皇座山527m

熊毛郡上関町/柳井市阿月


2011年1月12日 天気 晴れ 夫婦



相の浦集会所出発〜6分〜報恩寺〜3分〜分岐1〜5分〜分岐2〜43分〜炭焼跡1〜23分〜車道〜7分〜山頂   合計 1時間27分

山頂〜6分〜車道〜15分〜炭焼跡1〜33分〜分岐2〜5分〜分岐1〜4分〜報恩寺〜7分〜相の浦集会所到着    合計 1時間10分

総歩行時間 2時間37分



概念図


                             

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地図リンク

報恩寺入口

                           
座皇山は室津半島の先端の山で、鯨の頭のように平でどこが山頂か分らない程大きな山です。
10年前のちょうどこの時季、室津半島の東側の相の浦から登った記憶があります。その時は、登山道の霜柱を踏んでの山歩きでした。途中のガレ道でへたり込んだり、山頂付近の林道でたぬきを見たと、先頭を歩いていたママが大騒ぎをした事など思い出します。山頂からの景色は、岩の上からやっと見えた程度でした。
10年後の今日、どう変わっているか楽しみです。


道しるべ

柳井から熊毛半島東側の県道72号線を南下して、途中阿月トンネルを過ぎ左折の所を直進してしまい、半島西側の県道23号線に出てしまいました。そのまま熊毛半島を反時計周りに半周して相の浦の集会所に着いたのが、10:50分と手間取りました。 とりあえず、釣り人に混じり県道沿いに路上駐車をして、リックを担ぐと釣り人が怪訝な顔をしています。話すと長くなりそうなので、ソソクサと報恩寺に向います。 集会所を少し柳井方面に行くと、報恩寺の案内板があります。そこを山に向かって入って行きます。10:55分の出発です。
結構急な生活道を登って行きます。石垣が積まれ瀬戸内海の風情があります。 11:01分、6分で報恩寺に到着しました。浄土真宗のお寺です。黒板に「念仏者は無碍の一道なり」と書いてあります。忘れてしまいましたが、10年前も何か有難い言葉が書いてありました。 すぐに、分岐1に着きます。右にお地蔵さんが見えたら、その次の左側の石垣を左に進みます。ここを見落とさなければ、後は心配ありません。
こんなささやかな看板が石垣に付いています。 向かいの周防大島の景色を楽しみながら、みかん畑の道を5分ばかり歩いて行きます。 すぐに、皇座山の指の案内板が目に飛び込んできます。いよいよ山道に入ります。
火山岩と落ち葉の道を登って行きます。 シダのトンネルを潜って行きます。このあたりから少しの間、シダが出てきます。 緩やかな、雑木の登山道です。10年前より整備された感じです。
11:50分、指の案内板から40分登ってきました。南側の山が近づいてきて谷をつめて登って行きます。この辺りからガレの急登が始まります。 こんな感じの登山道に変わりました。慎重に足元を確めて、テープに従って、谷をつめて登って行きます。 11:52分、すぐに左手に石垣が見えてきます。
石垣の正体は、かなり大きな炭焼き跡でした。 炭焼き跡を右手にやり過ごし、更に登って行きます。 いよいよ、ガレが多くなって来ました。皇座山登山のインパクトの強い所です。歩き易い所を上に向かって歩いて行きます。
更に上に、もう一つ炭焼き跡がありました。ここを右に登って行きます。12:07分通過です。 ガレ場を過ぎると、最後の急登が待っています。山頂まであと10分の目印に励まされ先を急ぎます。 12:15分、車道に出ました。10年前、ママがここで初めてたぬきと出合いました。その時は大騒ぎでした。今日は出迎えは、いませんね。
車道にうっすらと雪が積もっています。 12:22分、皇座山山頂に到着しました。見覚えある広い山頂です。 山口県内5個しかない、1等三角本点です。大切にしましょう。
残念ながら、期待していた展望はありません。10年の内に木が伸びて岩の上から、わずかに上関が見える程度です。しかし悪いことばかりではありません、木が風をある程度防いでくれます。雲の合い間から顔を出す陽射しが温かく感じられて、昼食とコーヒータイムで楽しい一時を過ごしました。 帰りに撮った、分岐1と2の間の周防大島の風景です。昨年登った大島3山が見えます。 振返ると、皇座山の山容が見えます。大きな山で何処が頂上か良く分りません。標高527mですが、海抜0mからの山登りは登りごたえがありました。