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レストハウスから、カヤバタBリフトの横を通って、夏焼峠へ向う。踏み跡が多く、シャーベット状になっているが、
踏み抜くと膝まで沈む。壺足のKさんは、足を取られて歩き難そうだ。
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亀女はスティクが無くても、どんどん進んでいく。約1時間もかかって夏焼峠に着いた。Kさんがなかなか来ない。
「オ〜イ・・・」と声をかけると、手を振って答える・・・。かなり疲れているようすだ。夏焼峠で小休止・・・。
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相談して、取りあえず早手峠まで、頑張る事にする。踏み跡が薄くなり、Kさんは一足ごとにズボズボ沈んでいく。
やっとこさ、早手峠にたどり着いた。Kさんの顔を見ると、5歳も年を取ったようだ。ここで、エネルギー補給の中休
止・・・。恐羅漢山50分の標識に元気付けられたのか、山頂を目指すことにする。ここで、亀女がワカンを、片方K
さんに付ける提案をする。
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片方のワカンでも、亀女がドンドン登って来る。GPSを見ると、1200m辺りから、樹氷になっている。
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枝に真っ白い花が咲き海老の尻尾が見られる。
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「オ〜イ・・・」と声をかけ、遅れがちなKさんの姿を確認しながら進んでいく。
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早手峠から60分でかやばた峠に着く。片方のワカンの威力か、Kさんのペースも大分上がってきた。道に落ちた
樹氷を、踏むとシャキシャキと音を奏でる。
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亀女は樹氷眺めながら、銀世界を楽しんでいる。
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台所原の標識が埋もれてる。流石に台所原に下りる踏み跡はない。山頂に着くと、団体さんが、食事中だった。
気さくに声をかけて来たので、話してみるとゲレンデから登ったとの事だ。スキー組みと、ソリー組みのメンバー。
道理で途中からスキーの跡の横に、壺足の跡が目立っていた・・・。
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達成感の溢れるKさんの健闘に祝福だ。時計を見ると1時、3人でおふくろ弁当と焼き鳥を頬張って、元気がでた
ところで記念撮影だ。
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帰路は、二人とも楽しいソリ滑り。いつもの立山の分岐を見過ごして、かやばた峠からゲレンデに下りる。ものすごい
急降下。
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右端をスキーの邪魔にならないように、下りるが何度も転ぶ。途中から、危ないのでシリセイドウで下りる。2番目の
リフトを横切り。北の緩斜面を、ソリで滑る、亀女とKさん、見る見るうちに小さくなった。
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スノーシュで降りて行く熊毛の住人を、かやばたリフトの横で待つお二人さんは、子供の顔だ。下山後かやばたの
ゲレンデを振り返る。随分高い所から下りたものだ。上の方は見えない。日曜日にあったイグルーの大会の名残が
あった。それにしても、ますます雪山の魅力に惹かれそうだ。
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