高羽ヶ岳 761m

山口市阿東町


物見ヶ岳から望む



2015年9月2日(水) 天気 曇り Kさん


長門峡道の駅P~15分~林道~65分~矢印~80分~大規模林道コース合流~10分~高羽ヶ岳 合計時間 2時間50分

下山時間 1時間35分

総歩行時間 4時間25分


概念図


地図

阿武川踏切入口



夕食会の準備で亀女はパス、Kさんと思い切り歩ける高羽ヶ岳・物見ヶ岳周遊を歩くつもりでしたが、暑さと、寝不足で、熊毛の住人の足が上がらずバテバテ。結局「この辺で勘弁してやるか」の台詞を残して、高羽ヶ岳を後にしました。「最近、この台詞が多いじゃない」と亀女。


道しるべ


道の駅

道の駅長門峡
  道の駅長門峡の山口寄りの駐車場に停めて、益田方面へ向かう。チエンソーで彫刻したチョルル達が出迎えて
 くれる。慎重なKさんは、地図を確かめて進む。
  JR長門峡駅を過ぎて、駐在所の次の道を右に入る。すぐに、阿武川踏切が見えて来る。

  
しばらく車道を行くと、二又に分かれるので、右の林道たたら線を進む。御堂跡、薬師堂跡の案内板がある。

ヤマボクチ

ヒヨドリバナ
  草花が林道を飾り、季節の移り変わりを感じる。水溜りがあるので、Kさんは下ばかり見て歩いている。

オトコエシ

キンミズヒキ

ヤブラン
  

ハギ

シラヤマギク
  「蛇がいるので気を付けて」と言うと、竹林を過ぎた所で、Kさんがスパッツを着ける。これでKさん安心して歩ける。
 たたら川に沿って登って行く。
 
  
林道も荒れていて、所々崩壊している。やがて、杉林を過ぎると・・・

シラヤマギク

ガンクビソウ

センニンソウ
  再び、日が当たる林道になり、草花が彩りを添える。
 いつの間にか林道が終わり、山道に入り、沢が現れる。山口営林署の倒れた看板横を通り過ぎて進む。


沢1

ノブキ
  
 沢を渡り右岸(川の上流から見て)を歩いて行くと、杉の木に赤ペンキの目印がある。
 

沢2

再び左岸を歩く

大岩
  
 初めの沢を渡り、6分で再び左岸に渡る。すぐに、沢を渡り右岸を歩くが、再び左岸を歩く。目まぐるしく変わるが
 沢を離れずに登って行く。大岩の辺りが分かり難いが、良く見ると岩の下に、テープが見える。

  
高巻を登り、再び沢を渡る。しばらく右岸を行くが・・・
 
  
 途中沢の中を歩き、再び右岸へ渡る。ここで、初めての手製の矢印が嬉しい。
 
  
 しばらく、右岸を登って行く。道は分かりやすくなるが、狭い所もあるので注意したい。矢印から10分で幾段にも
 なる小滝が現れる。Kさんは、ボルトのポーズを決める。元気が良い。熊毛の住人は、足が上がらない。言い訳を
 すると、タオルを忘れて汗が目に入る。顔を洗いたいが、手で拭うしかない。とにかく暑い。滝のように汗が流れる。
 滝の側を歩いているのだが、少しも涼しくない。
  

炭焼き跡
  
 滝を過ぎると、Kさんから遅れがちになり、先に行ってもらう事にする。こんな奥にも炭焼き跡がある。製鉄に必要
 な炭を焼いた跡だろうか?たたらとは、製鉄の事だ。
  
 沢の左岸に渡り、高巻を登る。Kさんが待っている。
 

鞍部
  
 どんどん、沢を詰めて行くと、やがて水が枯れた沢の中を歩いて行く。しばらく登ると鞍部に着く。以前の記憶で
 ためらいなく、右に登って行く。段々道が怪しくなる、方向を信じて登って行くが、どうも道を間違えたようだ。
 Kさんから、山頂に着いたとの電話が入る。こちらは、迷走中・・・鞍部からの道の確認をして・・・
 

鞍部にあるテープ

振り返ると
  
 再び鞍部まで戻り、左へ登る。(良く見ると左手の木にテープがある。)すぐに大規模林道縦走路に出る。
 

標識
  
 分岐の先に「高羽ヶ岳尾根コース経由林道たたら線」の標識がある。どうやら以前は、この道の先の何処かに、
 沢から登ったようだ。今回その道は潰れているか確かめてないが、次の宿題にしておこう。最後の急登を力を
 振り絞って登る。Kさんが、タマゴスープを作って待っていてくれた。有難い・・・

物見ヶ岳
  山頂は、以前に比べて刈ってあり、北の展望が開ける。南西に物見ヶ岳が見渡せる。


北の展望が開ける/大蔵ヶ岳が霞む
 今回は、思わぬ体調不良で楽しみにしていた縦走を諦めた。小さな声で、「この辺で勘弁してやるか」と囁く。
 涼しくなったらまた、リベンジしたい。それにしても、雨上がりの後で良く滑り、登りがいのあるタフなコースだ。

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