湯来ロッジ |
|
|
湯来ロッジに駐車して登山口に向かう。旧道に入って行く。神社を過ぎて歩いていると、児童を連れた先生に出会
ったので、帽子を脱いで挨拶する。虫取りをされていたようで、バッタの親子などを見せてくれた。「何処に登られる
のですか」と聞かれたので、湯来冠山と言うと、「熊に気をつけて登ってください。」と気持ち良い返答が帰って来た。 |
湯来西小学校 |
ゲンノショウコ |
|
何ともない会話だったが、ほのぼのとしたものを感じる。校庭には、二宮金次郎の銅像も見える。小学校をしばらく
行くと、湯来冠山の標識がある。 |
|
ツリフネソウ |
マルバアカソ |
そこを右に登って行く。古びた登山看板がある。
|
楠谷貯水池 |
|
|
車道を登って行くと、貯水タンクがある。ここまで車で入れる。右手の赤錆びたタンクの横から山道に入る。熊注意
の案内板がある。先程の先生の話は、まんざら大げさな話ではないようだ。熊鈴を鳴らしてみる。
|
|
|
|
枝打ちされた杉の植林の中を登って行く。石垣がある。以前は集落があったようだ。沢を渡り・・・ |
|
ノブキ |
|
再び、植林を登って行くと石垣が多くなり、かなりの集落だった様子が伺える。 |
|
|
|
石垣の奥にお社がある。ここで一服する。Kさんも明日がお父さんの命日という事で手を併せる。お社の右から
登山道は続いている。枯れ沢を渡ると、右手に小屋が見えて来る。
|
アキチョウジ |
ヤマジノホトトギス |
|
更に登って行くと、岩の横を通り・・・ |
|
|
|
左手に枯れ沢を眺めながら登って行く。枯れ沢から7分も歩くと、大きな岩に出くわす。そこで、枯れ沢を渡る。 |
マツカゼソウ |
|
フジカンゾウ |
植林の単調な景色の中をひたすら登って行く。たまに見る、草花が彩りを添える。九十九折れの道が続く。 |
|
|
ツルリンドウ |
空が見えて来て稜線が近づく。風が無く蒸し暑い。 |
稜線 |
消えて分からない標識 |
|
やっとこさ、稜線に辿り着く。右手先に打尾谷ルートの標識が見える。以前誰かのレポでこのルートを使い周遊
出来る事は知っていたが・・・
|
|
ミヤマシキミの実 |
|
一服して先に進む。稜線は心地良い風が吹く。緩やかな登りが続く。 |
|
|
|
笹の尾根を登って行く。湯来冠山が枝越しに見える。左手に谷を見ながら登って行く。登り一辺倒の道が続く。
|
ミヤマママコナ |
|
最後の急登 |
一旦緩やかになるが、また登りが始まる。最後に、ロープの急登を登り切ると・・・ |
|
吉和冠山は雲がかかる |
小室井山方面 |
湯来冠山の山頂に着く。山頂はあまり広くなく、展望もそれ程良くない。 |
|
展望台からの景色 |
展望台から山頂へ戻る |
静かな山頂で、ゆっくりとした時を過ごして、北に200m先の展望台に向かうが、藪になっている。それでも何とか
展望台まで行って見たが、木が伸びて展望はほとんど無い。
|
コアジサイ |
アレチヌスビトハギ |
ノアズキ |
山頂を後にして稜線を降って行く。登りの時には気にも留めなかったが、コアジサイが多い。稜線の分岐まで
降りて来たが、Kさんの体調が悪く、ようすが分かっている、登って来た道を降りる事にする。貯水タンクから先
は、登りの時気が付かなかった草花が出迎える。
|
アキノタムラソウ |
ツユクサ |
|
下山後湯来ロッジで、ゆつくり温泉に浸かり疲れを癒す。湯来冠山は、植林歩きが多く、登り一辺倒で、展望
も良くないが、何故か惹かれる山だ。何時か機会を見て登ってみたい。最後に湯来温泉入口から振り返って
見たが、どの山か良く分からない。 |