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Kさんを誘って、再び芍薬谷へと向う。8時50分に着くと、駐車場には多くの車が停まっている。
皆さん、芍薬が気になるのか、ソソクサと支度をされて、出かけられる。急がば回れ。
まず石畳堰堤へ向う。右の柵から300mの道程だ。石組みの堰堤が続いている。
再び生木地蔵の所に戻り、柵を開けて進むが、野草があり写真を撮る時間に手間が掛かる。
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代役のIXYが思うようにならず、写真に手こずる。1時間10分でやっと芍薬谷に着く。第一芍薬を見ていると、
後から熊鈴の音と共に、こられたご夫婦が、「何処から来られたのですか」と聞かれたので「いつもなら
周南から」と答えるのだが、のんびり夫婦さんのような気がして「熊毛から・・・」と答える。
やはりのんびり夫婦さんだ。のんびり夫婦さんも、気がついておられたようだ。
初めてのに、会った初めてのような気がしない。ゆっくり話したいがまず芍薬とのご対面だ。
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芍薬は、曇っていて、少し時間が早いせいか花が開いてない。広島からのベテランさんは、今日は、
芍薬を見に来たのだから、太陽が出るまで、もう少し待ってみようと、腰をすえられた。日が当たると、
花が開くのだろうか?今日は、午後所用があり、余りゆっくりもしていられないので先を急ぐ。
尾根に出ると、のんびり夫婦さんが、一服されていた。少し話をして付いていく。Kさんは、以前来た時
見えなかった。稜線を気持ちよく歩いている。イカリソウ、スミレ、ツツジと写真に時間がかかる。
神角の集落が見える。新緑の尾根が明るい。
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ママも、何となくテンションが高い。山頂は、風があり、曇っているが割と遠くまで、景色が見える。
のんびり夫婦さんと、山座同定をして、記念写真を撮り楽しい時間を過ごす。
スマートなのんびりパパの横で、ポッコリお腹の熊毛の住人は、腹を引っ込めて写れば
良かったが後の祭りだ。
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北に、青野山が見える。なだらかに見えるが、登ると結構急坂が続く。
【写真左】南に、大蔵ヶ岳、黒獅子山、遠くに物見ヶ岳、高羽ヶ岳が見える。
【写真中】帰路は、権現社の方から降りる。権現社の前に、一人静が咲いている。
名前とは違い、集団でにぎやかだ。
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分岐を過ぎて、進んでいくと肩の広場に着く。ここもアセビが鈴なりに咲いている。
今年は、アセビの当たり年だろうか。鳥居の前まで降りて、のんびり夫婦さんと、お別れして神角コースから
先を急ぐ。しばらく行くと、十種ヶ峰の山頂が見える。
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ゆるやかなチマキ笹の登山道を歩いて行くと、すぐに林道に出くわす。
そこから先は、植林帯の中を降っていく。
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再び、自然林の中を九十九折れに降りて行くと、また植林になり小川を渡る。右に降ると、猪ゲートがあり、
神角の集落に降りてくる。田植えの最中で、初夏が近い。神角八幡宮の横から、十種ヶ峰が見える。
陽を浴びて、芍薬達は、花を開いただろうか。駐車場は一杯になっていた。
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