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熊毛を6時30分に出て、9時に広見集落跡に着く。R488は、道が狭いので注意して運転したい。林道を進むと、5分で、半四郎
山登山口に着く。登山口を登っていくと、石垣が見られる。 |
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植林の一本道を登っていく、小さな沢を越えて両方に谷のせせらぎを聞きながら、植林帯を登っていくと、自然林のベンチがある。
登山口から45分の所だ。一息入れていく。この時季は、虫が顔の周りを飛び、長く休憩する気にもならない。だらだらとした植林の
坂を登って行くと、自然林に変わり、尾根にたどり着く。2年前に比べて、草が刈られ歩き易い。 |
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登山道のあちこちに、チゴユリが咲いている。稜線に出ると、右手に十方山が見えてくる。振り返ると、大神ヶ岳、赤谷山の後ろに
安蔵寺山が高い。
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前方に、向半四郎山が見えてきた。ツツジや、ガマズミの花が彩りを添える。向半四郎山の頂からは、360度見渡せる。 |
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東に、恐羅漢山、旧羅漢山【写真左】南東に十方山【写真中】南に、安蔵寺山から燕岳(ツバクロダケ)の稜線【写真右】 |
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すぐ近くに、これから向う広見山と半四郎山【写真左】半四郎山の後ろに、恐羅漢山【写真中】西の遠くに見えるのが、三子山
だろうか。【写真右】いつまで見ていても見飽きないが、日陰がなく暑いので10分ばかり展望を楽しみ、半四郎山へ向う。 |
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緩やかに降り、登りかえすと15分余りで、半四郎山に着く。杉の木が山頂の目印だ。振り返ると、向半四郎山からの道が見える。
頂は笹が刈ってあるだけで何もない。
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半四郎山の頂からは、北西に春日山が望める。【写真左】東に、恐羅漢山がさらに近く見える。昼には早いので、広見山に向って
降りて行く。5分降りた道脇に、大きな一本杉がある。写真に入らないので、少し降りた所から振り返り写してみる。
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鞍部を2ヶ所、通り登って行くと、新緑の緑に染まる。沢を渡り、笹の良く刈られた道を登って行き振り返ると、歩いて来た新緑が
美しい。途中、ムシカリが咲いている。黄から白に花の色が変わると、夏がきたと思う。 |
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半四郎山から、さほどの急登りもなく、1時間弱で、広見山に着く。いよいよ恐羅漢山が手に取るように見える。十方山や安蔵寺山も
良く見える。 |
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暑いので写真を写して早々に降りる。ブナの新緑の中をどんどん降っていく。前方に、天杉山らしき山が見えてきた。 |
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道は、はっきりしているので迷うことはないが、急なのでゆっくり降りて行く。深い森で、立枯れた木が多い。道が緩やかになると、
沢の横を歩く道に変わる。磁石で確めると東に向って歩いている。道にはチャルメルソウが咲いている。 |
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エンレイソウは種を付けていた。新緑の谷筋を、2ヶ所沢を渡り降りていく。 |
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小さな滝壷にイワナか、山女か分らないが大きな魚がいた。少し粘って撮ってきた。広見山から1時間弱で広見林道に飛び出る。
正面に、山火事注意の看板がある所だ。
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看板はなくなるかも分らないが、すぐ降った所に、大きな木があるので、広見山に登る目印にしたい。木陰で、おにぎりを取り出し、
せせらぎを聞きながら食事にする。食事を終えて、広見林道を戻っていく。キケマンが群生している。すぐに、広見の三本栃の標識
がある。どうしようか迷ったが、どのくらい歩くのか、分らないので次ぎの機会にする。 |
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道端には、蕗の薹の痩果が目に付く。初夏の広見川に沿って緩やかに降っていく。マムシグサも多い。
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2つ目の橋を渡る。この辺りも新緑が美しい。匹見渓谷に似た渓谷沿の道が続く。ムラサキケマンやホウチャクソウも咲いている。 |
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アオダモの花が渓谷を彩る。広見林道終点から約1時間で、奥之本家屋敷跡の石碑の所に着いた。奥に新しい小屋を建てていた。 |
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最後にナツトウダイが咲いていた広見林道を、約5qを歩いて、広見集落のあるスタート地点に着いた。帰路R488で、熊に会えな
いかと思いカメラを横に置いて走っていたら、前回熊と出合った付近で、穴熊に出合った。どうやら獣道になっているようだ。穴熊
は、なかなか逃げようとしないが、車で近づくと流石に谷に降りていった。 |