|
|
|
R315沿いの鹿野の看板を入ると、30人程の団体さんがリーダの説明を受けている。駐車スペースには先客
が2台停まっている。
昨年、弟見山をピストンしてから行った病院で、胃癌を宣告され手術をして以来の思い出深いコースに末娘が付
き会ってくれた。今年もカタクリに会えて本当に良かった。そんな重い話をしながら登山口を出発する。今元気に
なり気心の知れたメンバーだから遠慮がない。
|
ネコノメソウ |
堰堤の所で分岐右に登る
すぐ右に折りかえす |
|
このコースは、1時間以上の林道歩きから始まるので、人気があるのか、ここから登る人が多い。健脚のKさん
には少し物足りないかも知れない。林道はネコノメソウやマムシグサが多い。山桜もまだ残っている。
|
モミジイチゴ |
|
|
モミジイチゴの花が恥ずかしそうに下を向いてさいている。春である。そう言えば娘の名前も春にちなんで付けた。
うぐいすの声を聞きながら、緑の中を登って行く。亀女と娘も楽しそうに何か話しながら歩いている。
|
|
|
|
滝の流れる崩壊地は、木の橋がありロープが付いているが、滑るので気を付けたい。稜線が近くに見えてきたら
林道終点は近い。一部、岩の崩壊、落石があるので要注意だ。
|
|
|
|
林道が終わると、いきなり急登が始まる。今までの林道歩きとのギャップで戸惑うが、ロープに助けられてゆっくり
登る。振り返ると、坂の途中からは、莇ヶ岳や飯ヶ岳が顔を出す。20分頑張ると、主尾根に上がる。見慣れた尾根
を15分ばかり登ると、展望地に着く。団体さんが来る前に写真を撮り、リックを置きカタクリ散策に出かける。
|
展望地から東の景色【羅漢山・平家ヶ岳・長野山・馬糞ヶ岳】
|
南の景色【金峰山・烏帽子岳・正面に莇ヶ岳】
|
南西の景色【石ヶ岳・雀谷山・飯ヶ岳・矢筈ヶ岳・右田ヶ岳・大平山】
以前このメンバーで登った飯ヶ岳・雀谷山に話が弾む。
|
|
|
|
|
|
|
|
展望地から山頂にかけては、盛りを過ぎていたが、それでも週末まではもちそうだ。山頂に上がると、昨年同様
さくやのご主人に出会った。
|
|
|
|
Kさんに記念写真を撮ってもらい山頂をあとにする。展望所に戻り、🍙となめこ汁をいただく。最高のレストランだ。
団体さんが登って来られたので、早々に場所を譲り莇ヶ岳へ向かう。屋敷林道分岐を過ぎると、長い降り坂に
なる。
|
|
|
|
鞍部までくだると、枯れたブナの木が残っていたが、昔の面影はない。坂を登り返して、東から南(右)に直角に
進路を変える。更に進むと、一直線の下りが待っている。この辺りは笹がかぶり少し荒れ気味だ。
|
|
屋敷林道分岐を莇ヶ岳に向かう |
|
3つ目のピークがシャクナゲ尾根で屋敷林道への分岐となる。標識が出ているので心配いらない。弟見山から
ここまで約1時間の距離だ。ここから莇ヶ岳は快適なブナの尾根歩きが続く。イワカガミが咲き始めている。
|
|
|
|
莇ヶ岳は、この時期は弟見山に主役を譲り、静かな山頂になる。ここでも、思い出づくりを1枚・・・莇ヶ岳の
展望を満喫したKさんは、鎖へ向かう。
|
東北から南東方面/鈴の大谷山・安蔵寺山・平家ヶ岳・長野山・金峰山
|
南方面/正面に金峰山・左に烏帽子岳
|
南西方面/飯ヶ岳・雀谷山・大平山・矢筈ヶ岳・右田ヶ岳
|
|
|
下が見えない |
石鎚神社刻印 |
娘は鎖の真似事で遊ぶ。 |
ムシカリ |
イワカガミ |
|
莇ヶ岳山頂のムシカリ。こちらは日当たりが良くイワカガミが咲いている。莇ヶ岳に元気を貰い山頂を後にする。 |
シャクナゲ尾根分岐 |
|
弟見山 |
シヤクナゲ尾根を降って行く。左手に莇ヶ岳が見送ってくれる。途中手製のベンチがあり、弟見山が右手に見
える。 |
手製ベンチ |
|
|
更に一直線に近い尾根を西に降って行くと鞍部に着く。ここで、尾根コースと谷コースに分岐する。谷コースを
とる。
|
|
エンレイソウ |
キケマン
|
急坂を降って行くがゴールが近いので、足取りは重いが気持ちは軽い。山野草を撮りながら谷筋を降って行く。 |
ニリンソウ |
|
|
トトロの谷を降り、前方に小山が見えてきたら屋敷林道に出る。
|
屋敷林道から谷コースを
振り返る |
谷コース横の尾根コース
登山口 |
弟見山4kmの標識を右に |
屋敷林道からは、車道をゆっくり歩いて10分強で駐車スペースに帰って来る。今日の登山は、関係者皆さんに
心から感謝したい。 |