莇ヶ岳 1004m


2013年3月6日(水) 天気 ピーカン 夫婦


莇ヶ岳登山口〜5分〜山道(水場)〜40分〜鎖分岐〜20分〜山頂   合計時間 1時間05分

山頂〜10分〜新道分岐〜10分〜LL矢印〜25分〜莇ヶ岳登山口    合計時間     45分


周遊時間 1時間50分


概念図


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地図リンク



莇ヶ岳の鎖が、呼んでいるような気がして、久しぶりに登ってきました。今日は、ピーカン、雲一つない晴天です。莇ヶ岳の山頂からは、大峯山、安蔵寺山、寂地山系など日頃見えない遠くの景色が、はっきりと見えました。長野山の建物もはっきり見えて山座同定には、もってこいの日になり、しばらく眺めていました。お隣さんの飯ヶ岳からも、そろそろお呼びが、かかりそうです。



道程

鹿野を過ぎR315を北上して、大潮の田舎の駅を通り越すと、右手に極楽禅寺の案内板があり、その先に莇ヶ岳登山口の標識が
ある。そこを右に入っていく。道なりに進むと、石鎚神社があり、その先分岐するが、左に進んでいくと、莇ヶ岳の登山口がある。
すぐ右手のかじか川の鉄橋を渡ると、展望尾根の第二新道だ。今日は、鎖が目的なので、正面コースから登る。
空身の亀女は、足取りが軽い。5分で左の山道に入っていく、水場はここが最後になる。いきなり急な坂に取り付く。

5分も頑張れば、植林から雑木の明るい尾根歩きが始まる。水場から30分、登って行くと、莇ヶ岳が姿を現す。初めて登った時、
先人が鎖を登っているのが見えて、えらく感激したのを思い出した。

結構な登りが続く。左に曲がり少し緩やかになるが、再び右に曲がると、坂が待っている。
登りきると、莇ヶ岳が近い。すぐに、巻き道と鎖場の分岐に着く。ここで、亀女にリックを渡して、空身で鎖場に向う。






もちろん、第三の鎖に挑戦だ。何回もこの鎖を登ったが、はじめの取り付きは、緩やかだが、途中から急になる。左手にエスケープ
道があるので、無理は禁物だ。最後の数メートルは腕力も必要だ。小太りじいさんの熊毛の住人は、やっとの思いで這い上がる。
山頂で一服していると、亀女がパチリ。実は、鎖を登り終えて、息を整えているのだ。木陰で食事を終えて、救助避難小屋を覗いて
みる。
綺麗に整頓されて気持ちが良い。いつか泊めてもらい、日の出が見たいものだ。山頂には、石鎚神社が祭ってある。

山頂の地図をみて、亀女と新道を降りることにする。今日は、山頂から遠く大峯山や、安蔵寺山、長野山の建物までも見える。
北東に、鈴の大谷山と安蔵寺山【写真中】東に、平家ヶ岳【右】 クリックで山名
南に、金峰山【左】石ヶ岳【中】西に、飯ヶ岳と雀谷山【右】の稜線

北西に、大蔵ヶ岳と十種ヶ峰、何時まで見ていても見飽きない。1時間近く山頂で、展望を楽しんで下山する。山頂直下の坂を降り
10分弱で新道分岐に着く。ここから、再びロープに助けられて降って行く。

分岐から10分降った所に、LOOK LEFTとの矢印がある。莇ヶ岳に、ご挨拶して降っていく。もう少し降った所から、
もう一度莇ヶ岳が見える。
いつの間にか、植林になり降って行くと、左からの道がある。新道から登る時に注意したい。植林の九十九折れを降って行くと、
駐車場に降りてくる。何時来ても、莇ヶ岳は感動を与えてくれる。山口県の名峰の一つだ。