足摺山(あしずりやま) 310m

萩市上小川東分


開作橋から望む


2016年10月6日(木) 天気 ☀ 夫婦


登山口~5分~枯沢~25分~迷走分岐点~28分~足摺山~4分~展望台~4分~足摺山  合計時間 64分

足摺山~29分~分岐注意~12分~登山道出合~4分~開作標識~8分~登山口       合計時間 53分

総歩行時間 1時間57分


概念図

 


地図

開作橋

足摺山は、萩市上小川東分にある無名峰ですが、痩岩の尾根に石仏があり、以前から是非登って見たい山でした。途中から山道が薄くなり、方向頼りの山勘登山になりましたが、それも楽しい思い出になりました。この辺りは柱状節理の地形が見られ、帰りに猿屋の滝や、畳ヶ淵に寄って来ました。



道しるべ


県道14から小川・弥富方面へ

弥富・梅の木トンネルを右へ

下田原分岐を左へ
  R315で須佐に向かう。途中、小川・弥富に向かう県道14に入る。弥富に入ると、梅の木トンネル手前を右に
 曲がり県道124を走る。次の下田原分岐は、左に曲がり猿屋の滝の道標がある県道306を走る。
  更に進み次の分岐は、左の道(猿屋の滝方面)を行く。猿屋の滝の所に広い駐車スペースがあるので、ここに
 停めた方が良い。そこから進むとすぐに、開作橋が見える。橋の手前の路肩に停めて、開作橋を渡ると・・・
  足摺山登山口がある。山道に入ると小さな道標があり、その先登山道は少し荒れてくる。

枯沢
  枯れた沢を渡ると、アオキが道を隠すので良く見て登って行く。物凄い急登をロープに掴まり登って行く。左に
 鋭角に曲がり登って行くと・・・
 
  石仏がある。岩を回り込んで、キノコに見送られ登って行くと・・・
  岩の間を登って行く道が見える。ロープに助けられて岩に上がる。北浦自然観察会のメンバーの皆さんがロープ
 等整備されたようだ。

右手に上がる
  雑木から竹林の道に変わるが、急登はつづく。道が真直ぐつづいているように見えるが、右手にロープが付いて
 そちらが登山道と分かる。

右手に薄い道が見えた地点
  どんどん急登になって来る。ダブルストックでなければ、厳しいような傾斜がつづく。傾斜が緩やかになると、道が
 薄くなる。右に上がる道も見えたが、同じように薄いので真直ぐ進むことにする。これが間違い・・・

前方に痩せ尾根
  左手は転がるような斜面がつづき、獣道に変わる。右上が明るくなり大岩が見えたので、亀女を待たして這い
 上がる。岩まで登ると痩せ尾根が見えたので、斜面をよじ登る事にする。

斜面をよじ登る亀女

足摺山

分岐
  一旦亀女の所まで戻り、再度斜面に取り付く。転がるような斜面を木をつかみ尾根に這い上がると、石仏がある
 足摺山に出た。斜面をよじ登る亀女を待っていると、首に巻いていたフジヤマタオルを落とした事に気が付く。
 どうも、一昨日平原岳で首から盗られたタオルは、こうなる運命だったようだ。待っていると言う亀女を残して、
 展望台へ向かう。すぐに分岐に出合う。正規の登山道は、ここに登って来るようだ。左に登って行くと、すぐに
 コンタ326に着く。
 

展望台

コンタ326から北の展望
金比羅山、周慶山方面
  コンタ326は、木が生い茂り余り見えない。すぐに引き返し・・・
  足摺山に戻ると、今度は亀女は藪蚊と格闘していた。石仏の写真を写して休憩も取らず下山する。石仏の向こう
 に痩せ尾根がつづいている。

下田原の集落(津和野方面)

高山
  南東(左手)に下田原の集落が見える。北西(右手)には、須佐の高山が見える。
  振り返ると高所恐怖症の亀女が慎重に歩いてくる。痩せ尾根には、30体以上の石仏が安置されている。
  ・・・
  この石仏で痩せ尾根は一旦終わり、木の茂みの尾根に変わる。急な岩場にはロープが張ってある。鞍部に降り
 登り返し・・・

岩場の下
  再び岩場を降って行く。落ちたら怪我で済めば良いが・・・

平山地区(北西)

神宮山(北東)
  尾根からは、平山地区の展望が広がる。
  少し角度を変えながらどんどん降って行く、下山道の道標もあり、道もしっかりしている。

右手に道がある。

山勘で降りて行く
  どんどん東に降って行くと、くの字に曲がる道が見える。地図を確認して南(右)に降りて行く。道を確認しながら
 先に歩いて行く。しばらく降ると、道が段々狭くなり薄くなる。GPSで方向を確認して緩やかな斜面を適当に降りて
 行く。

山道に降り立つ

正面に開作の標識

  降りやすい斜面を山勘で降りて行くと、はっきりとした山道に出る。山道を左手に降りて行くと、開作の標識のある
 広い道に出る。開作の標識を左に降る。

足摺山を振り返る
  杉林を過ぎ、竹林を過ぎ、栗林を過ぎ、民家横を通り、足摺山登山口の道に出る。開作橋を渡り、一服して楽し
 かった足摺山を振り返る。この登山道は、かなり道が薄く、地図と磁石が必要で初心者の方は安易に一人で登ら
 ない事を進める。帰りに道沿いにある、柱状節理が見られる猿屋の滝や、畳ヶ淵に寄ってみると面白い。
 



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