華山(げざん) 713m

下関市豊田町


菊川付近から望む


2016年5月18日(水) 天気 晴れ


神上寺P~50分~山頂1.5km~40分~中宮分岐~5分~岩屋観音窟~20分~華山(東の嶽)  合計時間 1時間55分

華山~12分~殯所入口~14分~華山(西の嶽)                             合計時間     26分

西の嶽~25分~中宮~20分~岩屋観音窟~37分~林道出合(上)~23分~神上寺P      合計時間 1時間45分

総歩行時間 約4時間5分


概念図

 



地図

神上寺登山口

華山は山口県の西方面の山では一番の高峰です。大変歴史のある霊山で、西の嶽には仲哀天皇の殯葬所跡があります。山頂までは、木段の九十九折れが続き、頑張りどころですが山頂からは360度の展望が広がります。山口のキララドームが白く光って見えました。



道しるべ


神上寺駐車場

近松門左衛門誕生の石碑
  下関から県道34号線で菊川から豊田町へ向かう。豊田町に入る手前の道沿いに徳仙の滝の石碑がある。そこを
 左に入って行く。しばらく行くと、華山山頂・神上寺などの標識に従い左に曲がる。再び華山山頂と分岐するが、直進
 して神上寺に向かう。しばらく行くと神上寺駐車場があり、側に近松門左衛門誕生の石碑がある。

山門の仁王像
  神上寺は西の高野山と言われた由緒ある寺院だ。山門から華山山頂まで、2,9kmの道のりだ。山門を潜って・・・

雪舟の庭の借景
  苔むした参道を登って行くと、雪舟の庭があるが荒れていて面影はない。

神上寺
  再び参道に戻り、宿坊(ユースホステル)の横を通り神上寺にお参りして・・・
  山道に入って行く。5分も行くと林道を横切る。沢から溢れた水が山道に流れる。マムシグサに見送られて山道を
 上がって行くと・・・

上の林道を横切る
  沢から離れて、橋を渡り登り再び林道(上)に出会う。九十九折れに木段を登って行く。緩やかな道になりしばらく
 行くと、山頂まで1,5kmの標識がある。標識を見て、「まだ半分も登ってないよ。」と亀女、仁王立。

右の尾根道は徳仙の滝尾根コース

ロールオーバー
中宮分岐
  九十九折れと緩やかな道を繰り返しながら、山頂まで、0,8kmの標識を過ぎて行く。右に急な道が上がっている。
 地図を見ると、徳仙の滝尾根コースだ。下にも尾根道がある。これでもかと言うほどの九十九折れが続き、中宮
 分岐に着く。帰路はここに出て来る予定だが・・・
 

岩屋観音窟

弘法大師像・不動明王の奥に
観音像が祀られている
  分岐から5分で岩屋観音窟に着く。岩屋観音は弘法大師が彫られた観音さまが祀られていて、神上寺の奥の院
 と呼ばれている。岩屋観音窟から急な木段を登ると、NHKの中継塔に着く。ここからは、南東の展望が広がる。

713m華山山頂
  車道を西に歩いて行くと、北に天井ヶ岳と一位ヶ岳が見える。やがて車道は分岐するが、左に登って行くと、華山
 (東の嶽)に着く。山頂で一服して360度の展望を楽しむ。
  
 東方面 / 先程のNHKの塔。良く見るとキララドームが白く光る。
 
 南方面 / 菊川町とその先に瀬戸内海が見える。
 
西方面 / 狗留孫山と近くに西の嶽
 
北方面 / 白滝山の風力電力のプロペラや天井ヶ岳への稜線。手前は京ヶ嶽
 

菊川町

下関方面
鬼ヶ城山・竜王山が霞む

狗留孫山
     

白滝山の風力発電

華山西の嶽

京ヶ嶽
     
  山頂の温度計は25度を指している。暑いが風が心地良い。【ここまで来て委員会】のプレートが温度計の横の柱
 に貼ってある。至福の時を過ごし山頂を後にして、東屋の西から降りて西の嶽に向かう。急な木段を降りると車道
 に出る。
 

水辺の森

石楠花
  車道を西に降ると、西の嶽が見えて来る。分岐を右に曲がり殯葬所入口に向かう。水辺の森には、石楠花が植えて
 ある。

ウラジロノキ
  殯葬所入口から西の嶽までは、0,6kmの標識の距離だ。緩やかに登り返すと・・・
     
  やがて、仲哀天皇の殯葬所に着く。神功皇后は、萩の民謡【男なら】にも謡われ、長州人には馴染みが深い。
  
南西の方角 / 狗留孫山が近い
 
西南の方向 / 吉母の先に蓋井島が見える
 

中宮
  西の嶽から戻ると、先程まで居た華山が見えて来る。車道を降りて行くと、中国電力の無線中継所が見えて来る。
 車道を降って行くと中宮に着く。

中宮
  中宮にお参りして道を探す。左手に木段が見えたので登って行くが、これが失敗。木段はドンドン登り・・・
  NHKの中継塔と東の嶽の車道に上がってしまった。NHKの中継塔からドンドン降ると、中宮分岐に降りて来た。
 どうやら、先程の中宮を東に行く道があったようだ。分岐から中宮まで、0,3kmの標識がある。随分大回りを
 したようだ。山道を見上げると木々が茂り陽射しを遮る。この天気でもわりと快適に歩けた。ただ単調な道なので
 それなりの覚悟が必要だ。神上寺に降りると、苔むした参道の景色を切り撮っている人がいた。長門には、天皇
 陵が2か所ある。



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