水ノ尾山 983m

岩国市錦町



城将山から望む


2016年12月8日(木) 天気 ☀ 単独


登山口~43分~分岐~19分~取付き~31分~岩尾根~35分~山頂  合計時間 2時間08分

山頂~55分~分岐~16分~木橋~15分~廃屋~23分~登山口     合計時間 1時間49分

総歩行時間 3時間57分


概念図

 



地図

登山口

14年ぶりに水ノ尾山に登りました。以前も一人で登り、登山道から馬糞ヶ岳を眺めたのを良く覚えています。以前登った時、携帯を落としましたが、降る時見つけ事なきを得ました。今日は携帯を拾って、下山後交番へ届けました。水ノ尾山は笹漕ぎと、熊の山のイメージですが、笹は思った以上に深くありませんでした。熊対策は充分にして登ってください。



道しるべ


建物の間を通る
  木谷渓谷の香椎神社手前の駐車スペースに停めて、引き返して吉川林産興業の横から奥の階段を登って行く。
  ジグザグに登って行くと、古い【こなつプレート】がある。ここをピンクテープがある急坂を登って行く。次の分岐は
 上の道を登る。1つ目の崩壊地があるが、問題なく通れる。ピンクテープの先に2つ目の崩壊地がある。

崩壊地
  ここは、若干注意が必要だ。下に一旦降りるエスケープ道もあるが崩壊地を慎重に渡って行く。植林帯に入り、
 しばらく行くと石組がある。石組の間を登って行くと、九十九折れになり・・・
 

尾根分岐
  尾根に上がる。急な尾根を登って行く。やがて傾斜が緩やかになり・・・

林道終点

突き当りを左へ
  右手に黄葉が見える。山裾は放射冷却で霧がかかっている。やがて林道に飛び出る。林道からは水ノ尾山の
 稜線が見える。林道はすすきの原になっているが、突き当りを左に行くと・・・

取り付き

落葉の道を振り返る
  すぐにテープがある。ここが登山道の取り付きとなる。登山道は落葉の下で良く見えないが、ジグザグに登る
 イメージで上がって行く。テープも少ないので、くれぐれも直登しないようにしたい。やがて笹が出て来るが膝下
 ぐらいで、道も落葉の道より分かりやすい。
  水ノ尾と書かれた古い標識が傾いている。笹が肩位の所もあるが、道はしっかりしている。
  振り返ると、まだ馬糞ヶ岳が高い。同じぐらいの高さだから、まだ大分登らないといけない。やがて笹が消えて
 岩の尾根になる。ここにも消えた【こなつプレート】が残されている。

笹漕ぎに突入
  再び笹の尾根を登って行くと、また笹がなくなりほっとするが。ここからが水ノ尾の本領発揮だ。ここから約20分
 藪を漕ぐと・・・(腰から肩ぐらいの笹だが、笹の下の道はしっかりしていて歩いやすい)

矢印赤テープ

水ノ尾山
  矢印赤テープの木に出合う。水ノ尾山頂はここを東(右)に曲がる。前方に水ノ尾山を見ながら、笹をかき分け
 登り返すと・・・

水ノ尾山(拡大可)

水ノ尾から分岐方面を見る
  周囲が切り払われた山頂に着く。以前は道の途中のような所にプレートが掛けてあり、プレートがなければ通り
 過ぎそうな頂きだった。ラジオを友に一服して引き返す。
 
  分岐から北に足を延ばしてみたが、枝越しに長野山から馬糞ヶ岳の稜線が見える程度だ。矢印分岐まで戻り
 笹の尾根を降り、笹突入の場所まで戻る。ここまで降りると一息つける。
 
  登山道取付きまで戻り、林道終点で長野山から馬糞ヶ岳の稜線を眺める。ここでも、ラジオが友達だ。今日は
 ラガーシャツ一枚でも暖かい。亀女が作ってくれたごま塩の大きめな🍙を食べながら、しばらく日向ぼっこを楽し
 んで尾根を降る。

尾根の分岐
南(左)から登り、北(右)に降りる

木橋
  まだ紅葉も残っている。尾根の分岐まで戻り、地図を取り出し、北(右)に降りてみる。細い道を慎重に降って行く
 と、突然道が消える。下に小滝が見え、道らしき跡があるが、ここで下に降りてはいけない。降りて見たが道はな
 い。元の所まで戻る。良く見るとアオキの枝が道を塞いでいる。枝を避けると道が現れて、その先に木橋がある。
 ここを間違えなければ後は問題ない。
 
  木橋を進むと、左手に降ってきた尾根が見える。西から北に曲がりしばらく行くと、橋があるが壊れて渡れない
 ので手前から対岸に上がる。橋の先に廃屋がある。

廃屋を振り返る

滝(拡大可)
  廃屋の石垣に沿って南に降りて行く。折り返すイメージだ。緩やかな道を降りて行くと、やがて立派な滝が見えて
 来る。しばらく降ると分岐するが、どちらを降っても先で合流する。

廃校を振り返る
  やがて廃校の裏を通り吉川林産興業に戻って行く。水ノ尾山は笹漕ぎと熊の住みかのお山だが、思ったほど笹は
 深くなかった。熊対策は充分して登った方が良いと思う。今日はラジオと熊鈴を2つ付けて登った。意外と慎重な
 熊毛の住人だった。



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