黒獅子山 716m

山口市阿東


生雲川沿いから望む



2016年9月9日(金) 天気 ☀ 夫婦


林道入口~10分~登山口~14分~堰堤~32分~支尾根出合~37分~黒獅子山  合計時間 1時間33分

黒獅子山~31分~支尾根出合~28分~堰堤~10分~登山口~10分~林道入口  合計時間 1時間19分

総歩行時間 2時間52分


概念図

 ※ 距離 約6km 時間 3時間28分


地図

林道入口

山口市阿東生雲の黒獅子山に登りました。この山は大変印象に残る思い出があります。山頂に登ると3人のおじさんが食事をされていました。一人はジーパン姿で、もう一人はみかんを下さり、「あなた達は登山道を歩いてきたの、僕たちみたいにこんな所からは来ないよね」って道のない所を指して言われます。もう一人は黙ってウイスキーを呑んでおられました。一体何者だったのでしょうね。ちなみに2004年3月10日の事でした。



道しるべ


振り返って見た所

林道入口
  R9の三谷交差点から県道11号線に入り、【山口県防府土木建設事務所山口支所阿東分室】の角を生雲橋手前
 から左に曲がる。離合不可能な農道を走ると左からの道と合流してその先に駐車スペースがある。少し戻り害獣
 柵を開けて林道に入って行く。

キンミズヒキ

登山口

登山口
  途中小さな川を渡り、公社造林の看板を見ながら進むと、左手に【黒獅子山山頂ここより】の看板がある。山頂へ
 1:40分と小さく書いてある。

ヤマジノホトトギス
  山道に入ると若干荒れている。1か所イバラの木が道を塞いでいるのを、強引に突破しようとして服を引っかける。
 雑木の道をぬけると、右手に沢が現れる。

石組堰堤

石組堰堤
  ここまで来ると、下草がないので快適に歩ける。登山口から14分で石を金網でまとめた堰堤の横を上がって行く。
 
  堰堤横を上がると、少し広くなっている。虻に何か所か刺されて痒い。一息入れてキノコなど写して気持ちを落ち
 着かせて登って行く。大岩の横を通り沢を詰めて行く。
 

沢渡1

沢を渡る時写す
  初めての沢を渡り、左岸を登って行く。立派な杉の木の登山道を登って行く。

小滝

小滝
  すぐに小滝が現れる。中々気持ちの良い道になる。

沢渡2

炭焼跡1
  滝の上流を渡り、右岸を登って行くと炭焼窯跡がある。里山の暮らしぶりが偲ばれる。

シキビの実?
  段々谷が深くなり、道が狭くなる。

マツカゼソウ

小滝
  ロープに助けられて滑りそうな道を注意深く登って行くと、細い糸のような滝が見えて来る。

沢渡3

沢渡4

炭焼跡
  沢を2回渡り、炭焼窯跡を見ながら・・・

支尾根出合
  谷を詰めて行く。急な坂を駆け上がると、支尾根に出る。

おじさん怖すぎ

稜線
  支尾根を登って行くと、怖いおじさんが待って居た。どんどん坂を登って行き稜線に上がる。

鞍部
  ここからは、比較的緩やかな道を登って行くと、やがて広い鞍部に着く。前方に急な坂が待っている。

黒獅子山頂
  ロープに掴まり一登りすると山頂は近い。

黒獅子山頂


  山頂は草が茂り座る所もない。過って大蔵ヶ岳方面の展望があったような記憶があるが、全く見えない。
 草をかき分けて2基の祠にお参りして行く。

祠から山頂を見る

サイヨウシャジン

マムシグサ
  それでも何だか懐かしくてすぐに山頂を離れられない。当時おじさん達と話した事が思い出される。山頂でコーヒを
 沸かして、🍞を頬張り至福の時間を過ごす。

ダッチアイリス

ツルリンドウ
  誰かが植えたのだろう。オランダ菖蒲の実が付いていた。山頂を後にして・・・

ヤマボウシ
稜線を降る
  鞍部に降り、稜線を降りて行く。ここは間違えて主尾根を降りそうなので注意が必要だ。

支尾根から谷に降る
  支尾根を降りて、怖いおじさんに御挨拶して谷に降りて行く。
  ロープの所を慎重に降って行く。何時も感心するのだが、亀女は登る時間と降る時間がほとんど変わらない。
 降りはより慎重だ。

GPSを沢に落とす

石組堰堤
  一番最初の沢の所まで戻って来た。ここでGPSのポイントの確認をするためポーチから取り出した時に誤って
 沢に落としてしまった。すぐに拾ったが、GPSは途切れていた。恐る恐る電源を入れてみると、少し地図上で
 ?が着き、戸惑っていたがやがて復活した。胸をなでおろす。

林道出合

ゲンノショウコ

駐車スペース
  今日一日の山歩きを思い出しながら、柚木慈生温泉で汗を流して帰路に着いた。


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