、狗留孫山が見え、さらにその先には鬼ヶ城山の山容が見える。
 展望を楽しんで、奥の基壇に向かう。

 
 西から北にかけての展望


一位ヶ岳・白滝山・天井ヶ岳

草添山?
  西に目をやると、一位ヶ岳から風力発電のある白滝山から天井ヶ岳の稜線が望める。その右隣の大きな山は、
 草添山だろうか・・・


深川湾

高山・雨乞岳

奥の基壇
  北には深川湾から青海島が見え、青海島にある高山や、その手前の藪を漕いだ雨乞岳が懐かしい。


景清洞トロン温泉
  山頂入口には別府小学校閉校記念登山の看板がある。ここにも過疎の波が打ち寄せている。下山後、景清洞トロン
 温泉で汗を流した。初めて登ったKさんも大満足だった。やはり花尾山は人を感動させる名山だ。今年は、本谷コース
 から市ノ尾コースも周遊したし、花尾山を堪能した年になった。


2017年3月1日 本谷コース・市ノ尾コース
2012年3月14日         別府コース



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