足摺山 310m
萩市上小川東分
開作橋から望む |
足摺山は、萩市上小川東分にある無名峰ですが、痩岩の尾根に石仏があり、以前から是非登って見たい山でした。途中から山道が薄くなり、方向頼りの山勘登山になりましたが、それも楽しい思い出になりました。この辺りは柱状節理の地形が見られ、帰りに猿屋の滝や、畳ヶ淵に寄って来ました。
道しるべ
足摺山登山口がある。山道に入ると小さな道標があり、その先登山道は少し荒れてくる。 |
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枯沢 |
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枯れた沢を渡ると、アオキが道を隠すので良く見て登って行く。物凄い急登をロープに掴まり登って行く。左に 鋭角に曲がり登って行くと・・・ |
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石仏がある。岩を回り込んで、キノコに見送られ登って行くと・・・ |
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岩の間を登って行く道が見える。ロープに助けられて岩に上がる。北浦自然観察会のメンバーの皆さんがロープ 等整備されたようだ。 |
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右手に上がる |
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雑木から竹林の道に変わるが、急登はつづく。道が真直ぐつづいているように見えるが、右手にロープが付いて そちらが登山道と分かる。 |
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右手に薄い道が見えた地点 |
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どんどん急登になって来る。ダブルストックでなければ、厳しいような傾斜がつづく。傾斜が緩やかになると、道が 薄くなる。右に上がる道も見えたが、同じように薄いので真直ぐ進むことにする。これが間違い・・・ |
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前方に痩せ尾根 |
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左手は転がるような斜面がつづき、獣道に変わる。右上が明るくなり大岩が見えたので、亀女を待たして這い 上がる。岩まで登ると痩せ尾根が見えたので、斜面をよじ登る事にする。 |
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斜面をよじ登る亀女 |
足摺山 |
分岐 |
一旦亀女の所まで戻り、再度斜面に取り付く。転がるような斜面を木をつかみ尾根に這い上がると、石仏がある 足摺山に出た。斜面をよじ登る亀女を待っていると、首に巻いていたフジヤマタオルを落とした事に気が付く。 どうも、一昨日平原岳で首から盗られたタオルは、こうなる運命だったようだ。待っていると言う亀女を残して、 展望台へ向かう。すぐに分岐に出合う。正規の登山道は、ここに登って来るようだ。左に登って行くと、すぐに コンタ326に着く。 |
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展望台 |
コンタ326から北の展望 金比羅山、周慶山方面 |
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コンタ326は、木が生い茂り余り見えない。すぐに引き返し・・・ |
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足摺山に戻ると、今度は亀女は藪蚊と格闘していた。石仏の写真を写して休憩も取らず下山する。石仏の向こう に痩せ尾根がつづいている。 |
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下田原の集落(津和野方面) |
高山 |
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南東(左手)に下田原の集落が見える。北西(右手)には、須佐の高山が見える。 |
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振り返ると高所恐怖症の亀女が慎重に歩いてくる。痩せ尾根には、30体以上の石仏が安置されている。 |
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・・・ |
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この石仏で痩せ尾根は一旦終わり、木の茂みの尾根に変わる。急な岩場にはロープが張ってある。鞍部に降り 登り返し・・・ |
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岩場の下 |
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再び岩場を降って行く。落ちたら怪我で済めば良いが・・・ |
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平山地区(北西) |
神宮山(北東) |
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尾根からは、平山地区の展望が広がる。 |
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少し角度を変えながらどんどん降って行く、下山道の道標もあり、道もしっかりしている。 |
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右手に道がある。 |
山勘で降りて行く |
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どんどん東に降って行くと、くの字に曲がる道が見える。地図を確認して南(右)に降りて行く。道を確認しながら 先に歩いて行く。しばらく降ると、道が段々狭くなり薄くなる。GPSで方向を確認して緩やかな斜面を適当に降りて 行く。 |
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山道に降り立つ |
正面に開作の標識 |
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降りやすい斜面を山勘で降りて行くと、はっきりとした山道に出る。山道を左手に降りて行くと、開作の標識のある 広い道に出る。開作の標識を左に降る。 |
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足摺山を振り返る |
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杉林を過ぎ、竹林を過ぎ、栗林を過ぎ、民家横を通り、足摺山登山口の道に出る。開作橋を渡り、一服して楽し かった足摺山を振り返る。この登山道は、かなり道が薄く、地図と磁石が必要で初心者の方は安易に一人で登ら ない事を進める。帰りに道沿いにある、柱状節理が見られる猿屋の滝や、畳ヶ淵に寄ってみると面白い。 |