狩音山(かろうとやま) 577m 鬼ヶ城 620m

下関市


竜王山から望む
鬼ヶ城(左) 狩音山(右)


2016年12月12日(月) 天気 曇 夫婦


登山口~29分~三合目~21分~せきんじ岐れ~16分~狩音山   合計時間 1時間6分

狩音山~15分~せきんじ岐れ~17分~鬼ヶ城              合計時間    32分

鬼ヶ城~14分~せきんじ岐れ~15分~三合目~21分~登山口   合計時間    50分
 
総歩行時間 2時間28分


概念図


距離 6,55km 所要時間 2時間50分


地図

登山口


前回鬼ヶ城に登ったのは、末娘が小学校の4年生の時の16年前です。クリスマスイブの日に登って山頂で鐘を鳴らしたのを良く覚えています。久しぶりに見た山頂からの展望は、素晴らしく由布岳や英彦山の山容まで見えました。



道しるべ


駐車場
  鬼ヶ城は吉見の竜王山登山口を過ぎた辺りから見ると、はっとする程高く見える。(写真は黒井を過ぎた辺りで
 撮ったもの)県道244を黒井の分岐を過ぎ、更に川棚温泉に向かうと、鬼ヶ城登山道入口の看板がある。その
 道を入って行くと、10台ぐらい停めれる駐車場がある。ここが鬼ヶ城の登山口だ。
  登山口には鬼ヶ城の伝説とコースまでの距離(約2500m・70分)が書かれている。地道に入って行くと縦走路
 の案内板と、登山届けのようなものがある。
  しばらく谷に沿って登って行くが・・・
  やがて九十九折れの緩やかな道になる。この道はマムシソウが多い。この時期赤い実が登山道に彩りを添える。

クマノミズキ

三合目展望所
  登山口から15分も登ると、クマノミズキの大木がある。クマノミズキから九十九折れを13分登ると、三合目の
 展望所に着く。展望所からは黒井の豊洋台が見える。ここでフリースを脱ぎ一服して行く。緩やかに登って行くと
 ・・・
  20分で鞍部に着く。せきんじ岐れと書かれた板があり、鬼ヶ城と狩音山の中間点になる。時間的に早いので、まず
 狩音山に向かう。しばらく行くとチエンソーの音が聞こえて来る。

狩音山

蓋井島・毘沙の鼻
  せきんじ岐れから、16分で見覚えのある狩音山に着く。かろうとやまと書かれた板が置いてある。山頂からは、
 蓋井島や本州最西端毘沙の鼻が見える。

室津漁港

狗留孫山(右)
  位置を変えると天ぷらで有名な室津漁港が見える。北には石畑峠への縦走路がつづき、遠くに白滝山から天井ヶ岳
 の稜線や狗留孫山の先に一位ヶ岳も見える。狗留孫山のラクダのコブのような山容が近くに見える。
  鬼ヶ城に引き返す途中に、伐採地から鬼ヶ城を眺める。展望所でも作っているのかなと呑気な事を考えていたが、
 南斜面を植林するようだ。せきんじ岐れまで戻り、平らな道を行くとすぐに鬼小屋が見えて来る。
  以前見た時よりも綺麗になっている。台風で倒壊したのを建替えてようだ。小屋の中には優しい鬼が待っていた。
  鬼小屋を建てた子供達の名前がある。東の木が切られて室津漁港の展望が広がる。鬼小屋から急登を
 一登りすると・・・
  鬼ヶ城に着く。ほぼ360度の展望が得られる。
 
 
 
南の展望 / 竜王山その先に福岡県の宗像市が見える
 
 
西の展望 / 吉見・吉母・室津の海岸線 中央に蓋井島、手前の半島が本州最西端の毘沙の鼻 
 
北西の展望 / 室津・黒井の漁港 その先には角島が見える
 
 
北の展望 / 木が伸びて良く見えないが白滝山から一位ヶ岳方面
 
 
  しばらくすると、雲が切れて展望が良くなってきた、今度はコンデジで撮ってみた。宗像市方面まで良く見える。
 
蓋井島から角島までの海岸線
 

竜王山

鶴見岳・由布岳

白滝山から天井ヶ岳の稜線
  亀女が「あれって由布岳?」と言うので行って見ると、由布岳が雲の上から頭を出している。地元のハイカーが
 登って来られ、山頂から見える山々や集落を教えてくださった。白滝山から天井ヶ岳の稜線、その先に一位ヶ岳
 がつづく。一位ヶ岳の手前ラクダのコブが狗留孫山。大変参考になりました。
 

英彦山

マムシグサの実
  竜王山の肩の先に英彦山その左が犬ヶ岳と教えて頂いた。山頂の温度計は、8度だったが風が冷たい。至福の
 時を過ごして、山頂を後にする。クマノミズキの大木まで戻り・・・

下に登山道
  少し降って行くと、下に道が見える。降りて行く所も大体見当が付いているので、登山道から離れてバリエーション  
 コースを降る。途中亀女が立ち止まる。道を見失ったらしい。落葉に隠れた道を見つけて降りて行くと、登山道に
 降りる。
  登山道から降りた道を振り返る。やはり登る時に気になっていた道に降りて来た。登山道にある鬼ヶ城へと書い
 てある辺りだ。登山道が単調なので少しバリエーション道を通るのも面白い。鬼ヶ城に登ると、小学校4年生の娘
 に会える。



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