立戸山(たちどやま) 233m 大河原山(おおごうらやま) 233m

大竹市大竹町油見 / 大竹市大竹町大竹



大河原山展望所北側


2021年6月17日(木) 天気 梅雨の晴れ間


防鹿トンネル付近P(8:28)~12分~苦の坂峠入口(8:40)~18分~苦の坂峠(8:58~9:06)~15分~斎場標識(9:21)~35分~

車道分岐(9:56)~6分~立戸山(10:02~10:07)~11分~北展望所(10:18~10:31)~11分~南展望所(10:42~10:46)~12分

~北展望所(10:58~11:39)~4分~車道終点P(11:43)~18分~苦の坂峠(12:01)~23分~駐車地(12:24)

所有時間 3時間56分


概念図

 

防鹿トンネル付近路肩P

参考HP おおたけ歴史探訪~西国街道を訪ねて~

その3 滕池神社を訪ねて苦の坂峠を歩く



大竹市の大河原山からの展望が良いことを知り、色々なルートを検討しましたが西国街道の苦の坂峠を越えて、斎場分岐から車道を歩き、立戸山から大河原山北側展望所、南側展望所をピストンして、巡視路を通り苦の坂峠に降り周回しました。歴史的見所もあり、当時の人々に思いを巡らして苦の坂峠を越えました。立戸山、大河原山の両展望所からは大竹市が、借景には瀬戸内海の島々が見渡せます。車道歩きを避けたい場合は、苦の坂峠から中電の巡視路を利用すれば快適な山歩きになります。



道しるべ

  Google Earthで駐車地を探すと、大竹手漉き和紙の里の河原に広い場所がある。途中手前の防鹿トンネル近くに路肩があった。
 路肩に停めて引き返し油見トンネル西口の交差点から県道1号線に入ると、すぐに左手に滕池神社(ちきりいけじんじゃ)がある。
 (※河原の駐車地は広く何台も停められる。帰路確認)

滕池神社

拡大可

汐涌石
  滕池神社にお詣りして、基礎の右手の石垣の下に汐涌石を確認する。旧暦の6月17日に汐涌石の穴から汐が湧き出ると謂れている。

参道を振り返る

苦の坂峠入口
  参道を通ると、右手県道1号線の横に「史跡長州の役戦跡苦の坂入口」の石碑と案内板がある。「歴史の散歩道について」の説明板
 の横の道は草が覆うが、すぐに快適な峠道になる。気持ち良い竹林の道を登って行くと、苦の坂峠に着く。

苦の坂峠

拡大可

装荷線輪
  苦の坂峠の説明板には安政の大獄の罪で松蔭先生はこの峠を越えて江戸に送られたと書かれている。萩出身の巳はこの峠を
 越えねばなるまい。峠を降ると電話の通信電流が弱まるのを防ぐための装荷線輪施設が取り残されている。

経小屋山(道路正面)
  仮設橋を降りて奥に入った辺りが、苦の坂古戦場跡になるのだが立ち入り禁止の柵がある。車道を降りて行くと歴史散歩道の案内板
 があり、この分岐を右に降りる。道路正面に経小屋山が見えて来る。

傘山(左端)・行者山(中央左)

忠四郎山(左手奥)・大鉢山(正面)
  傘山・行者山を確認して、更に降ると大鉢山の尖った山容の左手奥に忠四郎山が見えて来る。大竹市斎場の分岐を登って行く。
 

宮島

立戸山取付
  車道を登ると宮島が見えて来る。大竹市斎場を過ぎてUターンして登って行くと分岐する。右は車道終点から大河原山への道、
 ここは左に、立戸山に向かう。不法投棄禁止の看板の所から山道に入る。
 
 電波塔の横を過ぎると、左手に大竹市の展望所がある。岩国方面も見え高照寺山も確認出来る。右手にはこれから行く大河原山
 が望める。

立戸山
基準点名 油見
  次男の勤務する会社の先には能美島が・・・展望所のすぐ先には三等三角点が座る立戸山がある。山道を南に行くと大河原山の
 遊歩道に出る。

大河原山展望所(北側)
218m

拡大可
  広い遊歩道を少し登ると大河原山展望所(北側)に着く。ベンチやテーブルもあり絶景を楽しめる。ランチには少し早いので、
 大河原山展望所(南側)に向かう。
 
 
 大河原山展望所(北側)からの展望

大河原山
233m

大河原山展望所(南側)
168m

拡大可
  少し登り一番高い所で写真を撮る。ここが大河原山山頂なのか?標識も何もない。広い遊歩道を降って行くと、電波塔の先に
 大河原山展望所(南側)と書かれた案内板がある。

拡大可
  展望は北側展望所と余り変わりない。溜池まで降りてみたが役目を終えた溜池の水は抜かれていて、溜池建設の記念碑がぽつんと
 建っている。

車道終点の駐車地
  大河原山展望所(北側)の木陰で展望を楽しみながらランチにする。この時期は凍らせたタオルがありがたい。車道終点の駐車地まで
 戻り、その先の左手のテープの所から巡視路に入る。すぐに分岐するが右に降って行く。

苦の坂峠

滕池神社
  快適に降るとまもなく苦の坂峠に着く。滕池神社に再度お詣りして帰路に着いた。



home  2021