寂地山 1337m 右谷山 1234m

岩国市錦町


ミノコシ峠手前のトラバース道
から錦岳・右谷山を望む


2016年4月19日(火) 天気⛅ 夫婦


寂地峡案内所~38分~犬戻し遊歩道入口~54分~林道終点~77分~寂地山  合計時間 2時間49分

寂地山~70分~ミノコシ峠~42分~右谷山                         合計時間 1時間52分

右谷山~23分~ミノコシ峠~30分~タイコ谷分岐~101分~寂地峡案内所     合計時間 2時間34分

総歩行時間 7時間15分


概念図



地図

寂地峡案内所


かめの山登りさんの情報で寂地山のカタクリを見に来ました。寂地山は咲き始めで蕾も多くこれから10日位は大丈夫でしょう。ミノコシ峠付近は盛りを過ぎていました。錦岳から右谷山の稜線にかけて見頃でした。やはり今年は大分早いようです。



道しるべ

 8:39分案内所を出発、案内所正面右側の寂地林道を登って行く。ミツバツツジや、まだ残っている山桜が新緑
 に映える。

犬戻遊歩道入口

  
 林道は落石が多いので渓谷側を歩く。犬戻遊歩道入口からは遊歩道を滝を見ながら歩いて行く。

犬戻の滝
  
 ツツジと新緑の遊歩道は気持ち良く歩ける。しばらく行くと、犬戻の滝に着く。ベンチがあるので休憩して行きたい
 所だが長丁場なので先を急ぐ。

寂地林道出合

  木段の急坂を登ると、林道出合手前の所から寂地山が見えて来る。林道出合の看板を確認して先を進む。

林道終点
  林道出合から28分で林道終点(寂地山登山口)に着く。途中落石があり、ここまでは車で入れない。しばらくは
 渓谷沿いに山野草を撮りながら登って行くと・・・

延命水
  
 急な階段が現れるが8分も頑張ると、緩やかな登山道になる。延命水を眺めながら・・・
  谷を詰め大きくUタウンして登って行くと植林帯に入る。ジグザグに登って行くと、第一カタクリを発見するが、花を
 閉じて下を向いている。

鞍部
  更に登って行くと鞍部に着く。多くのカタクリの花が見られるがすべて閉じている。空は目まぐるしく変わり風もあり
 寒い。この時期はフリースを持ってきた方が良い。ザックを置き山頂に向かう。山頂までのカタクリは、ほとんどが
 花を閉じた状態だ。

寂地山山頂

山頂のブナ
  山頂を早々に後にして降って行くと、先程まで降りそうな空が青空に変わっていく。開きかけているカタクリも数株
 見られた。

南寂地山から寂地山を振り返る
  鞍部のベンチで、かじかんだ手にクリームパンと🍙を握り食べていると、ミノコシ峠方面からぞくぞくと登山客がや
 って来る。案内所で話をし、ミノコシ峠へ登って行かれた人が、「だらだら登っていて疲れた」と言って山頂へ向か
 われた。熊毛の住人も、どちらからも登っているが、周遊するなら寂地林道から登った方が気分的に楽だと思う。
 鞍部を後にしてミノコシ峠へ向かう。1309mの南寂地山から寂地山を振り返る。
  
 緩やかに降って行く、標識を確認しながら稜線を歩いて行く・・・

南尾根を降る分岐
  
 稜線は花がつぼんだカタクリや、エンレイソウが多い。登山道を東から南に曲がり急な木段を降って行くと、降るに
 つれて開いたカタクリが見られる。しばらく行くと「寂地山1,2km・右谷山1,9km」の標識がある。ここからグルグル
 テープに従い尾根を降りる事も出来る。(寂地山南尾根コース/通常の登山道ではない。)もちろん正規の登山道
 を行く。
 
  
 山をトラバースして降って行くと、前方に右谷山が見えて来る。この辺りは綺麗に開いたカタクリが多い。

ミノコシ峠
  ミノコシ峠に近づくと群生しているが、少し見頃が過ぎた感じだ。

ミノコシ峠
  ミノコシ峠から右谷山へ向かう。しばらく登っていると綺麗に開いたカタクリが多く見られる。

錦岳

  錦岳を過ぎて降って行くと、今が見頃のカタクリが多く見られる。右谷山の山頂には、大竹からの登山客が居ら
 れた。ベンチを空けて頂きお菓子まで頂いた。少し話をして、お先に右谷山を後にする。

右谷山を振り返る
  ゆっくりと今が見頃のカタクリを楽しんで・・・

ミノコシ峠を降る

カタバミ
  ミノコシ峠へ向けて降りて行く。ミノコシ峠からは、谷沿いを降って行く。今日初めて会った開いたカタバミを撮って
 ・・・

前方にタイコ谷分岐
  どんどん谷を降りて行くと、タイコ谷分岐が見えて来る。ミノコシ峠から30分でタイコ谷分岐に着く。

タイコ谷分岐の石垣

タイコ谷分岐を振り返る
  タイコ谷分岐で一腹して、寂地峡を降って行く。しばらく行くと鉄橋を渡り左岸を降る。
  
 せせらぎと鳥の声を聞きながら、渓谷を降って行くと、ベンチがあり・・・

水車小屋跡を振り返る
  その先に水車小屋跡がある。赤橋を渡り右岸を登って行く。崖沿いの赤い手摺の木の橋を降って行くと、眼下に
 連続した滝が見える。
 

ヤマボウシ

  
 しばらく行くと登りになり登りきった所から振り返ると、ヤマボウシの先に滝が見える。そこから降ると滝が見えて
 来る。

滝の分岐を振り返る

竜ヶ岳先の橋
  
 すぐに滝の分岐に出合う。更に進んで行き橋を渡り左岸を降ると、岩にめり込んだ木がある。竜ヶ岳先の橋
 が見えて来る。

木馬道トンネル
  竜ヶ岳は落石で登れない。先程見えた橋を渡ると木馬道トンネルに着く。トンネル内を頭をぶっつけないように
 気を付けて通り・・・
  お地蔵さまの所を左、寂地峡キャンプ場に降りる。急な狭い階段を注意しながら降りて行く。

竜頭の滝

竜門の滝

白龍の滝
  五竜の滝を楽しみながら降りて行くと・・・

登竜の滝

竜尾の滝
  
 寂地峡キャンプ場に出る。流石に寂地山系、しっかりと歩け満足感のある一日だった。4:10分寂地峡案内所に
 着いた。せっかく書いたHPに「おっとう、今回は文章に切れがないね。」と亀女が手厳しい。



寂地山・右谷山の花


ショウジョウバカマ

ミツバツツジ

シロバナニシキゴロモ
     

ムラサキケマン

キケマン

 エイザンスミレ
   

 ニリンソウ

タチカメバソウ

エンゴサク
   

ワチガイソウ

ナットウダイ

ネコノメソウ
     

エンレイソウ

白ちゃん

カタバミ
     

カタクリ

源平カタクリ
   


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