琴引山 1013m
島根県飯石郡飯南町
2016年11月3日(木) 天気 ⛅ 夫婦
敷波登山口~42分~一枚岩~19分~琴の岩屋~31分~分岐~12分~山頂 合計時間 1時間44分
山頂~15分~大神岩~16分~十畳岩~13分~登山口(上リフト)~13分~管理棟 合計時間 57分
管理棟~敷波登山口 36分(車道歩き)
総歩行時間 3時間17分
概念図
琴引山は、大国主命ゆかりの山です。尾根に上がると琴の岩屋があり、山頂直下には琴弾山神社があります。神話の山は黄葉が美しく、神宿る山でした。
道しるべ
敷波登山口 |
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三次からR54を飯南町へ向かう。琴引フォレストパークスキー場の派手な看板を右に曲がると、左に分岐する道 があり、しばらく行くと鳥居がある。ここが敷波登山口になる。駐車場があるが、作業車が2台停まっているので 路肩駐車して、鳥居を潜り登って行く。しばらくは赤松と雑木林が続き、やがて杉林と雑木の間の道になる。 |
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一枚岩 |
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杉林を登って行くと、段々坂が急になって行く。右手に谷を見ながら登って行くと一枚岩がある。ロープがあるが 岩の上は滑りそうで、右手の谷が気になり緊張する。 |
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一枚岩を過ぎると、大きな岩盤があり右下はV字の谷が降り、左上を見るとV字谷が続いている。谷の右斜面を ジグザグに登って行く。 |
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結構急な坂が続く。この辺りから少し色付き始める。しばらく登って行くと、左手に石段が見えるので寄って行く。 |
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琴の岩屋(8合目) |
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石段を登ると、琴の岩屋と呼ばれる洞穴がある。洞穴に入って見ると、階段状に下に降りている。何処まで続い ているか興味があったが、黄泉につながる穴のような気がして、不気味になり入口付近で引き返した。どうも、 イザナギノミコトの神話と、ごちゃ混ぜになっているようだ。登山道に帰ると、ここから先は紅葉が見頃を迎えて いる。 |
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相変わらず急な坂は続くが、黄葉を見ながら、立ち止まりながらゆっくりと登って行く。 |
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左手に大きな岩を見送り登って行くが・・・ |
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黄葉は、まだまだつづく。やがて尾根に上がり・・・ |
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分岐 |
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しばらく行くと、スキー場からの登山道との分岐に着く。ここから山頂まで200mの標識がある。 |
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琴弾山神社 |
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山頂直下に大国主命ゆかりの琴弾山神社がある。琴弾山神社にお参りして、 |
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裏に回り山頂を目指す。一登りで琴引山山頂に着く。山頂は意外と狭い。山頂で展望を楽しんでいると、町中で 見られる服装と靴で、3人のご婦人が登って来られた。ペットボトル1本持ておられる。聞いてみるとスキー場から 登られたようだ。更に驚いた事に、その内の一人は80歳だと言っておられた。山頂で写真を撮り、早々に降って 行かれた。 |
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南西方面 |
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北西には三瓶山 |
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北東には大万木山 |
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南東方面 |
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三瓶山 |
沖の郷山 |
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琴引フォレストパークスキー場や山荘の遠方に三瓶山、近くに(北東)沖の郷山が見える。 |
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大万木山 |
猿政山 |
望遠で猿政山 |
大万木山の大きな山容が望まれる。琴引山から縦走出来るらしいが随分距離がありそうだ。大万木山の東に 小さく猿政山が独特な山容を見せる。山頂で30分近く展望を楽しみスキー場へと降って行く。 |
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山頂直下の黄葉を目に焼き付けて、琴弾山神社の横を通り・・・ |
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分岐 |
大神岩 |
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敷波コースとの分岐をスキー場へと降りて行く。分岐から8分で大神岩と呼ばれる大きな岩の横を通る。 |
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大神岩 |
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大神岩からは、沢沿いの道を九十九折れに降りて行く。この道は植林がほとんどで黄葉は見られない。やがて 十畳岩と呼ばれる大岩を降り・・・ |
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登山口の説明板 |
登山口 |
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杉林を過ぎて、雑木になるとゲレンゲに出る。ここがスキー場からの登山口となる。 |
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上のリフトの横を通り、リフト沿いに降って行く。スキー場は冬の準備に忙しい。管理棟に戻り琴引山を振り返るが、 どの山が分からない。 |
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管理棟下の看板と山をもう一度見比べる。右上の写真の真中の山が琴引山と確信して安心して車道を降って行く。 30分強の車道を歩くが、途中もう一度琴引山が見送ってくれた。今日は雲っていたが、私達には充分満足のいく 紅葉と、山頂からの展望だった。下山後頓原町のラムネ銀泉に入り、亀嵩の道の駅、酒造奥出雲交流館で、車中 泊を決め込む。 |