安蔵寺山 1263m

島根県益田市・鹿足郡津和野町・同郡 吉賀町


登山道から安蔵寺山を望む



2015年8月2日(日) 天気 ☀ 夫婦



トンネル~100分~北峰~10分~中峰~15分~安蔵寺山~5分~展望台  合計時間 2時間10分

展望台~5分~安蔵寺山~10分~中峰~10分~北峰~60分~トンネル   合計時間 1時間25分

総合計時間 3時間35分



概念図



地図

安蔵寺トンネル登山口



涼を求めて安蔵寺山へ向かいました。トンネルからの最短コースです。安蔵寺の登山道はアブが付きまとい賑やかでした。展望台に着くと、涼しい風が心地良く、楽しい出合もありました。安蔵寺山は島根の宝ですね。再認識しました。


道しるべ


トンネルコース右へ
奥谷コースは左へ

安蔵寺トンネル
  熊毛から安蔵寺山(トンネルコース)へ向かうには、R315から県道3号線で小峰峠を越えて、柿木へ向かうの
 が近いと思う。木部谷温泉松の湯から滑峠に向かうと、杣の里へ向かう道と分かれる。トンネルへはここを右折
 する。分岐から15分も走ると安蔵寺トンネルに着く。


キンミズヒキ

ナラ太郎
  
 トンネルの取りつきに、安蔵寺山山頂2,9kmの標識がある。10分も坂を登ると、奥谷登山口分岐に出る。
 ここからは、比較的緩やかな森の散策が始まる。坂を降ると、すぐに《ナラ太郎》で知られる島根県で一番
 のミズナラの巨木に会う。
 
  
 亀女はナラ太郎を見上げ、「また来たよ」と言っている。
 
  
 ブナ林の中を登って行くと、安蔵寺山までの標識がある。登るに従い、ブナの木が段々と多く、大きくなってくる。
 
  
 ブナの木を抜けると、今度は杉の大木の横を歩いて行く。杉の椅子も健在だ。登り始めて40分強で、安蔵寺山
 山頂1,8kmの標識の頂きに着く。

トチバニンジン
  ここから、降り坂になる。正面奥に安蔵寺山が顔を出す。鞍部に降ると、芦谷合流点標識がある。ベンチがある
 ので、一息入れて行く。


ユキザサ

北峰
  
 鞍部からは緩やかに、だらだらと坂を登って行く。それにしても、この稜線を歩き始めてアブが頭の上を飛び回る。
 我慢して登って行くと頂きに着いた。ブナの大木の横にベンチがある。ここが北峰のようだ。
 
  
その先に、安蔵寺山山頂0,9kmの標識がある。アブとのお付き合いも、もう少しだ。少し降って登り返すと・・・

中峰の標識
  中峰に着く。あとは、安蔵寺山を見ながら降って行く、途中左手に匹見新道分岐の赤テープが木に括り付けて
 ある。
 
  
 平らな広い鞍部に降りてくる。ここが寺屋敷跡で安蔵寺があった場所のようだ。緩やかに登り返すと・・・
 香仙原分岐を過ぎて、すぐに安蔵寺山山頂に着く。生憎曇っていて霞んでいる。
 
 小五郎山が霞む。山頂のコオニユリが花を添える。観音さまに「また来ましたよ」とお参りして行く。
  展望台に向かうと、山頂で出会った人達もやって来られた。どうやらここで食事らしい。ここもアブが飛び回る。
 亀女が虫除けスプレーを貸したのをきっかけに話して見ると、柳井市から来られた2人連れだった。2人とも
 ベテランさんで、アルプスの常連さんのようだ。色々情報を頂き、話していると、一度も会った事のないネットで
 知っている人の話が出て来た。急に親近感を覚える。展望台からは、いつもの景色が霞む。風が心地良い。
 
  
 東から南の展望
 
 
 南から西の展望
 東から西へ クリックで山名
  ゴギの郷からの道標が新しくなっている。匹見旧道は藪化している。秋の紅葉が素晴らしいコースなので潰れ
 ないよう歩きたいものだ。それにしても、安蔵寺山の奥深さを再確認した山登りだった。



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