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10時前に寂地峡の売店と、トイレの間から、キャンプ場に向かう。寂地峡の五竜の滝は、日本の滝
100選、また、寂地川は、全国名水100選に選ばれている。こちら方面に来た時、良くこの名水を
汲で帰ったものだ。 一杯水を飲み干し、五竜の滝を登っていく。
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一番下の竜尾の滝
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登竜の滝 |
白竜の滝 |
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滝を見ながら登っていく。
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竜門の滝 |
そして一番上の竜頭の滝へ |
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登りきると、木馬道トンネルに出る。Cコースへ向う。トンネルの中は、GPSは届かない。データが
一時途切れる。トンネルの中は、低い所があるので注意したい。出口付近でコウモリが飛び回って
いた。トンネルを貫けると、渓谷の緑の世界が待っている。竜生橋を渡ると、竜ヶ岳との分岐だ。
【寂地山190分・右谷山140分】の標識がある。
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再び橋を渡り、向って右に渓谷を見て、登っていく。竜生橋から20分歩くと、滝の分岐に着く。滝に降
りずに道から、滝を写して、先を進む。滝分岐から5分も歩くと、崖に沿うように鉄の橋が架かっている。 |
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橋を渡りきると、すぐに、【寂地山165分・右谷山115分】の標識があり左に曲がる付近に、コアジ
サイが群生している。進んで行くと、川の中の石組が目に付く。製材用の水車小屋跡のようだ。休憩
ベンチをやり過ごして先を急ぐ。 |
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緑に染まる渓谷を進んで行くと、たいこ谷分岐に着く。ここで一服していく。出発して、1時間30分弱
の道程だ。渓流の水で顔を洗い、体を拭いて汗だくの服を着替える。気分が変わったところで出発だ。
少し登った所から、たいこ谷分岐の休憩所を振返る。 |
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これまで、緩やかな渓谷歩きから、一挙に急な登山道へと変わる。ガクアジサイが目を楽しませてく
れる。「おお〜い峠は、まだか〜」「もうそこよ〜」そんなやり取りをしながら登っていく。 |
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40分弱でみのこし峠に着く。10分ばかり休憩して、右谷山に向かう。木の階段を登って、錦ヶ岳の
山腹を巻いていく。この辺りの、ブナの林は素晴しい。 |
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ブナ林の景色を、楽しみながら登り、道が緩やかになったら、錦ヶ岳1260m(錦岳)のピークに着く。
標識には、【右谷山5分・寂地山100分】と書いてあるほか、山頂を表すような物は何もない。単なる
通過点にすぎない。
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右谷山へと急ぐ。どんどん降っていくから、何となく不思議な気がする。少し登りかえすと、1234m
の右谷山に着く。山頂には ベンチがあるだけで、展望はない。ど根性の木は健在だ。遅い昼食を
頬張る。食後コーヒを味わいながら、しばし、九重の山談議に花が咲く。 |
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カラスバ山へと降りる右谷山の稜線を横目で見ながら、藪ヶ峠へと降りて行く。タニギキョウやギンリ
ョウソウなど、この辺りは花が 少ない。そういえば、先ほどみのこし峠から少し登った辺りに、サラサ
ドウダンの花が散っていた。吉和冠山のサラサドウダンが気になる。 |
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15分で、右谷山からの唯一の展望所に着く。この景色が、楽しみで5回も右谷山に登っている。
小五郎山が目の前に広がる。【クリックで山名】しばし、景色を目に焼き付けて降っていく。 |
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サワフタギや、ヤマボウシ、ナルコユリが目を惹く。 |
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ニガナも負けずに咲いている。植林と自然林の間の道を降りて行くと、藪ヶ峠に着く。降りに強いK
さんが、ベンチで休んでいる。
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藪ヶ峠から、容谷山、小五郎山へと縦走する道は草が刈ってあるようだ。浦石峡へ降りて行く。水辺
には、ミミガタナンテンショウや?、フタリシズカ、ミズタビラコが咲いている。 |
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山道を降り、藪ヶ峠から約17分で鉄橋を通り進んで行く。浦石峡0,5kmの標識を過ぎると、ベンチ
があり、渓谷沿いに歩いていくと林道まであと僅かの道程だ。
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林道近くの滑滝。一枚岩で綺麗なので降りてみる。下流【写真左】と上流【中】の風景を写す。最後の
鉄橋を渡ると、右谷林道へ出る。
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林道に出た山道を振り返る。林道は花の宝庫だ。まず、ウツギが出迎えてくれる。木目の滝の標識
があるので、降りてみた。滑らないように、慎重に滝の上を渡り、ぎりぎりの所から下を写す。
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上流では、Kさんが手を浸けて冷水の感触を楽しんでいる。再び林道へ戻ると、今度は、ヤマイバラ
の白い花が咲き誇っている。木目の滝を下から眺め、林道を降りて行く。
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道の左手に、断層で岩の色の変わった珍しい風景に出合った。この辺りにも、ガクウツギが咲き誇る。
イワガラミ【写真右】も負けじと咲いている。
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この林道は、ウツギが多く、歩いていて目に入る。ふと見ると、林道の道端に、ササユリが一輪咲い
ていた。今日一番のご褒美だ。 里が近くなると鬼ヶ城山が見えてきた。
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スイカズラを写していたら、玉蔵寺の所から道が分岐するので、
左に上っていく。 |
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すぐに、宇佐八幡宮の大杉に出合い、その巨人に圧倒される。見上げても先まで見えない。右に
駐車場が見えたら、右谷山周遊の旅は終わる。 |