燕岳(つばくろだけ) 2763m

長野県安曇野市穂高牧



燕山荘から燕岳を望む


2024年7月18日(木)~7月19日(金) 天気 晴れ


中房登山口(6:38)~35分~第一ベンチ(7:13~7:20)~25分~第二ベンチ(7:45~7:55)~31分~第三ベンチ(8:26~8:32)

~41分~富士見ベンチ(9:13~9:22)~35分~合戦小屋(9:57~10:32)~17分~合戦沢ノ頭(10:49~11:03)~53分~

燕山荘(11:56~13:00)~28分~燕岳(13:28~13:39)~33分~燕山荘(14:12)

所有時間 7時間34分 (燕山荘まで5時間18分)


燕山荘(6:09)~34分~燕岳(6:43~6:47)~26分~燕山荘(7:13~7:41)~44分~合戦小屋(8:25~8:30)~54分~

第三ベンチ(9:24~9:28)~25分~第二ベンチ(9:53)~22分~第一ベンチ(10:15~10:41)~31分~中房登山口(11:12)

所有時間 5時間3分 (燕山荘から3時間31分)


概念図

   

中房登山口


中房温泉から燕岳に登り、燕山荘に宿泊して、憧れの表銀座から大天井岳に登り、常念小屋に宿泊して、常念岳から一の沢登山口に降りる計画を立てていました。合戦尾根は北アルプス三大急登と呼ばれて、標高差約1260mを登ります。所々に休憩ベンチがあり、富士山や槍ヶ岳を見ながら登るコースです。軽く考えていましたが、富士見ベンチを過ぎた辺りから相方の足が攣り出して、休憩しながら燕山荘に着きました。漢方薬を飲みシップを貼ってしばらく様子を見ていましたが、歩けそうもないと言うので、一人で燕岳に登って来ました。燕岳からは、立山、剣岳や野口五郎岳など後立山の山々(裏銀座)、槍ヶ岳、穂高岳、大天井岳、常念岳、南アルプス、富士山、八ヶ岳、浅間山、妙高・火打など新潟の山々が一望出来ました。また安曇野の町も見渡せました。相方の様子から明日の縦走は不安なので、常念小屋にキャンセルを入れて下山する事にしました。夕食時に燕山荘のご主人から高山病や熱中症、風速による低体温症等の高山登山の注意がありました。ホルンの演奏を聞き山小屋とは思えない美味しいハンバーグを頂ました。翌日はガスが出ていましたが、相方も燕岳に登り無事に下山致しました。



道しるべ (7/18)


中房登山口
  JR穂高駅に中房温泉行のバス停留所があり、徒歩5分の所に穂高駐車場があるが、残念ながらトイレがない。
 道の駅アルプス安曇野ほりがねの里で車中泊をして、5:10の始発に乗り込む。バス代金は片道1500円/一人。
 中房温泉までの道は狭くて、約1時間掛かる。中房登山口の駐車場が満車なら入れて貰えず引き返すしかないそうだ。
 登山口で朝食を食べて、トイレを済ませて出発する。取り付くといきなり急登が始まる。

第一ベンチ

道祖神
  多くの人が列をなして急坂を登って行く。平らになると約35分で第一ベンチに着く。第一ベンチには水場がある。

第二ベンチ
  更に登って行くと、約25分で第二ベンチに着く。高校生の集団が休憩しいているので先に登って行く。木段を登って行くと
 約30分で第三ベンチに着く。

第三ベンチ
  第三ベンチは燕山荘まで2,8㎞でほぼ半分の道程になる。第三ベンチから富士見ベンチまでは更に急になる。眼下に安曇野が
 見えてくる。

富士見ベンチ
  約40分で富士見ベンチに着く。富士見ベンチからは富士山が見える。ここで突然「熊毛の住人さん」と声を掛けられてびっくり。
 平生の方でYAMAPを見て頂いているとか・・・。少々照れくさい。
 
  登って行くと、やがて大天井岳が見えてくる。約35分で合戦小屋。合戦小屋と言えば名物のスイカ。600円也 甘くて美味しい。

常念岳から大天井岳の稜線(拡大可)
  満面の笑で写真に納まり、合戦小屋を後にする。左手に大天井岳から常念岳が見えてくる。槍ヶ岳がゴジラの背のようだ。

八ヶ岳・富士山・南アルプス(拡大可)

富士山(拡大可)

富士山
  遠くには八ヶ岳と南アルプスの間に富士山が顔を出す。
 
 合戦沢ノ頭から安曇野方面を望む。 正面の平らな山は有明山
 
  合戦沢ノ頭から常念山脈を望む

常念岳

合戦沢ノ頭(三等三角点/濁沢)

燕の舞い
  合戦沢ノ頭で燕の真似、しばし大展望を楽しむ。

剣岳

鹿島槍ヶ岳

浅間山
  合戦沢ノ頭からは剣岳、鹿島槍ヶ岳、浅間山等も望める。合戦沢ノ頭からは緩やかな道になるが、突然相方の足が痙攣して踞る。
 ここからが遠く感じたらしい。

燕岳

燕山荘
  合戦沢ノ頭から見えていた燕山荘が段々近くなる。休み休み歩きやっと燕山荘に着く。
  
 
  
 燕山荘からの常念山脈方面
 
  燕山荘から裏銀座の山々

常念岳(左)・大天井岳(右)拡大可

大展望岳(左)・槍ヶ岳(右)拡大可

穂高岳(左)・槍ヶ岳(右)
  

イルカ岩(拡大可)

燕岳
  相方を燕山荘に残して燕岳に向かう。往復約1時間の道程だ。花崗岩の道を登って行くとイルカ岩がある。燕岳で写真に納まり
 燕山荘に引き返す。

立山(左)・剣岳(右)拡大可

メガネ岩

笠ヶ岳
  燕岳から北 燕岳方面を眺めれば、立山や剣岳が望める。燕岳からは360度遮るもののない大展望が広がるが、山頂が狭く
 順番待ちなので余り長くも居れない。

燕山荘テラス(拡大可)

19:00夕日
  コマクサを撮って燕山荘に戻った。相方の足は大分回復したようだ。夕食後夕日を眺めて明日に備えた。
  
 燕山荘オーナー赤沼健至氏のホルン



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