扇ノ山 1310m

鳥取県鳥取市・八頭郡八頭町・若桜町 / 兵庫県美方郡新温泉町


氷ノ山から望む



2016年5月1日(日) 天気 ☀ 夫婦


姫路登山口~45分~中間点~30分~扇ノ山~60分~姫路登山口

周遊歩行時間 2時間15分


概念図

 


地図

姫路登山口


氷ノ山のついでに扇ノ山も登りたいと思っていましたが、昨日R29沿いの扇ノ山の道路標識を見て、俄然火が付き氷ノ山下山後、扇ノ山に向かいました。手元にある日本三百名山登山ガイドの本は河合谷登山口からの案内です。迷いながら何とか登山口まで着いたのですが、そこは姫路登山口でした。その登山口には思わぬお宝が待っていました。


道しるべ

  氷ノ山を降りてR29を鳥取方面に向かう。扇ノ山13kmの案内板に従い県道37号に入って行く。20分も走ると
 姫路公園安徳の里に着く、更に登って行くと・・・
  道が分岐する。降りて確認すると河合谷線終点の道標がある。20年以上前のナビなので左の道が行止りなって
 いる。ここは得意の山勘で右に進む。更に7分程走ると、再び道が分かれる。
  ここは道標に従い右に曲がる。しばらく走ると車が数台停まっている。登山口が近くにあるが、ガイドグックとは
 違う登山口だ。駐車スペースからすぐに登山口がある。
  姫路登山口の表示がある。この先にもふるさとの森登山口があるが、標高をみると、どちらも888mで、こちらの
 登山口の方が山頂までの距離(1,8km)が短いので、この姫路コースを登る事にする。登山口から渓谷に沿って
 歩いて行く。すぐに、小さな可愛い花が群生している。花図鑑で見た事のあるサイインシロカネソウだ。

サイインシロカネソウ

群生
 夢中で写真を撮っていると、亀女が「サンカヨウがたくさん咲いているよ。」と興奮気味に叫ぶ。  

サンカヨウ
 ・・・ 

ミヤマカタバミ
 かなりの数のサンカヨウが満開状態で咲いている。もう進めない。
  
  
 帰路にゆっくり眺める事にして、何回か渓谷を渡り・・・

イワカガミ
  木段を登って行くと、登山道にイワカガミがたくさん咲いている。イワカガミロードだ。白、ピンク、赤と色々な色の
 イワカガミが咲いている。

コブシ
  空身の亀女はどんどん急坂を登って行く。熊毛の住人は足が上がらない。20分も頑張ると、一旦緩やかになり
 中間点(山頂まで0,9km)の標識がある。

中間点標識

ムシカリ
  中間点からも急な坂が続く。
  中間点から20分頑張ると、山頂まで0,3kmの標識があり、緩やかな道になる。すぐに扇ノ山の避難小屋が見
 えて来る。

扇ノ山の避難小屋
  扇ノ山の山頂はこじんまりしているが、ベンチなどあり気持ち良く過ごせる。南に氷ノ山が見える。案内板で
 河合谷登山口を確認する。
 
  
扇ノ山の山頂
 
  避難小屋に登って見たが、霞んでいて鳥取市などは良く見えない。河合谷方面から木のアーチを撮り、氷ノ山を
 眺めたりして、至福の時を過ごして山頂を後にした。
 
  これ、「コブシ?タムシバ?」と亀女がうるさい。「日本海側はコブシが多いからコブシじゃない」と適当に答える。
 木段をどんどん降り・・・

キブシ
  渓谷でゆっくり、山野草を楽しみ扇ノ山を後にする。偶然登った姫路コースで思わぬお宝に出会った。亀女が
 「おっとうは、氷ノ山返す刀で扇ノ山」じゃなく「扇ノ山返す刀で返り打ち」だねと、足をひこじる夫を見ながら微笑む。
 どうやらご満悦頂けたようだ。
   
   



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