伯州山 1045m

岡山県苫田郡鏡野町


2016年4月29日(金) 天気 曇り/霧雨 夫婦


(AM8:52)P~5分~登山口~16分~分岐1~14分~分岐2~36分~伯州山荘~7分~伯州山 合計時間 1時間18分

伯州山~6分~伯州山荘~33分~沢~6分~分岐3~7分~分岐1~33分P(AM11:38)     合計時間 1時間25分

総歩行時間 2時間43分


概念図

 


地図

赤和瀬渓谷分岐から伯州山へ


昨年に続きイワウチワを見に行ってきました。昨年は終わりかけていたので、昨年より5日早く行ったのですが、ほとんど残っていませんでした。それではと思いサンカヨウに期待して、滝谷コースから降りて見ましたが、こちらの方は少し早くて蕾の状態でした。それでも霧のブナ林幻想的で楽しめました。



道しるべ


次の分岐を左へ
ロールオーバー
  4月28日の11時に熊毛を出発して、時間調整のため大竹ICから山陽自動車に乗る。安佐SAで昼食を取り中国自
 動車院庄ICで降りて、奥津温泉東和楼へ3:30過ぎに入る。翌日R179を人形峠に向かい、赤和瀬渓谷を右に入る。
 奥津温泉から20分弱で登山口へ着く。駐車スペースには姫路ナンバーの車が1台停まっている。

登山口

ヤマナシ

ヤマナシ
  今朝は物凄く寒い、レインウエアの下にフリースを着こむと窮屈だ。「おっとう~そのカッパわたしのだよ」「・・・」
 こんなうそのようなパプニングがあり、駐車スペースから少し戻り登山口から林道を登って行く。しばらく行くと桜
 の様な木がある。帰路出会ったご夫妻にヤマナシの木と教えてもらった。
 
  
 山野草を探しながら歩くが、キクザキイチゲやイワナシはない。寒々とした林道を登って行くと・・・

分岐1を右に

イワウチワ
  
  滝谷コースと、遊歩道周遊コースの分岐1に着く。ここからイワウチワが多い遊歩道周遊コース(右)を取る。すぐに
 一輪のイワウチワが迎えてくれる。
  
 この一輪で他は花を落としている。きょろきょろしながら、渓流沿いの気もち良い登山道を登って行く。
  
 急な木段を登って行くと、ここも一輪残っている。この辺りもイワウチワが多い所だ。

分岐2
  
 しばらく行くと、尾根との分岐2に着く。イワウチワをイメージした目印が付いている。ここから尾根に上がって行く。
  イワウチワがまた一輪、終わりかけが一輪。ほとんどが終わって葉が残っているだけだ。
  尾根を歩いていると、イワウチワ、イワカガミなどの山野草が目を楽しませてくれる。

ウラジロヨウラク

ツルシキミ

イワカガミ

ユキザサ

ミヤマシキミ
  ブナ林が霧に霞んでいる。ユキザサはもう少し先、ミヤマシキミの赤い実が目を引く。
  尾根歩き約35分で、伯州山荘が見えて来る。ご夫妻がおりて来られた。ご挨拶して小屋の右側から山頂に向かう。

ロールオーバーで
昨年の大山の展望

ショウジョウバカマ

伯州山荘直下の分岐
  
 山頂は霧雨が降っている。コンデジを取り出し山頂の写真を撮り早々に下山する。山頂直下はショウジョウバカマ
 が多く、亀女の写真の注文が多くなる。伯州山荘には、先程の先客が休憩されていた。少し話をして行きたかった
 が登山靴を脱がないといけないのと、天気が心配なので、そのまま滝谷コースを下山した。
 

メコノメソウ
  
 緩やかな道を山野草を探しながら亀女は歩みがのろくなる。「お~い早く来いよ。サンカヨウがあるよ。」
  渓流沿いにサンカヨウが多く、蕾を付けている。

ムシカリ

沢を渡って振り返る

沢の向こうに分岐3
  
 サンカヨウと別れ、しばらく行くと沢を渡り、更に降って行くと沢の向こうに分岐3が見えて来る。
 

分岐3
  
 分岐2を通りここに降りて来る。遊歩道周遊コースと滝谷コースの分岐だ。滝谷コースを降って行くと、分岐1に着く。
 分岐手前も終わったイワウチワが多い。
  分岐1の看板を確認して、林道を降って行く。登りの時、気付かなかったイワカガミを望遠を取り出し写す。

イカリソウ
  
 登山口まで戻ると、新しい案内板が付いていた。5分程で駐車スペースまで帰ると、5台の車が停まっていた。
 更に先の駐車スペースにも多くの車が停まっている。簡単に登れて花の山、伯州山の人気の高さが良く分かる。
 伯州山から下山して、R482からR53で明日登る那岐山の登山口まで行ってみる。その後今夜の宿を探す。アイ
 パットで岡山側に那岐山麓山の駅がある事を知り行って見るが車中泊は出来そうにない。ここは岡山奈義町から
 の登山基地になっている。山野草の道を散策して、R373沿いの西粟倉ICを降りた道の駅あわくらんどを今夜の
 宿に決める。温泉は近くの黄金泉につかり疲れを癒す。



2015年5月3日 尾根コース・本谷コース


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