奥山 724m 地倉沼 430m

島根県鹿足郡津和野町


R9から地倉沼を望む



2015年5月26日 天気 ☀ 夫婦


直地児童館~7分~踏切~18分~三角点~39分~地倉峠~40分~峠~12分~奥山     合計時間 1時間56分

奥山~38分~地倉沼~55分~地倉峠~30分~三角点~17分~直地児童館          合計時間 2時間20分

総歩行時間 4時間16分


概念図


地図

踏切手前を左に降りる



チヨウジソウを見たくて地倉沼へ向かいました。ついでに奥山まで足を延ばしました。思った以上にチヨウジソウの群生は圧巻でした。チヨウジソウの青と、地倉沼の新緑のコントラストが、目に焼き付いて別天地のようでした。今日は、眠れそうにありません。




道しるべ

  子育て支援センターに駐車させてもらい、R9の青野山駅の標識を入る。すぐに橋を渡り二又は左に行く。
  踏切手前を、地倉沼の標識に従い左に降りる。道側にスイカズラやアザミが咲いている。鉄橋の下を潜ると、
 中国自然歩道・地倉沼1.8kmの標識がある。
  小屋の横を通り鳥居を潜る。少しずつ緩やかに登って行く。中国電力の保安道を過ぎ登って行くと、道端に
 四等三角点がある。
 

サイハイラン
  
 そこから少し行くと、サイハイランが2輪咲いている。初めてみるサイハイランに感激。如何に花の季節に登って
 なかったか良く分かる。三角点から12分で林道に出る。林道を5分も歩くと、再び山道に入る。 

中間点

林道に出る

青野山
  すぐに、地倉沼0.8kmの標識とベンチがある。ここらが半分来た所だ。更に登ると、再び林道を横切り、山道に
 入る。すぐに林道に出る。ここから先は林道歩きだ。右手に青野山が顔を出す。
  林道終点には、鳥居がある。手を合わせて頭を下げて進む。ここにもサイハイランがある。すぐに地倉峠の分岐
 に着く。ここは、先に奥山に向かうので、島方面の左の道を取る。
 

サイハイラン

ミミガタナンテンショウ

タツナミソウ
  
 以前に比べて木が育ち、日陰の自然歩道を登って行く。サイハイランや、ミミガタナンテンショウ、タツナミソウが
 見られる。特にタツナミソウは群生している。

アマドコロ

  ダラダラと同じような風景を眺めながら登って行く。ギンリョウソウやアマドコロが咲いている。地倉峠から40分
 で峠に着く。ここで小休止。ベンチに腰を下ろして汗を拭う。奥山はここから僅かな距離の記憶がある。
 

  
 しばらく休んで、空身で奥山に取りつく。急な坂を登ると、有難くない山の番人に出合う。鎌首を持ち上げる気配
 もないので、少し離れてやり過ごす。

三等三角点のある山頂

山頂のツクバネウツギ
  山頂は、展望は無い。後ろ姿の亀女を写して奥山を後にする。番人さんも先程の切株から動こうとしない。
 今回は、地倉沼を歩くので、蝮対策にスパッツを付けて来たが、お互いにあまり遭遇したくない存在だ。
 峠に戻り、反対の尾根にも登って見たが、やはり展望は無い。峠を後にして・・・
  タツナミソウの群生まで戻ると、地倉沼は近い。地倉沼入口のベンチに、5~6名の登山客が陣取って居られた。
 皆萩出身の同級生との事だ。若々しく見えたが、聞くと6年先輩の人達だった。皆さんに挨拶して、地倉沼に向か
 う。

最初の鳥居を北側に降りる
  地倉権現の登り口の鳥居に手を併せて沼を回る。周遊道が分からずに手間取るが、鳥居の北側を降りると
 簡単に周遊道に出る。
 
  
 周遊道に入るとすぐに、チヨウジソウの群生が見られる。これ程群生していると思わなかったので、
 只々、言葉を失って見入っていた。

  
 
 
 

モリアオガエル

ミミガタナンテンショウ
  
 木陰で、チヨウジソウと、地倉沼の新緑を眺めながら、おむすびを頬張る。夏のトマトは格別だ。 もうすぐ、
 地倉沼では、モリアオガエルが 、木に卵を産み付ける景色が見られる。
  地倉沼一杯に咲き誇る、チヨウジソウの中を進み、沼を一周する。
 
  
 以前よりも、沼の中に道が付けられたようで、より緑に染まり歩ける。
  沼を一周すると、萩の先輩達に再び出会う。これから、鍋山に登られるとか、お元気な事だ。麓に降りて振り返る
 と、地倉沼がまた来いと言っているようだ。

 
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