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大平山登山口 |
小倉南ICで降りて、R322を南下すると左に平尾台の案内板がある。県道28号を登って行くと吹上峠に着く。
吹上峠には、大きな駐車場や綺麗なトイレもある。車中で急に思い付き変更したので、分県登山ガイドが頼りだ。
県道28を横切り大平山の案内板から取り付く。
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吹上峠を振り返る |
アカツメグサ |
正面の丸いピークを見ながら登って行く。道が分かれるが、どれを取っても大平山に向かうので最短距離を登って
行く。振り返ると登って来た吹上峠や、三菱マテリアル東谷鉱山や、その先に台形をした竜ヶ鼻が見渡せる。
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カワラナデシコ |
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ヒオウギ |
ピークを登ると、その先に山頂が見えて来る。この辺りから羊の群が現れる。「あ!ヒオウギ発見」先を行く亀女
の声が弾む。
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ウド |
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草むらの中に、ポッリポッリとヒオウギが咲いている。思っていた以上に咲いている。撮影会が始まる。緑の
草原にヒオウギの赤が良く映える。羊の間を亀女がやっとこさすり抜けるのを見て右の羊を乗り越える。
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ノヒメユリ |
サイヨウシャジン |
アキカラマツ |
「あ!ノヒメユリ・・・」亀女の声に近寄ると、小さな百合が花びらを丸めている。山野草を愛でながら登って行く。
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コオニユリとノヒメユリ |
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コオニユリとノヒメユリが並んで咲いている。ノヒメユリの大きさが良く分かる。ヒオウギ・ノヒメユリ・コオニユリの
赤が緑に映える。
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吹上峠からの1,3kmを1時間かけて、大平山に着いた。水分補給をして、平尾台を眺めて一服して行く。
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南の展望が開ける。正面の山が貫山か?撮影に夢中で初めて、ガイドブックの地図を見ると、貫山は北東に
あり大平山からは見えない。正面の山は周防台と帰ってから分かった。
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西に目を向けると、台形をした竜ヶ鼻が見える。あの先に青春の門で有名な香春岳があるはずだが、同定でき
ない。
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ヤマハッカ |
大平山を後にして降って行くと、正面に貫山が見えて来た。羊群原の中、山野草を探しながら降りて行く。 |
茶ヶ床園地分岐 |
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オカトラノオ |
大平山から8分で茶ヶ床園地分岐に着く。暑いのでザックにしまった地図は見ない。四方台を経て貫山への道標
に従い直進する。
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ウツボグサ |
カセンソウ |
小ピークに上がると四方台の手前に一直線の急登が見えてくる。一旦降り・・・
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オトギリソウ |
小ピークを1つ越えて行くと、桔梗の群生が始まる。 |
中峠分岐 |
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ホトトギス |
中峠の分岐を貫山の方へ登って行く、右手にドリーネ(小穴)があり、その淵を中峠への道が続いている。
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大平山を振り返る |
四方台へ一直線の急登を桔梗の群生を眺めながらゆっくりと登って行く。振り返ると大平山から登って来た道が
見える。傾斜が緩やかになると、平尾台の全体の展望が開ける。 |
四方台 |
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貫山山頂 |
中峠分岐から20分で四方台に着く。貫山は目の前だがエネルギー切れ。時計を見れば、12:40エネルギーを
補給して行く。日陰はないが吹く風が心地良い。一服して貫山に向かう。一旦林道に出て登り返す。バイク禁止
の看板が出ている。林道から貫山への登りを17分も頑張れば貫山に着く。ここも木陰はない。山頂にある温度計
は31度を指している。
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山頂からは東の展望が広がり、小倉南や苅田の町が見える。少し北に降りて見たが枝越しに小倉の市街が霞
程度だ。山頂を飛んでいるオニヤンマや蝶々を見ながら、まったりとした時を過ごす。
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カワラナデシコ |
苅田町 |
30分近くも山頂に居たのは、風が心地良かったからだろう。正面の周防台を見ながら降って行く。四方台に着き
中峠方面へと降りて行く。左手に苅田の町が近くなる。
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更に行くと左下に羊群とドリーネが見えて来る。広谷湿原だろうか?南にどんどん降って行くと・・・ |
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周防台の山麓にハートが現れる。不謹慎かも知れないが何だか楽しい。桔梗の群生を見ながら降りて行くと・・・ |
分岐を右に |
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分岐に着く。中峠・茶ヶ床方面に向かう。右側に岩山を見ながら降って行くと、すぐに再び分岐に降りて来た。 |
千仏鍾乳洞・茶ヶ床園地分岐
ロールオーバー |
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キス岩分岐 |
千仏鍾乳洞・茶ヶ床園地の標識があるが、ここは地図を確認せずに吹上峠・大平山へと向かう。吹上峠2,6km
が目に付いたからだ。中国自然歩道でまた分岐、ここは略図看板を見て下道を進む。分岐がたくさんあるが、
大平山を目印に進んで行く。千仏鍾乳洞・茶ヶ床園地分岐から8分でキス岩分岐を通り越す。 |
茶ヶ床園地迂回路0,8kmの標識 |
初め左に途中で引き返して
右に登って行く |
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茶ヶ床園地迂回路0,8kmの標識があるが無視して、吹上峠2,1kmの標識に向かう。すぐに分岐がある。
大平山山麓の迂回路かと思い左に行って見たが、途中から茶ヶ床園地に向かっているので引き返す。どうも
茶ヶ床園地がターニングポイントのようだが、こうなったら、大平山に登ってやろうと覚悟を決める。 |
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ベンチがあるので休憩を促すが、亀女は「大平山で休憩しよう」と情け容赦なく先を進む。渋々後から付いて行く。
大平山に近づくと、羊群原にノヒメユリが姿を見せる。 |
四方台分岐 |
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四方台分岐まで戻ると、大平山までは間近かだ。おかげて周遊した感じになりようすが分かった。(負け惜しみ)
大平山から茶ヶ床園地を眺める、東屋が見え車が停まっている。地図を出して良く見ると、茶ヶ床園地から吹上峠
へと道が続いている。それらしき道も見える。 |
香春岳か? |
小倉 |
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西を見ると、初め見えなかった香春岳らしき山が良く見える。大平山を降りて行くと、右手に小倉の町が見えて来
た。笛吹峠へと一直線に降りて行く。炎天下の平尾台だったが、日焼けした亀女は「来年また来ようね」といたく
お気に召したようだ。ノヒメユリやヒオウギに会えて満足度120%の山登りになった。 |