宮島弥山 535m




2013年4月9日(火) 天気 曇りのち晴れ 夫婦+Kさん+ひよこちゃん2名



紅葉谷コース〜弥山〜大聖院コース


宮島桟橋〜25分〜紅葉谷〜65分〜稜線〜15分〜霊火堂〜10分〜弥山  合計時間 1時間55分


弥山〜15分〜仁王門〜35分〜東屋〜25分〜大聖寺              合計時間 1時間15分



合計周遊時間  2時間10分




概念図



地図


地図リンク




会社の親睦登山に参加しました。今回は、5名の参加で少し寂しいですが、ワイワイ、ガヤガヤ、楽しく登ってきました。Kさんに「何で、この階段の多いコースを選んだの?」と聞いたら、「今回は登山と、観光を兼ねているので、最短コースにしました。」との返事が返ってきました。幹事も大変なんですね。




道程






宮島フェリーの前で待ち合わせ、フェリーに乗り込む。厳島神社や大鳥居の後に、これから登る弥山と駒ヶ林が見える。
桟橋に着き、正面広場の地図をKさんがチェック、「このコースから登り、こちらから降りる・・・」両方、
谷歩きだが、下山後の観光を考えて、最短コースを決めたようだ。厳島神社の横を通ると、千畳閣と
五重の塔が見えてくる。しだれ桜が我々を待っていてくれた。ひよこちゃん2名が桜をバックに写真を
撮りはじめた。
厳島神社の東側から、【もみじだに公園・ロープウエー】の標識に従って進んでいく。宮島ロープウエ
ーの看板を潜り、道なりに進んで行く。この辺りまで来ると観光客も少なくなる。有名なみやげ物店
の前を通ると、もみじたに道入口の石碑がある。定番の橋の前で記念写真を撮って公園に入って
いく。やたらアセビ(馬酔木)が多い。観光案内看板を見ると、アセビ歩道という字が見える。
Kさんは、再度現在位置を確認して進んでいく。頼もしいリーダだ。シキミの花も咲いている。
もみじ谷川に架かる朱の橋を渡り、車道に出る。右のロープウエーの道を進み、【奥もみじ谷
公園・弥山】の道標に従って右に入っていく。
ヤマサクラが、風に散っている。椿の咲く山道に入り、弥山山頂2,2kmの標識の横を登っていく。
途中から、階段が多くなり「誰よこの道を選んだのは」とひよこちゃん達は容赦ない。それだけ、
Kさんは、若い子にも人気がある。
1時間余りで稜線に着く。ここで記念写真を一枚。Kさんが一番嬉しそうだ。観光客に混じり、
山頂目指して登っていく。ヤブツバキやスミレが彩りを添える。

途中の崩壊地から江田島が見える。閼伽井堂の不動明王にお祈りして、登って行くと本堂、
霊火堂まえの広場に着く。本堂に参拝して、霊火堂に向う。

霊火堂の中には、1200年間燃え続けていると言われている護摩の火に、大茶釜が掛かっている。
霊火堂の横の階段を登り、山頂に向う。大岩の下を潜り山頂に到着。
24丁の山頂で、ひよこちゃん達のテンションも上がり、バンザイ〜。山頂の展望台は25年の9月
30日完成予定のようだ。青空が出ていたが、風があり少し寒い。山頂からは、岩国や大竹の工場
が良く見えて、ひよこちゃん達も始めての景色に感激の様子だ。 山頂では、やたら外国の人が多い。
岩国の米軍基地の人だろうか。岩陰で風を避けながら、おにぎりを頬張り、一服して山頂を後にした。
山頂から、西の方角の階段を下りていく、すぐに、干満岩がある。岩を覗くと、潮水が溜まっていて、
その量で潮の干満が分ると言う、不思議な穴だ。更に降ると、大日堂の前を通り本堂からの道に出
くわす。右に進むと、奥の院分岐を過ぎ、駒ヶ林が見えてくる。


すぐに、仁王門に着く。大風18号で倒壊して、昨年、新規に建造されたばかりだ。駒ヶ林の分岐を
厳島神社2qの道標に従い、右に降りて行く。この道も倒壊して、しばらく通行不可だったが、綺麗
に修復されている。


石段を宮島を見ながら降っていく。堰堤を横切り、崩壊地を見ながら降って行くと、東屋に着く。ここで
、小休止、コーヒタイムだ。東屋からは、厳島神社や大鳥居が見える。

良く見ると、大鳥居の辺りまで潮が引いている。話に花が咲き長いコーヒタイムになった。10分も降
ると、白糸の滝に着く。この辺りの崩壊も凄い。白糸の滝から大聖院まではすぐだが、よく大聖院が
土石流に巻き込まれなかったものだ。これも仏さまのご加護だろうか。今は綺麗に修復されている
が、当時の爪あとがそこらじゅうに残っている。
大聖院前で、思案中のKさん、「このお寺には、アンパンマンやウルトラマンの石造があるよ」と言っ
たら、参道の階段に、ぐずっていたひよこ達が見る見る元気になり、結局立ち寄ることにした。
大聖院は、豊臣秀吉も立ち寄ったと言う、由緒ある寺院だが、多くの仏さまがあり少々面食らう。
秋はもみじ、春は花の寺院のようだ。大聖院を後にして、千畳閣へ向う。この建物は、豊臣秀吉が、
安国寺恵瓊に命じ建てさせた大経堂で、重要文化財に指定されている。

千畳閣からは、厳島神社や五重の塔が見える。海岸を見ると、多くの人が潮干狩りを楽しんでいる。
大鳥居の前で、最後の記念写真をパチリ〜。Kさんの企画どおり皆充分、登山と観光を満喫できた
一日となった。
最後にお約束の、あげもみじを堪能して楽しい親睦登山は終わった。