四王司山 392m 権現山 317m 勝山 361m

下関市


娘の家から望む
勝山(左)   四王司山(右)



2016年10月11日(火) 天気 ⛅ 夫婦


勝山御殿跡~26分~鉄塔~15分~四王司山                        合計時間 41分

四王司山~21分~権現山~24分~四王司山                        合計時間 45分

四王司山~13分~岩山展望台~16分~林道~15分~山城・郭跡~16分~勝山  合計時間 60分

勝山~10分~天狗の岩屋~13分~林道~14分~勝山御殿跡              合計時間 37分

総歩行時間 3時間3分 (各展望所で合計 1時間6分休憩)


概念図

 



地図

勝山御殿跡(四王司山登山口)


下関の娘の家に泊まり、窓から見える四王司山と勝山を周遊する事にしました。灯台下暗しで、以前10年以上下関に住んでいたのですが、この2座は登った事がありません。勝山御殿跡には立派な駐車場が出来て、登山道は良く整理されていて快適に歩けました。四王司山や、勝山からの展望は下関の魅力を充分伝えてくれるものでした。


道しるべ

  勝山御殿跡に着くと、駐車場は一杯だ。こんなに人気の山?と思っていたらゲートボールの方が多いようだ。
 以前と違って運動公園として整備されている。駐車場の奥に勝山が見える。そちらに向かうと、登山マップが
 あり確認して・・・
  四王司山へ向かう。良く整備された登山道は、熊手が登山道の所々に掛けてある。10分で文政六年(1823年)
 の鳥居がある。

鉄塔にある標識
  雑木林の心地良い登山道がつづく。皆さんに愛されている道らしく、何人かの人が登り降りされている。鉄塔に
 着くと、新四王司からの道が上がって来る。
  鉄塔越しに下関の展望が開ける。ここから先はしばらくは、緩やかに登って行く。【それダメ!】を見たらしく亀女
 の山講座が始まる。「右手と右足・左手と左足を同時に出すのが登山の常識らしいよ。」と俄か知識を披露する。
 二人で早速やってみる。成程身体の揺れが少ない気がする。
  坂を登ると、鳥居があり鳥居を潜ると、山城・郭・毘沙門堂跡先に・・・
  四王司山の三角点がある。三角点の先を行くと、神社の屋根が見えくる。参道に出て神社に着くと、数人の人が
 祀りの準備をされていた。登山客も何人か登っておられる。お賽銭をあげて拝礼すると、総代の人が頭を下げて
 出て来られた。気持ちだけのお賽銭なので、そそくさと展望所に向かう。
 

展望所
  四王司神社から展望所は2~3分の距離だ。展望所からは、長府の街並みが見える。
  
東方面は半島が広がりその先が宇部市になる。眼下にこれから向かう権現山。
 
 
西方面に目をやると、満珠島・干珠島。その右が関門海峡と裏門司方面。

満珠島・干珠島

関門海峡

関門橋
 ・・・
 

北九州空港

展望所

阿修羅像
  展望を堪能して展望所を後にする。
  四王司神社と展望所の途中に権現山に向かう道がある。どんどん降って行くと鉄塔に出て、更にどんどん降って
 行くと・・・

竜王山(左)・鬼ヶ城山(右)
  鞍部に降りる。ここは、滝経由の正面登山口との分岐になっている。登り返すと権現山に着く。権現山標識の先
 からは、竜王山と鬼ヶ城山が見える。南側には、長府の街並みが近くに見える。
  
 東方面
 
 西方面

満珠島・干珠島
  夢タウンの先に干潟がみえ、昔潮干狩りをした事を思い出す。兜ガニもいた記憶がある。満珠島・干珠島の先には
 国東半島が霞む。長府のさつきヶ丘や、松小田の団地にも思い出がたくさんあり懐かしい。

ママコナ
  日当たりの良い権現山には、ママコナが咲いていた。四王司神社まで戻り、員光・勝山・田倉方面に向かう。

シロオニダケ

岩山展望台分岐
  標識に従い降って行くと、若い二人連れがキノコを珍しそうに眺めているので、シロオニダケと教えてあげた。
 やがて岩山展望台分岐に着くので、一登りすると360度の素晴らしい展望が広がる。
 
これから向かう勝山、遠くに竜王山や鬼ヶ城山
 
 
 小月方面

華山

竜王山・鬼ヶ城山

青山
  青山の先には、下関市街が見下ろせる。

岩山展望台

ホトトギス
  岩山展望台には、ホトトギスが咲いていた。先程の分岐まで戻り、田倉・勝山方面に向かう。

ヨメナ

ノブキ
  勝山を見ながら降って行く。どんどん降って行くと坂が緩やかになり、日当たり良い所には、秋の草花が咲いて
 いる。

シラヤマギク
  やがて林道に出る。【勝山へ750m方面】の標識に従い右に曲がる。すぐの分岐は左へ登る。
  更に分岐するが、左に曲がる。標識があるので問題ない。鉄塔を登って行くと、山頂まで四十分の道標がある。
  岩を一登りすると、ひとやすみ展望台に着く。小月方面や、降って来た四王司山や岩山展望台が見える。
 シダの道を登って行くと、山城・郭跡(出城)跡の標識がある。
  少し覗いて先を進む。平らな尾根道を登って行くと、勝山・急坂の標識がある。ここから天を衝く急登になる。
  ロープに掴まり5分も頑張ると、勝山山頂に着く。勝山は城跡で山頂は南北に広い。
  
北方面の展望 / 小月方面・右手に四王司山
 

ツワブキ
  南方面に移動すると、下関市街の展望が広がる。山頂にはツワブキが咲いている。
  
南方面 / 青山の先に下関市街、その先に北九州市の展望が広がる。
 
 
北東方面 / 吉見の竜王山・川棚の鬼ヶ城山
 

御殿跡・青山の標識
  山頂直下の石垣を確認して、【御殿跡・青山】の標識方面に降る。物凄い急坂がつづくが、ロープが張ってある。
  10分も頑張ると、左手に大岩が見えて来る。正面に回ると、天狗の岩屋の標識があり、洞窟がある。

林道出合
  天狗の岩屋からは坂が緩やかになる。どんどん降って行くと林道に出る。

林道を振り返る

車道出合
  林道を右に降って行くと車道に出る。ここも右に降って行く。

車道を振り返る
  車道を降って行くと、杓文字に書いた田倉山への道標もある。色々な登山道があるようだ。すぐに勝山御殿跡に
 戻って来る。四王司山は、緩やかな登りやすい登山道で登られる方も多い。勝山は山城だけあって峻険な道だ
 ったが、どちらの山も、山頂からの展望は素晴らしかった。


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