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もみの木森林公園に着くと、ほとんど雪がない、この分だと、冠山も壺足で登れただろうが、スノーシュを忘れた事に動揺して、登れないと思い込んでしまった。駐車場から見た冠山が恨めしい。それにしても、ソリ遊びの家族連れが多い。小室井山は距離は歩けるが、登山というより、森林歩きだ。
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反時計回りで、小室井山登山口に向かう。雪は数センチと言ったところか。2、3日の温かさで随分解けたようだ。赤い実が目を惹く。
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それでも、雪で道を探しながら、サイクリングロードに出た。のんびり夫婦さん達と同じように、高崎王冠山に向う。緩やかな坂を15分弱で、山頂に着いた。展望はないが静寂の中で一服していく。
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山頂には大きなもみの木があり、もみの木の中を戻っていく。亀女がソリを取り出したが、勾配がないので思うように滑らない。
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分岐から小室井山に向かう。白に青のコントラストが美しい。最初の坂を登り、ソリで下っていく。
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高崎王冠山分岐から20分でさくらの森分岐だ。小室井山まであと1,5kmの標識が見える。今度は、長い坂を登っていく、振り返ると、高崎王冠山が見えている。
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天辺で亀女が待っている。亀女は雪の上をすたこら歩いていくが、熊毛の住人にとっては、結構難儀だ。天辺から急坂を下っていく。尻で微妙な速度調整を行っている・・慣れたもんだ。
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坂を下ると、さくらの森分岐から15分余りで、ピクニック広場分岐に着いた。小室井山まで後0,9km、のんびり行こう。ゆるやかな坂を登っていき、左に大きくカーブすると、平な尾根歩きになる。
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この辺りが一番深く、30cmぐらいだ。枝越しに、吉和冠山が顔を出す。平坦な尾根歩きだが、結構歩きにくい。
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山頂付近の道は、日当たりが良くて雪がまったくない。小室井山山頂は、南の展望があるが、山名は良く分らない、鬼ヶ城山の向こうは羅漢山だろうか?
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山頂標識の奥に三角点があるが雪に半分埋もれている。雪解けの山道を下り40分余りで、広い道に出て左に下っていく。
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もみの木公園センターを見ながら下って行くと、東屋が見え、サイクリングロードに入っていく。後1kmでセンターに着く。センターの中に月の輪熊の剥製が飾ってある。熊毛の住人には、「これ以上、縄張りを荒さないで」と叫んでいるように見えた。
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