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湯野城山は、山頂の風景しか覚えていない。寒い時期で、参拝用の手洗いに氷がはっていたのを思い出す。
公園の駐車場に停めさせてもらって旅立つ。国民宿舎湯野荘の前の公園に沿って行くと、二股になり寿仙荘方面(左)に
進む。道標もあるので心配ない。常照院の横を進む。
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狭い道だが、車が通るので注意したい。猿田彦大神の石碑の先に防火水槽がある。ここは真直ぐ行く。
その先道なりに左折していくと、ワンチャンの吠える声がする。
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稲穂の田んぼの横を進んで行くと、案内板があるT字にぶっかる。案内板を確めて、左に歩いていく。
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亀女がサワガニを見っけた。両方のはさみを向けて威嚇している。良く見ると卵を抱いている。母は強い。
道標に導かれ、人里の名残の林道を行く。
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公園から25分弱で登山口に着く。いきなりの急登が始まる。錐通しの坂を登っていく。汗が噴き出す、9月に入っても
残暑が 厳しい。エネルギー切れか力が入らない。15分も頑張ると、坂が緩やかになる。
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登山口から20分で滝が見えてきた。少しコースを外れて見てくる。延命の滝かと思ったら違うらしい。
延命の滝の分岐は、少し上にあった。
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左手に谷を見ながら登っていく。すぐに、延命水の案内板があるが、チョロチョロと流れていて
とても飲む気にならない。
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汗を拭き拭き登って行くと、岡の谷分岐、その先に、表参道と裏参道の分岐に出くわす。
山頂まで表参道30分、裏参道20分の記載がある。表参道を登っていく。
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表参道は、急登となる。大きな木を巻いて登っていくと、天狗の足跡という大岩に着く。ここで小休止、
岩の上に上がりブドウで腹ごしらえをする。小休止のつもりが、20分の休憩になってしまった。
天狗の足跡からは、湯野の町の向こうに、四熊ヶ岳と嶽山が顔を出す。
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刃物で切ったような天狗の足跡を後にして、登って行くと桜の大木がある。ここから桜の木が多い。
春の季節に登りたいものだ。 すぐに、杵崎大明神の祠跡と役の行者の石仏があるので立ち寄って見る。
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杵崎様はお社が無くなっている。ここから山頂まで15分の記載がある。あともう少しだ。緩やかな登りを
歩いていくと、10分弱で表参道と裏参道の分岐に着く。
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大鳥居を通ると山頂はすぐだ。最後の階段の所で、山ガール?に「山頂はすぐですよ」と声をかけられる。
よほど疲れて見えたようだ。1時きっかりに山頂に着いた。
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食べると元気が出てきてが、流石にこの暑さは堪える。今日は「この辺で勘弁してやるか」と決め台詞を呟き、
望海山は次回の宿題にしておく。
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山頂の三社権現の祠は空で、ピンクの熊が鎮座していた。南は、昇仙峰や大津島が見える。【写真中】
東は、湯野の町と四熊ヶ岳嶽山が霞む。【写真右】
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西に見えるのは望海山だろうか。【写真左】北に霞んで真田ヶ岳が見えるが写真では写らない。【写真中】
湯野と戸田の町が望める。【写真右】
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大谷山・望海山の登山道を確認して帰路に着く。帰路は裏参道を降りる。下山途中常照院に寄って行く。
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境内に、夏目漱石の坊ちゃんのモデルになった湯野出身の弘中又一の記念公園がある。
常照院の鐘撞堂の山門を潜り、湯野温泉へと戻ってきた。
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