地倉沼 430m

島根県鹿足郡津和野町


津和野川から望む
2つの山の間



2016年5月27日(金) 天気 ⛅ 夫婦


児童館~27分~三角点~13分~林道出合~30分~地倉峠~12分~地倉権現  合計時間 1時間22分

地倉沼周遊及びタツナミソウ往復                              合計時間 1時間22分

地倉峠~20分~林道出合~10分~三角点~20分~児童館              合計時間 0時間50分

総歩行時間 3時間34分


概念図

 



地図

直地児童館



島根県津和野のJR青野山駅近くの奥山を登ると、標高430mに地倉沼が広がります。この時期チヨウジソウが群生し、カワヤナギの木にモリアオガエルが卵を産み付けます。この光景を見たくて今年も登って来ました。チヨウジソウは丁度見頃で、モリアオガエルも木に卵を産み付けていました。430mの高地に突然現れる地倉沼は不思議な異次元空間です。



道しるべ


直地児童館

山の間が地倉沼
  R9で阿東町から津和野に向かい。東津和野大橋を過ぎると、青野山駅の標識がある。その先の子育て支援
 センターに停めさせて頂く。すでに数台の他府県ナンバーが停まっている。支援センターの先生と話をしながら
 地倉沼へ向かう。この時期は特に登山者が多いそうだ。
 
  津和野川に架かる橋を渡り、分岐を左へと向かう。「地倉沼へ行くの?」と草むしりをされているおばさんが気さく
 に声をかけてこられる。踏切手前を地倉沼の標識に従い左に降りて行く。スイカズラと、マルバウツギが見送って
 くれる。
  電車の音が聞こえるのでカメラを構えると・・・。鉄橋の下の川を見ながら「おっとう~、今日は沢蟹の仕掛けして
 ないよ。」と亀女が立ち止まる。昨年の沢蟹の仕掛けを覚えていたらしい。橋を渡ると、地倉沼1,8kmの標識が
 ある。
  壊れた小屋を過ぎ、鳥居を潜ると山道に入る。鳥居から10分弱で中国電力の保安道との分岐を過ぎる。さらに
 登って行くと、山道の端に三角点がある。

林道出合
  やがて、雑木から植林の道に変わる。この辺りからゆっくりと注意しながら進む。昨年この辺りでサイハイランを
 見たからだ。昨年とは反対の端に2株のサイハイランを見っける。昨年より少し小さい。三角点から12分で林道
 に出くわす。

地倉沼まで1,0kmの標識

マタタビ

地倉沼0,8kmの標識
  林道を7分上がって行き左手の標識から再び山道に入る。地倉沼まで1,0kmの標識がある。亀女が突然止ま
 って葉っぱを見ている。「これ、ハンゲショウ?マタタビ?」ハンゲショウもマタタビも葉が白くなるがハンゲショウは
 草でマタタビは木で別物だと、以前やまんばさんに教えてもらった。しばらく登ると林道を横切る。地倉沼0,8km
 の標識がある。
  5分も山道を登ると、三度林道に出くわす。林道を進んで行くと再びサイハンランがある。ここも昨年あった所だ。
 4輪駆動ならここまでは入れるかもしれない?鳥居を潜って行くと・・・

ロールオーバー

ベンチのある分岐
  すぐに奥山分岐に着く。奥山への道は草が覆っている。地倉沼の標識に従い大きな道を進んで行くと地倉沼に
 着く。ここにはベンチがある。この分岐を右に行くと・・・

ロールオーバー
  地倉権現に登る鳥居がある。参道はコンクリートが打ってあり登り安くなったが、以前見つけたカエンダケはコン
 クリートの下になってしまった。鳥居から6分で地倉の権現さまが祀ってあるお社に着く。山全体が御神体のよう
 だ。
 

タニギキョウ
  岩の上に根を張る木、苔むして一体になっている。社務所のある鳥居まで戻りその先から地倉沼を周遊する。
 
  地倉沼の木の道を進んで行くと、チヨウジソウが沼の北側に群生している。チヨウジソウを踏まないように沼の奥
 に入って行く。登山靴が埋まり泥だらけだ。諦めて望遠レンズを取り出す。
 
     
   
  チヨウジソウの小さな花が新緑の地倉沼に映える。しばらくゆったりした時間を過ごす。
  

ミミガタナンテンショウ
  
  至福の時を過ごして、木道を歩きながら地倉沼を周遊して行く。先程登った地倉権現の御神体が見える。

奥山

モリアオガエルの卵
  地倉沼を周遊して入口付近に帰って来ると、奥山が見えて来る。モリアオガエルもカワヤナギの木に卵を産み付
 けている。この時期の地倉沼の風物詩だ。最後に入口の湖畔に降りて異次元空間を写す。
 
  ベンチで🍙を頬張り、冷たいトマトに舌鼓を打って、昨年見たタツナミソウの群生地に向かった。亀女の顔を見ると
 地倉詣は我が家では、恒例行事になりそうだ。




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