奥州平泉の旅

2018年10月7日


蔵王山を降りて、明日栗駒山に登る前に平泉の観光をしました。


中尊寺金色堂





金色堂内は撮影禁止


金色堂の須弥壇内には、藤原清衡、基衡、秀衡のミイラ化した遺体と泰衡の首級が納められている。


 流石に長旅で少しお疲れ気味か。中尊寺へつづく月見坂は杉並木が続く。

 こちらの弁慶も疲れている。弁慶堂にお詣りして・・・

  中尊寺の本堂に座って瞑想する。ウトウト・・・


薬師堂
  不動堂には不動明王が祀られている。峯薬師堂もお詣りして行く。


薬師如来
 金色堂前で亀女よそ見、何かあったの・・・


金色堂旧覆堂
 芭蕉は奥の細道で平泉にて二句詠んでいる。「夏草や兵どもが夢の跡」「五月雨の降り残してや光堂」

  かんざん亭でとろろそばに舌鼓を打ち、最後に白山神社・能楽殿を参拝して境内を一回りする。他に藤原氏の宝物
 を納めている讃衡蔵など見所が多い。



毛越寺(もうつうじ)



浄土庭園

かつて広大な境内に大伽藍が建ち並んでいた毛越寺ですが、今は本堂、常行堂の他、大泉が池と様々の石組からなる浄土庭園、堂宇や回廊の基壇、礎石、土塁、それに堂塔十余、僧坊十七坊が残されているのみです。
  毛越寺は慈覚大師円仁が開山し、藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営
 される。往時には堂塔40僧坊500を数え、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれている。


曲水の宴
  疲れていたのだろうか、曲水の宴の説明板に「ごくすいのえん」と書いてあった事で読み方で口論になる・・・
 暫くして何事も無かったように話し出す。それにしても浄土庭園は見応えがある。



達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)




延暦20年(801年)、征夷大将軍であった坂上田村麻呂が、ここを拠点としていた蝦夷を討伐した記念として建てた。


  栗駒山に向かう途中に達谷窟毘沙門堂がある。ここは坂上田村麻呂所縁の地だ。堂の中に毘沙門天が祀られて
 いる。

  岩面大佛は高さ33メートルあり、源義家が馬上より矢削を持って彫ったと言われている。


姫待不動堂
  達谷窟毘沙門堂と、岩面大佛、中々見ごたえがあった。これで安心して栗駒山に登れる。