下深山(しもみやま) 783m

山口市阿東地福上・山口市徳地柚木



下深山山頂


2021年3月1日(月) 天気 曇り・強風


庚申塚P(10:08)~21分~墓地(10:29)~24分~消えた看板・尾根道取付(10:53)~19分~小屋(11:12)~

39分~崖(11:51)~37分~稜線ピーク(12:28)~25分~下深山(12:53~13:14)~25分~稜線ピーク(13:39)

~12分~岩(13:51)~39分~徳佐高校学校林標柱・谷道出合(14:30~14:33)~30分~庚申塚P(15:03)

所有時間 4時間55分


概念図

 


庚申塚P


下深山は阿武川を挟んで大蔵ヶ岳と対峙する山ですが、周囲に十種ヶ岳、大蔵ヶ岳、黒獅子山、高岳、三ツヶ峰、野道山、高羽ヶ岳、物見ヶ岳etc多くの登山対象の山々があるので見向きもされません。登ってみると、谷ルート、尾根ルートとも趣のある藪山です。山頂付近に熊床?も見受けられ、熊さんにも注意しながら登りたい山です。三等三角点のある山頂はしっかり刈られていました。



道しるべ


庚申塚
  徳佐の方から来ると門路橋手前で、しもせ林檎園の看板を見て左に曲がると、左手に広い路肩がある。すぐ先には庚申塚がある。
 R9に沿うように北上して橋を渡り右に曲がる。害獣柵を開けて入ると分岐する。左に行くとすぐに柿本神社がある。
  分岐まで戻り林道を進んで行く、右手には滝があり用水路が引かれている。堰堤を右に見て進んで行くと分岐する。分岐場所に
 林道用路線の石柱が立っている。右の広い林道を行くと、墓地がある。ここからは少し道幅が狭くなり笹が目立つ。
  林道を登って行くと黄色の消えた標識がありその先に堰堤がある。堰堤の前の林道を右に曲がりながら登って行く。林道に笹が
 被さり始めたらすぐに、右手に消えた看板がある。

消えた看板
  帰路尾根道から降りて来た所で重要なポイントとなる。笹と蔓と棘の歩き難い林道を鋏で切りながら進んで行く。やがてトタン小屋が
 見えて来る。ここが林道終点になる。一息入れて小屋の右手から谷沿いに登って行く。
  所々に付いているテープを目印に谷の右岸を登って行く。


崖の上
  テープに導かれて登って行くと崖に出くわす。テープは崖の左を登っているが、急で危険なので広い崖を横切り右の尾根に取付く。


支尾根合流
  道はなく急だが、尾根幅があり危険を感じない。藪を漕ぎ尾根を登って行くと右手に大きな岩が見えて来る。右に登って行くと支尾根
 に合流する。支尾根を登って行くと稜線取付ピークが見えて来る。右にトラバースしながら、主尾根を南(右)に降りて行く。
  主尾根の道も笹で蔽われている。植林帯に逃げながら尾根を外さないように降りて行く。
  踏み跡はないが南に降りる尾根と分かれて西(右)に降りて行く。鞍部から南西の尾根を登って行くと、熊さんの遊んだ跡?があり
 このピークを南(左)に頭が隠れる笹をかき分けて行くと、分水嶺縦走徒登行山岳会のプレートがあり、笹から解放され山頂に飛び
 出る。

基準点名 長尾谷
  下深山山頂は広く刈られていて三等三角点が座っている。風が強く松の枝が大きく揺れている。早々にランチを済ませて下山する。
  下山は稜線ピークを踏み支尾根を降りてみる。支尾根はピンクテープが付いていて分かりやすい。登りの時に見えていた岩の
 上からは十種ヶ峰や大蔵ヶ岳が枝越しに望める。岩の左横を降りて行く。

分岐
  やがて赤杭や谷に降りれそうな分岐があるが、そのまま支尾根を降りてみる。
  やがて山口県立徳佐高校学校・学校林の標柱がある。テープは左の谷に降りているが、お世話になったテープと分かれて右の踏跡
 を降りて行くと、また同じ標柱がある。沢を渡り、水源かん養保安林支柱の所から谷道に降りて来る。

看板すぐ先から綺麗な林道
  登りの時は水源かん養保安林支柱は見え難いので消えた2つの看板の手前を上まで行くと水源かん養保安林が見える。尾根道を
 登った方がはるかに分かりやすいし楽だが、下深山はなかなか一筋縄には登らせてくれない。その分達成感も大きい。下山途中の
 道で、どの山が下深山が思いを馳せて帰路に着いた。



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