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駐車場から矢印に従い、天徳寺(曹洞宗)に向う、1192年源頼朝が創建したと云われ、大銀杏の木はその時、植えられたものと、
云われている。まずは、石船山と大銀杏をバックに山門で記念写真をパチリ。左手奥から登っていく、しばらく登ると、観音堂が
ありここから、石船山に至る大岩に33体の観音さまが彫刻されている。 |
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大灯籠から、市内を覗き登って行くと、落ちてきそうな大岩に第二番の観音さまが現れる。しばし見入るKさんご夫妻。そこからは
観音さまが、惜しげもなく現れる。大正時代のものが多い。どういう経緯で彫られたものか分らないが、風化しないで、残ってほし
い。 |
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観音さまの近くに、説明板があるので、じっくり読んでいたら、いつの間にか取り残されている。それにしても、多くの観音さま
が、いらっしゃるものだ。岩場を登って行くと、Kさん夫妻が、手を振っている。いつの間にか、ジャケットを脱いでいる。大分、
ペースが上がってきた様子だ。 |
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Kさん夫妻が、手を振っていた所は、登山道から少しはずれた25番の一葉観音さまのところだ、観音さまは、防府の市街を、眺め
て皆の幸福を祈っておられるようだ。
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展望を楽しみながら、休み休み、ゆっくり登っていく。矢筈ヶ岳も見えてくる。石船山の直下に般若心経を彫った石碑もある。石船
山山頂で小休止、これから登る右田ヶ岳はまだ遠い。そういえば、ここが、右田ヶ岳の山頂かと思い食事をした会社の人がいた。 |
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石船山から、右田ヶ岳を見ながら、いったん鞍部に下り、登り返していく。一番の難所が続く。少しでも崩壊を避けるため、迂回路
が出来ている。 |
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この場所も迂回路が出来ていた。【写真は上から写す】日頃使わない全身を使って岩場をよじ登っていく、地元のベテランさんは慣
れた様子ですいすい登っていく。石船山から20分も登ると、西側の展望が良い大きな木がある。ここで、一息入れていく、西目山
と同じ目線になる場所だ。 |
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先ほど、一息入れた木陰を振り返る。さらに、登って行くとピークに着く、ここからは、右田ヶ岳が近い。「さあ後15分位だ!
頑張ろう」と言うと。「・・・という事は、後30分は見ておいたほうが良いなあ・・・」と、Kさんが、早速突っ込みを入れる。 |
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更に登って振り返ると、先ほどのピークが見える。マサ土を登って行くと、右田ヶ岳が正面に見えてきた。山頂でこちちを見ている
人も見える。 |
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最後の岩場をよじ登り、振り返ると、大平山と矢筈ヶ岳が美しい。右側が谷に落ちてる道を進み斜面をあがって行くと、鞍部に
着く。【看板では西ノ峰、と中ノ峰(山頂)】のまず、南ノ峰(西ノ峰)に向う。
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南ノ峰は、右田氏の山城があった所だ。西目山の向こうに、凌厳寺山が尖がっている。勝坂コースの大岩が見える。次回は、勝坂
コースにもKさんを案内しょう。更に沖に目を向けると、防府平野を佐波川が縫っている。
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東を見ると、大平山が見渡せる、南は防府市街が広がる。桑の山や自衛隊基地も手に取るように見える。南ノ峰を後にして、山頂
に向う。少しばかり、岩との格闘で山頂に着く。
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山頂で、思い思いに記念撮影が始まる。4〜5人の人が入れ替わり登り、降りて行く。ベテランさんが多いようで、ペツトボトル
1本で、登って来る。Kさん夫妻も、山頂からの景色を楽しんでいる。北を見ると、これから下りる塔ノ岡コースも見える。一人で
登ってきた、 ご 婦人と話をすると、お正月太りで、登られたとか・・・。少しでも歩ける塔ノ岡コースから下りるとの事で下りて いかれた。
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山頂での、楽しい食事タイムの後、鐘を撞いて山頂を後にする。北側の道は凍っているので注意して下りて行く。 |
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山頂を登り返した北ノ峰から、右田ヶ岳を振り返る。いつも思うが下りは早い、10分で塚原下山分岐に着く。Kさんに確認して、
塔ノ岡から下りるので、左に上っていく。階段を上がると稜線に出る。10分も歩くと、三谷山との分岐に着く。 |
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ここは、右に下りて、塔ノ岡登山口に向う。矢筈ヶ岳が相似峰に見えてきた。北東に進み段々、Pから離れていく感覚になるが、途
中 から、南に方向が変わるので心配ない。【もがり笛峠】と書かれたお手製のイラストが楽しい。写真の右のイラストも見る人を和
ませてくれる。
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登山道は、木で階段が作ってある。絶景定食だけの展望食堂に着いた。早速、定食を頂く。歩いて来た稜線が何よりのご馳走だ。 |
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展望食堂は休憩所を兼ねている、お手製の椅子やテーブルが嬉しい。展望食堂を後にすると、登りになる、ここは、胸突き八丁峠の
看板が、掲げてある。これだけ整備するのは、大変なことだと思う。感謝、感謝だ。
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右田ヶ岳の稜線や、防府市街の景色を楽しみながら下りて行く。岩場にも足がかりの階段が削ってあり、急な斜面はロープが、
渡してある。初心者でも安心して歩ける。 |
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展望食堂から、約25分で石灯籠との分岐のケルンに着く。祠と灯籠を拝んでいく。町並みの景色が大分、低くなってきた。 |
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再び、ケルンまで戻り、下りて行くと、崩壊地に出る。オオヤマレンゲの木が植えてある。他にも、桜などの植樹がされている。
元どうりになるには、相当の月日を要するが、人々の気持ちが嬉しい。
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お手製の橋を渡り、山水で汗を流して、いっぷくする。谷の向こうに右田ヶ岳の稜線が見える。里山に入ると、岩の上に根付いた木
への応援イラストなどがあり、整備された人の人柄が偲ばれる。 |
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途中、近道の分岐があるが、里山を楽しみたいので、しばらくこの道を歩く。【契りし愛の模様】の看板、木のようすを見て納得する。 |
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ピザ、パン窯展示場の看板があるアトリエに出た。更に進むと、右手の法則の看板があり、車道に出る。 |
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もう少し北に、塔ノ岡登山口があるが、里山歩きに導かれついつい、迫にしむら口まで来てしまった。反省会をしながら車道を歩い
て行くと、右田ヶ岳の雄姿や、歩いて来た稜線が見えた。 |