深入山 1153m

広島県山県郡安芸太田町


高岳から望む



2016年10月2日(日) 天気 ⛅ 夫婦


南登山口~66分~東登山口分岐~7分~山頂      合計時間 1時間13分

山頂~38分~西登山口分岐(上)~27分~南登山口  合計時間 1時間00分

総歩行時間 2時間13分


概念図

 



地図

南登山口



この先の天気が読めないので、迷ったあげく亀女の要望で深入山に向かいました。お目当てのトリカブトは在りませんでしたが、リンドウ・アキノキリンソウ・ホクチアザミがたくさん咲いていました。センブリやナンバンギセルが盗掘で少なくなっているようです。悲しいですね。南登山口から登り、林間コースから降りたのですが、南登山口は急登で、こちらから登った方が足腰には負担が少ないでしょう。



道しるべ

  9:27分に南登山口から取り付く。駐車場にはすでに多くの車が停まっていた。すぐに急な坂になる。山野草が
 多く中々進めない。

クヌギ
  ゆっくりと写真を撮りながら登って行く。写真を撮っていたら、抜かれてしまった。健脚のお二人さんでどんどん
 遠ざかっていく。
  左手に古びた鉄の柵がつづく、放牧の跡だろうか?振り返ると一直線に登って来た事が分かる。更に一直線に
 急登がつづく。
 しばらく登って振り返る。大分登って来た。右手にサイコロステーキのような岩が見えてきたら坂が緩やかになり、
 深入山が見えて来る。
  左手を見ると、林間コースの東屋がみえる。団体さんが登っている。ここまで登って来ると、山頂直下の大岩が見
 えて来る。大岩の上には先程抜いて行かれたお二人さんが休憩されている。

ギボウシ
  右手の岩を過ぎた所で亀女が右手の脇道を進む。何か咲いてないかと寄り道を決め込んだようだ。登山道を登
 って少し先に行くのを呼び戻される。行ってみるとマツムシソウが咲いていた。マツムシソウを撮って戻ると、東登山
 口分岐に着く。ここから山頂まで300mの急坂になる。
 
  急登を頑張ると、山頂直下の大岩に着く。大岩から見ると遠くの山はガスの中だ。山頂で、深入山の主みたいな
 方が、「ナンバンギセルやセンブリが少なくなった、国定公園内なので盗掘は罰せられるのに」と嘆いておられた。
 楽しみに登って来てお目当ての山野草が少なくなっていたら悲しい。
 
 
 聖湖・聖山・高岳・臥龍山方面
 
 臥龍山・雲月山・天狗石山方面
 
 山頂を振り返る
 これ以上の展望が望めそうにないので、林間コースを降りて行く。すぐに東屋が見えて来る。東屋の手前を右に
 降りて行く。

オトコヨウゾメ
  東屋を回った所に、案内板がある。広く刈られた道を降って行くと・・・
  すすきの原になりその先に、大岩の展望台がある。
  聖湖の先に高岳が見える。展望を楽しんで振り返ると、斜面に標識が立てかけてある。クヌギなどの雑木林を
 降って行くと・・・

サルノオコシカケ
  湧水がある。更に心地良い林間の道がつづく。

来た道を振り返る
  降って行くと前方が明るくなり、西登山口の標識がある。南登山口に降る。

右手は東屋につづく道
東屋の屋根が見える
  案内板を確認して先を見ると、亀女は東屋をスルーして降りている。

シロオニタケ
  二宮金次郎に見える木も大分形が崩れて来た。深入山を振り返る、ここが深入山が見える最後となる。林に入り
 降ってく。西にどんどん降って行く感じがするが・・・

西登山口分岐(下)
  やがて西登山口の分岐がある。ここは、東(左)に南登山口の標識に従い降って行く。木橋を渡り・・・

木橋の上から滝を見る
  林を出ると、管理棟のある南登山口に戻って行く。この時期に深入山に登るのは初めてだったが、何時登っても
 期待を裏切らない花の山だ。12:01下山、次の山高岳に向かう。



出会った山野草


ウメバチソウ

ワレモコウ

シラヤマギク

ママコナ

ホクチアザミ

ホクチアザミ

ノギラン

アキノキリンソウ

ツリガネニンジン

ハバヤマボクチ

キキョウ

ノアザミ

ムラサキセンブリ

ムラサキセンブリ

センブリ

シラネセンキュウ

マツムシソウ

キバナアキギリ

アキチョウジ

アキチョウジ

リンドウ

ヤマラッキョウ



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