由布岳 1583m

大分県由布市/別府市


やまなみハイウェーから望む




2015年6月9日(火) 天気 ⛅ 夫婦+Kさん



登山口~42分~合野越~93分~マタエ~18分~西峰          合計時間 2時間33分

西峰~24分~マタエ~13分~東峰                      合計時間     37分

東峰~21分~ウバコウジ~70分~東登山口分岐~51分~登山道  合計時間 2時間22分

総歩行時間 5時間32分



概念図


地図

由布岳登山口


梅雨の晴れ間頼みで、急遽由布岳に向かいました。早朝は大雨でしたが、合野越辺りから雨も止み、素晴らしい雲海が見られました。



道のり

  早朝3時に熊毛を出て由布岳PAで、Kさんと待ち合わせて、由布岳登山口に着いたのが8:30分。相変わらず
 小雨が降っている。団体さんが、登って行かれた。大雨なら待っていると言っていた亀女も、このようすを見て
 登ることにする。

日向観察道分岐
  登山口から10分余りで日向観察道分岐に着く。ここまで、コンデジでようす見だが、林の中は雨がかからない
 ので一眼レフを取り出す。以前大船山で雨の中撮り続けて、カメラをおしゃかにしてしまった苦い経験がある。
  登山道は、山頂までの距離が書かれた道標や案内板があり、安心して登れる。登山道も良く整備されている。
 

ヤマボウシ

ガクウツギ
  
 ヤマボウシやガクウツギなど白い花が涼を誘う。相変わらず小雨で煙っている。この分だと山頂からの展望は
 期待出来そうもない。

合野越
  登山口から40分強で飯盛城、西登山口分岐の合野越に着く。一服していると、後ろからも団体さんか登って
 来られる。先を急ぐと団体さんに追いつく。栃木からの団体さんで、昨日は、大船山へ登られたそうだ。皆さん、
 先輩だがお元気だ。

九重連山
  植林帯を抜けると、雲海が開ける。大船山、三俣山など九重連山や、少し離れて涌蓋山が雲の上から顔を出す。

湯布院の街並み

ヤブウツギ
 更に登って行くと、 雲の切れ目から湯布院の街並みも見えて来た。由布岳山頂も間近がに見えて来た。樹木の
 花々が彩りを添える。

ヤブウツギ白
  更に九十九折の急登が続く。亀女が遅れがちだ。Kさんは元気が良い。

マタエ
  歓声が聞こえて来たので、その方向を見ると、先程の栃木の団体さんがミヤマキリシマをバックに記念写真を
 撮られている。大船山や平治岳のミヤマキリシマより、由布岳の方が、数は少ないが花が綺麗だそうだ。
 ガレを登りきると、マタエに着く。

マタエから西峰を望む
  ここで待つと言う亀女を残して、西峰に登る。取りつきの鎖を難なく登って行くKさん。

湯布院

眼下に飯盛城

障子戸
  
 障子戸の難所は、時間待ちだ。しばらく景色を楽しむ。湯布院もはっきり見えて来た。
 

西峰 1583m
  
 障子戸の鎖は横が切れ落ちているが、距離は短いので、それ程難しくない。障子戸を過ぎるとすぐに西峰に
 着く。山頂の団体さんはお鉢めぐりをされるようで、リーダの方が、これから通るコースの説明をされたいた。

東峰

鶴見岳と国東半島

お鉢めぐりのコース
  山頂からは、360度の展望が広がる。東峰や鶴見岳の先に国東半島が微かに見える。お鉢めぐりのコースは
 ミヤマキリシマが色づいている。
     
  
雲海に浮かぶ九重連山、右手に阿蘇の噴煙が見える

 
 鶴見岳の向こうに国東半島、その先が山口県
 
 
東峰とお鉢めぐりのコース
 

西峰から降る途中見た湯布院と、九重連山・涌蓋山

マタエ

キンポウゲ

東峰
  マタエまで戻るのに少し鎖場での時間待ちがある。マタエで回復した亀女と東峰に向かう。東峰は鎖場もなく、
 難なく登れる。

1375mの鶴見岳が眼下に見える
  西峰が1583mだから、東峰の方が3m低いが、思った以上に距離があるのでほとんど同じ高さに見える。
 東峰で食事を取り、至福の時を過ごす。今回は、天候次第では中止にしていたが、Kさんの「行きますよ
 オーラ」のお誘いで、雲海も見れたし、~言う事なしです。

鶴見岳(左)と高崎山(右)

城島高原パーク

九重連山の雲が取れた
  
  
国東半島が良く見えて来た

 
鶴見岳(左)と高崎山(右)の先に四国の佐田岬(左)と九州の佐賀関(右)
 

西峰

ツクバネウツギ
  
 東峰から西峰は北西の方向にあり、西峰の先に、英彦山、犬ヶ岳らしき山並が見える。いつまでも見飽きない
 山頂を後にして、ウバコウジへ向かう。スリリングな所があるが、序の口だった。途中、お鉢めぐりをされていた
 団体さんと出会う。皆さん、嬉々とされていた。
 

ウバコウジ
  
 ウバコウジから東登山口に降りて行く。このコースは南登山道に比べたらかなり、トレッキングなコースだ。
 鎖場も何か所かある。四点確保の亀女は固まって悪戦苦闘だ。
  やがて急斜面から植林帯に入る。疲れた足には、九十九折がどこまでも続くように思われる。
  東峰まで1時間30分の標識の所で小休止を取る。ここで、おふたりさんに追い越される。「あの人達私達が東峰を
 降りる時、西峰を降りていた人達だよね。」と亀女が言う。大変な健脚かこちらが鈍足なのか、まあ両方だろうが・・・
 東登山口分岐に降りて、正面登山道の標識を確認して、降りて行く。おふたりさんは、東登山口に向かわれた
 ようだ。
  日向観察道は樹海のような道で苔むした岩が転がっている。一か所、分かりにくい所があるが、良く見ると
 上に登る黄色のペンキが岩に付いている。下に降りたくなる場所だが、上に道は続いている。40分強で、
 南登山道分岐に帰って来た。コースの確認をしていると、お鉢めぐりをされていた団体さんが、正面コースを
 降りて来られ、テンション高く、私達とハイタッチをして行かれた。振り返ると、午前中、頭だけ見せていた
 由布岳が見送ってくれている。


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