十種ヶ峰 989m

山口市阿東徳佐下/島根県鹿足郡津和野町



神角から十種ヶ峰を望む



2016年4月26日(火) 天気 ☀ 夫婦+kさん


八幡宮P~33分~林道終点~67分~尾根合流~22分~山頂  合計時間 2時間02分

山頂~15分~神角分岐~15分~林道出合~33分~八幡宮P  合計時間 1時間03分

総歩行時間 3時間05分


概念図

 


地図

神角登山口


ランボーさんの情報から山芍薬の開花は4~5分咲きと聞いて、十種ヶ峰に行ってきました。山芍のは、この暑さでほぼ満開状態でした。ヤマシャクの谷を堪能した山登りとなりました。



道しるべ


八幡さまの駐車場

登山口にある案内板

生木地蔵
  初めてこの秘密の花園の存在を知ったのは、かれこれ十年も前になる。どこの山だろうかと考え十種ヶ峰との
 結論に達して、迷いながらたどり着いた時の感動は今でも忘れない。それから4年前から案内板が建ち、やがて
 集落上げてのイベントになり年々パワーアップして来ている。
 

林道終点

谷に降りる

崩壊地
  
 楽しい出会も有った、かめさん夫妻とも、のんびり夫婦さんともこの山で出会った。良い事ばかりではない。3年
 前の集中豪雨で谷が崩れて多くの芍薬が流れた。登山道も大きく様変わりした。阿東町・津和野周辺は今なお
 復旧工事が続いている。

自生地入口

花園が始まる

堰堤の下がえぐられている
  自生地入口にいっもある芍薬が今年も出迎えてくれる。綺麗に開いていた。期待が膨らむが、寝不足と暑さで
 ペースが上がらない。先に行くKさんに声をかけて一休みして行く。芍薬の自生地手前でKさんが待っている。
 まさに見頃で、思ったより人も少なくて、ゆっくり楽しみながら写真を撮る。
 
   
   
 ほぼ花が開いていて、開き切ると散ってしまう。何とか綺麗な状態で週末まで持って多くの人に見てほしい。 

ロールオーバー
尾根出合
  Kさんの歩みも普段よりも遅い。芍薬谷から尾根に登って来る。尾根に登ると展望が開ける。神角集落も眼下に
 見下ろせる。
  中々ペースが上がらないが、イカリソウやミツバツツジの咲く稜線を喘ぎながら登って行くと山頂に着く。山頂では
 数組の登山客が、思い思いに展望を眺め至福の時を過ごされている。

山頂から神角集落を望む
  遅い食事を取り、展望を楽しむ。少し霞んでいて日本海はかすかに見える程度だ。記念写真をお願いして・・・
  
東の展望
 
 
東南方面の展望
 
南から西の展望
 
 
 西から北の展望
 

青野山
 
高岳

弟見山・莇ヶ岳の稜線
     

莇ヶ岳・飯ヶ岳

大蔵ヶ岳・黒獅子山

須佐高山
     
   
ロールオーバー
山頂直下の分岐を振り返る

 肩の広場
  笹の稜線を北に降りると山頂直下の分岐に着く。分岐からすぐの肩の広場から・・・

肩の広場の案内板

権現社の鳥居を振り返る
  十種ヶ峰を振り返る。終わりかけたアセビを眺めながら降ると権現社の鳥居に出る。

神角分岐
  鳥居下の分岐を神角方面に降る。看板がしっかりしていて迷う事はない。笹の道を降ると十種ヶ峰ともお別れだ。
  しばらく降って行くと、随分と荒れている林道に出合う。林道を横切り植林帯を降って行く。
  やがて自然林に変わり九十九折れに降ると、昨年までの山道が林道に変わり猪ゲートも撤去されている。里に降り
 矢印に従いあぜ道を八幡さまの駐車場へと帰って行く。駐車場では、地元の特産品を売っている。亀女は今晩の
 晩酌のつまみを買い込んだ。ほろ酔いで楽しい夢を見ることだろう。



十種ヶ峰の花


キンポウゲ

ハクサンハタザオ

牡丹桜

ハクサンハタザオ

タニギキョウ

キランソウ

筆竜胆

ホウチャクソウ

ヤマルリソウ

これから開花
自生地入口の山芍

見頃

開き切った状態

ラショウモンカズラ

スミレ

キジムシロ
     

イカリソウ

アセビ

ヒメレンゲ

home back