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平日にも関わらず宮島は相変らず観光客でごった返している。その中には、ザックを担いだ人は少ない。定期航路
の船から見ると、弥山も頭だけ出している。宮島観光船のターミナルの近くに2014年建立の平清盛の像が待って
いた。
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大鳥居を見るとかなり沈んでいるように見える。厳島神社は気のせいか浸かっている。拝観口まで来ると観光客
が大勢写真を撮っている。宮司さんがこんな事は初めてだと仰っていた。大潮にスーパームーンが重なった所為
だろうか。
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紅葉谷に向かうと入口付近は綺麗に紅葉している。観光客の少ない時を狙ってシャッターを切る。もみじ橋を渡り
東屋のある広場辺りが見頃だ。錦綾なす紅葉に、しばし足を止める。
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銀杏の木は半分葉を落としている。案内板を確認し、藤の棚公園に上がって・・・
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今日は、多宝塔からのバリエーションコースを登るので、もみじ歩道を大聖院方向に向かう。鹿も以前に比べれば
おとなしくなった気がする。散策路からは、千畳閣と五重塔が見える。
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多宝塔 |
標識はない |
道標に導かれて、大聖院門前まで来た。ここの紅葉も見事だ。大元公園・水族館方向に向かう。カーブを曲がると
多宝塔が建っている。道の反対側の東屋の横から登山道に取り付く。バリエーションコースなので標識はない。
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マサ土の道を登って行く。しばらく登り振り返ると、宮島の核心部が一望出来る。登りながら後ろを振り返る。
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細い道が枝分れする所もあるが、明確な道を選んで登って行けば問題ない。シダの道も足元ははっきりしている。
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大分登って来た。今日は小春日和で汗が吹き出る。登山口から48分で大岩の中に仏さまが祀ってある。鉄の
階段を登って拝んでいく。階段を降りた足元には、小さな仏さまが微笑んでおられた。
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弥山(左) 駒ヶ林(右) |
岩屋観音 |
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ここからは、弥山と駒ヶ林が近い、もうひと踏ん張りと自分に言い聞かせる。更に4分登ると、岩屋の下に観音さま
が祀ってある。この先は大岩の間を縫うように登って行く。
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岩屋観音から20分で駒ヶ林山頂に立つ。駒ヶ林からは、弥山の展望台にいる人が見える。亀女が手を振ってみた
が返事は返って来ない。
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駒ヶ林は位置を移動すると、ほぼ360度の展望が得られる。人のいない駒ヶ林で昼食にする。しばらくして外人さん
が登って来られた。亀女がキャンディーやチョコレートを差し出す。片言の英語で会話が始まる。オランダからこら
れたご婦人で、オランダは、フラットな国なので山頂の景色をワンダフルと言って眺めておられた。しばらく談笑して
so Iongと言って別れた。
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駒ヶ林からこれから向かう仁王門が見える。この辺りも紅葉している。広島市が見えるが霞んでいる。駒ヶ林を後に
する。
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石段を降りると、大元公園・岩屋大師分岐に着く。弥山へと向かう。仁王門を潜り、御山神社分岐を過ぎると・・・
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弥山本堂と霊火堂のある広場に出る。ここにも多くの観光客が休憩しておられる。ザックを背負った登山客は少
ないので、空身かロープウェイで登られた人が多いようだ。すぐに山頂を目指す。観音堂の手前にお布施の多い
千手観音さまがある。不謹慎だが、金太郎がカネ太郎を演じるAUのCMを思い出す。弥山の山頂も大勢の人で
ごった返している。
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展望台に上がると、正真正銘360度の瀬戸内海の展望が得られる。
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岩国方面 |
駒ヶ林 |
ロープウエー獅子岩駅
江田島方面 |
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広島市 |
弥山山頂 |
展望を楽しみ、Kさんと相談して大聖院コースを降りる事にする。
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干満岩 |
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大日堂
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干満岩に降る。岩穴の水は。満潮の時は溢れ、干潮の時は乾く。不思議な穴で水に塩分を含んでいる。大日堂の
石段を降ると、山頂を一周する。
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仁王門まで戻り、大聖院に降りて行く。このコースは、大雨で崩れて石段で整備されている。安心して登山できるが
面白味には欠ける。石で組んだ治水提は景観を考えての事だろうか。
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駒ヶ林の山頂で見たほど、登山道は紅葉が見られない。大岩の仏さまを拝礼して降りて行くと、仁王門から30分
で東屋に着く。
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白糸の滝 |
東屋からは大鳥居と厳島神社が見える。大分、水が引いたのが分かる。降って行くと下から、護摩の祈祷の声が
聞こえて来る。白糸の滝・瀧宮神社を過ぎると・・・
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瀧宮神社 |
大聖院 |
火渡りの神事 |
大聖院が見えて来る。あとで分かったのだが、火渡り神事が行われていて多くの人が厄除けに詣でておられた。
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大聖院の門前まで戻り、すぐの道を右折してもみじ歩道に入る。歩道からは、大鳥居まで歩いて行く観光客が
見える。雄鹿がお出迎え、そう言えば角のある雄鹿はあまり見ない。
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紅葉谷公園の茶屋付近は紅葉は終わりかけている。もみじ橋を通ると、花嫁姿の新婦が記念写真に納まっていた。
大鳥居の付近で山頂で会った外人さんを見かけて声を掛ける。have a nice trip. good by.今日は綺麗な紅葉を見て
亀女のテンションも高かった。自分達の登山のご褒美に牡蠣の入ったカレーパンを買った。 |