吉和冠山 1339m

広島県廿日市市吉和


R186 吉和郵便局付近から望む


2011年6月21日 天気 晴れ 夫婦

駐車場〜13分〜鉄橋〜45分〜クルソン谷分岐〜38分〜クルソン岩分岐〜48分〜山頂   合計時間 2時間24分

山頂〜31分〜クルソン岩分岐〜24分〜クルソン谷分岐〜26分〜鉄橋〜8分〜駐車場    合計時間 1時間29分

往復時間  3時間53分


概念図




地図

潮原コース入口


冠山展望所からの眺め



今年も、サラサドウダン、オオヤマレンゲ、猿面エビネetcに逢いに冠山に登ってきました。時期的に微妙でしたが、サラサドウダンは満開、今年は花も多く当たり年です。蘭類は終わっていましたが、猿面エビネは熊毛の住人が来るのを待っていてくれました。オオヤマレンゲの木が、雪の重みで倒れていて、蕾がいっぱい付いていましたが、咲くかどうか心配です。小川林道分岐辺りは、笹が多くなっていて、蘭の生育には適さなくなっているような気がします。
ここ数年通っていますが、登山道や湿地が年々荒れていくのが気になります。オオヤマレンゲの木も以前より少なくなっています。自然保護って難しいですね。


道しるべ

潮原温泉を通り過ぎ、林道の終点の鉄橋の所まで入ってみましが車で駐車スペースがないので、引き返し、いつもの一番手前のスペースに停めて出発します。 9:45、準備をして出発です。 半夏生の林道を進んで行きます。野草が多く、なかなか進めません。
9:58、鉄橋に着きました。ここは、3台から4台駐車スペースがあります。普通車は入らないほうが無難です。 鉄橋を渡って行きます。水量が随分と増えています。 すぐに、国体コース(通行止め)の橋に出くわします。
水量が多く、登山道の一部に水が入って来ています。 向って左側のウシオ谷のが2分しています。 10:24、木製の橋を渡って行きます。
すぐに、橋を渡り再び左手に谷が流れます。 10:43、クルソン谷分岐に着きました。ここで、小休止です。昨年この先にコケイランがあったので探してみましたが、もう遅かったようです。 10:56、小休止が終わり出発です。
ここからは、少し急になってきますが、緑のシャワーの中気持ちよく歩けます。 小さな小川を渡り、登って行きます。 11:16、クルソン岩に向う道に着きました。以前は細い道でしたが、主道よりも道幅が大きくなっています。以前ショウキランの生えてた所も道になっています。
登り道が平らな道になってきたら、なもなくクルソン岩(国体コース)分岐です。 11:34、分岐に着きました。マウスを当ててね。山頂を目指して、右の道を登って行きます。 少し登ると、長い平な道が続きます。
向って右の谷が終わると、左折して最後の登りが始まります。土が流れて年々根ッ子が出てきています。マウスを当ててね。 緑の道を登って行きます。ブナの木もあります。 右に大きく登り返して行きます。しばらく急登が続きます。山頂近くなると、サラサドウダンが奇麗な花を付け出迎えてくれました。
12:22、山頂に着きました。そのまま、通り過ぎ展望所に向います。 こちらも、4人の団体が昼食中です。少し寄ってもらって、おにぎりを頬張ります。北東方面に赤谷山その右に大神ヶ岳が見えます。 北に左から、恐羅漢山・臥龍山・十方山が見えます。
北西に吉和の町が見えます。頂上で30分過ごして、寂地山分岐まで散策に出かけます。 今年も、猿面エビネやオオヤマレンゲを見ることが出来ました。段々オオヤマレンゲが少なくなってきているのが心配です。山頂に、14:00に戻って見ると下山して誰もいませんでした。 山頂からクルソン岩が見えます。帰路は写真がないので早い早い。小瀬川温泉のモリアオガエルが心配で寄ってみました。


出会った花

サラサドウダン
冠山山頂付近
サラサドウダン
冠山山頂付近
鈴生りのドウダン
山頂付近
オオヤマレンゲ
咲いていたのは2輪
オオヤマレンゲ蕾
いつもの所は木が倒れて花が咲くか心配
猿面エビネ
今年は1株花をつけていた
お猿の顔クリックで拡大 おじいちゃんの猿 ウツギ
林道
ハナニガナ
林道
エゴノキ
林道
ガマズミ
林道
ハルジオン
林道
コアジサイ
登山道
フタリシズカ
登山道
ウリノキ
登山道
チャルメルソウ
登山道
コケイランは終わっていた
クルソン谷分岐
○○とんぼ
エンレイソウの種
サルノオコシカケ
クルソン岩分岐付近
ギンリョウソウ
種になりかけている
マユミ ウリハダカエデ
ブーメラン(実)
ヤブデマリ
冠山から寂地山分岐間
アズキナシ 
冠山頂
ニシキウツギ
潮原温泉近く
モリアオガエルの卵
小瀬川温泉
無事、おたまじゃくしになって
下の池で泳いでいた。