湯来冠山 1004m

広島市佐伯区湯来町


R488から望む


2015年9月8日(火) 天気 曇り 夫婦+Kさん


10:09湯来ロッジ~26分~楠谷貯水池~19分~社~46分~稜線~47分~山頂12:27   合計時間 2時間18分

 13:10山頂~27分~稜線~32分~社~17分~楠谷貯水池~26分~湯来ロッジ14:52   合計時間 1時間42分 

総歩行時間 4時間


概念図

 


地図

登山口


山と温泉のセット言う事で、湯来冠山に登りました。登山口から山頂まで、登り一辺倒の山で、おまけに展望も良くないのですが、何故が心に残り惹かれる山でした。


道しるべ


湯来ロッジ
  湯来ロッジに駐車して登山口に向かう。旧道に入って行く。神社を過ぎて歩いていると、児童を連れた先生に出会
 ったので、帽子を脱いで挨拶する。虫取りをされていたようで、バッタの親子などを見せてくれた。「何処に登られる
 のですか」と聞かれたので、湯来冠山と言うと、「熊に気をつけて登ってください。」と気持ち良い返答が帰って来た。

湯来西小学校

ゲンノショウコ
  何ともない会話だったが、ほのぼのとしたものを感じる。校庭には、二宮金次郎の銅像も見える。小学校をしばらく
 行くと、湯来冠山の標識がある。

ツリフネソウ

マルバアカソ
  そこを右に登って行く。古びた登山看板がある。

楠谷貯水池
  
 車道を登って行くと、貯水タンクがある。ここまで車で入れる。右手の赤錆びたタンクの横から山道に入る。熊注意
 の案内板がある。先程の先生の話は、まんざら大げさな話ではないようだ。熊鈴を鳴らしてみる。
 
  
 枝打ちされた杉の植林の中を登って行く。石垣がある。以前は集落があったようだ。沢を渡り・・・

ノブキ
  再び、植林を登って行くと石垣が多くなり、かなりの集落だった様子が伺える。
  石垣の奥にお社がある。ここで一服する。Kさんも明日がお父さんの命日という事で手を併せる。お社の右から
 登山道は続いている。枯れ沢を渡ると、右手に小屋が見えて来る。

アキチョウジ

ヤマジノホトトギス
 
 更に登って行くと、岩の横を通り・・・ 
  左手に枯れ沢を眺めながら登って行く。枯れ沢から7分も歩くと、大きな岩に出くわす。そこで、枯れ沢を渡る。

マツカゼソウ

フジカンゾウ
  植林の単調な景色の中をひたすら登って行く。たまに見る、草花が彩りを添える。九十九折れの道が続く。

ツルリンドウ
  空が見えて来て稜線が近づく。風が無く蒸し暑い。

稜線

消えて分からない標識
  やっとこさ、稜線に辿り着く。右手先に打尾谷ルートの標識が見える。以前誰かのレポでこのルートを使い周遊
 出来る事は知っていたが・・・

ミヤマシキミの実
  
 一服して先に進む。稜線は心地良い風が吹く。緩やかな登りが続く。
  笹の尾根を登って行く。湯来冠山が枝越しに見える。左手に谷を見ながら登って行く。登り一辺倒の道が続く。

ミヤマママコナ

最後の急登
  
 一旦緩やかになるが、また登りが始まる。最後に、ロープの急登を登り切ると・・・

吉和冠山は雲がかかる

小室井山方面
  湯来冠山の山頂に着く。山頂はあまり広くなく、展望もそれ程良くない。

展望台からの景色

展望台から山頂へ戻る
  静かな山頂で、ゆっくりとした時を過ごして、北に200m先の展望台に向かうが、藪になっている。それでも何とか
 展望台まで行って見たが、木が伸びて展望はほとんど無い。

コアジサイ

アレチヌスビトハギ

ノアズキ
 
 山頂を後にして稜線を降って行く。登りの時には気にも留めなかったが、コアジサイが多い。稜線の分岐まで
 降りて来たが、Kさんの体調が悪く、ようすが分かっている、登って来た道を降りる事にする。貯水タンクから先
 は、登りの時気が付かなかった草花が出迎える。

アキノタムラソウ

ツユクサ
  
 下山後湯来ロッジで、ゆつくり温泉に浸かり疲れを癒す。湯来冠山は、植林歩きが多く、登り一辺倒で、展望
 も良くないが、何故か惹かれる山だ。何時か機会を見て登ってみたい。最後に湯来温泉入口から振り返って
 見たが、どの山か良く分からない。


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