石見冠山(いわみかんざん) 859m

島根県邑智郡邑南町井原




矢上盆地から望む


2013年8月13日(火) 天気 晴れ 夫婦


                                                     
登山口〜60分〜たいのすけ鈩跡地〜51分〜分岐〜9分〜冠山〜7分〜西峰    合計時間 2時間07分

西峰〜7分〜冠山〜7分〜分岐〜37分〜たいのすけ鈩跡地〜41分〜登山口     合計時間 1時間32分

周遊歩行時間  3時間39分


概念図


地図

登山口はこちらから



ナツエビネに遇いに石見冠山を目指しました。少し早い気がしたのですが、亀女と休日が合わず、決行しました。やはり少し早く、少女時代のナツエビネに遇えました。石見冠山は、たいのすけ鈩跡地付近から枝越しに見ると、随分高く、遠くに見えます。急登と格闘しながら、汗だくになって山頂を目指しました。また一座、急登の山が増えました。ナツエビネも良いですが、石見冠山は、真夏は避けたほうが賢明です。死にました・・・。


道程

浜田自動車道大朝ICからR261を北上して、断魚渓手前のJAオートガススタンドの手前の道を
右折する。ここからは、案内板が出ているので迷うことはない。登山口は、防火水槽があるので
駐車に気をつけたい。山頂まで、3qの距離だ。
しばらくは水平道が続く。山水を引くホースが続く。沢を渡り看板の所から山道らしくなる。


再び、沢を渡り谷筋を登っていく。30分弱で、メタセコイアの大木に出合う。「なんさいでしょう?」の
問いかけの看板があるが、答えはない。メタセコイアは、戦後中国から入ってきたと記憶している。
よく学校や公園に植えてあるが、山の中で見るのは初めてだ。


大雨でかなり水が流れるのだろう、谷筋の道は荒れていて歩きにくい。登山道から1時間で、
たいのすけ鈩跡地に着く。峠になっていて、休憩にはちょうど良い場所だ。


すぐ近くに、冠山の名水があるので降りて汗を流す。山頂まで、1,3qだ。後半分かと思って
いたら、ここからとんでもない急登が続く。登りはじめてすぐに、木々の間から冠山が見える。
ものすごく高く、遠くに見えるのは気のせいだろうか?思わず亀女と顔を見合わす。


どこまでも、真直ぐな登りが続く。ピークを2つ過ぎて登っていくと、大岩が現れ展望が開ける。
矢上盆地が見えるが、木がじゃまをしてよく見えない。冠山が大分近くになってきた。大岩から
少し登ると、腰を掛けるのにぴったりの王さまの木が現れる。


赤テープが巻いてある木から、山腹をトラバースして東南に向う。平らな道が続き距離が稼げる。
橋を渡り、坂を登ると峠に出る。瑞穂町高原の矢印があるが、ためらわず、山頂を目指す。

再び山頂まで、急登が続く。最後まで試練が・・・
10分後石見冠山に到着。
あいにく、霞んで、三瓶山、大江高山がよく見えない。日陰が無く暑いので、すぐに西峰に向う。
石見冠山からの景色、ゆっくり山座同定をしたいが、霞んでよく見えない。
西峰からは、矢上盆地がよく見える。ここも木陰が無い。三角点を確認して、木陰まで引き返し
休息する。再び石見冠山に戻り、西峰を見る。涼しくなって再度、登ってみたい山だ。


出合った花


ナツエビネ ミヤマママコナ キノコ
ホツツジ ガマズミ トチバニンジン
なつちゃん ノブキ ヌスビトハギ
キツネノカミソリ キンミズヒキ ヤマアジサイ




断魚渓