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コロナになって山小屋も人数制限などがあり、宿代が随分上がった。その分テント泊の登山客が増えたように思われる。
槍沢ロッジから東は若干ガスっているが、日差しがある。ひょっとしたら・・・と期待して出発する。
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ババ平 |
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大曲 |
約35分でババ平のテント場、ここはちょっとした売店や、新しいトイレもある。横尾尾根に沿って槍沢を登って行く。赤岩沢、大岩沢
を過ぎて大曲で休憩する予定だったが、思ったより広くなく先客がおられたので、もう少し先を進む。
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天狗原分岐(拡大可) |
ナナカマド |
大曲から約1時間で天狗原分岐に着く。ガスは益々濃くなってきた。計画では、天狗池に映る槍ヶ岳を眺める予定だったが、
又の機会だ。山は徐々に秋に近づいている。
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水場(水沢) |
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天狗原分岐から更に40分余りで水場がある。冷たくておいしい清水が流れている。広くなっている場所があるので、皆さん休憩
されている。東に山並みが見えるので常念岳かと思ったが、蝶ヶ岳から常念岳の間の山並みのようだ。
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水沢 |
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水沢で一本立てて、急斜面をジグザグに登って行くと、1500mと書かれたハイマツ帯に出る。
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坊主岩屋下(拡大可) |
常念岳(拡大可) |
1300の先には、坊主岩屋下の標識があり、ヒュッテ大槍の分岐になっている。一瞬ガスが取れて常念岳が格好の良い姿を現す。
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播隆窟(拡大可) |
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播隆窟を覗き、ザックを降ろして入ってみる。
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殺生ヒュッテ分岐(拡大可) |
殺生ヒュッテ
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槍ヶ岳(拡大可) |
殺生ヒュッテ分岐で奥様を待っていたら、槍ヶ岳が幻のように見えてすぐに消えた。
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もうガスが取れることもないので、ゆっくりと登って行く。
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槍ヶ岳山荘で宿泊手続きをして、ザックを置いて腹ごしらえをする。
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昼からワンチャンあるかもと山小屋の人が言うので、それを期待して槍の頂きを目指す。思っていたよりも槍の岩場は難易度が
高い。最後のニ段梯子を登ると山頂に着いた。
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槍ヶ岳(拡大可) |
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山頂は誰も居なくて、自撮りをやって見たが上手く撮れない。しばらくすると、若者が登って来られので、写真を撮って貰った。
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岩場の下りは登りよりも更に難易度が高い。おまけに雨が降って来た。ワンチャンはなかったが良い時に登ったようだ。
槍ヶ岳山荘の春巻きは思ったよりも美味しかった。ご飯と味噌汁をお代わりして満足満足。 |