亀山 300m 火の山 304m 陶ヶ岳 230m

山口市秋穂二島




県道194号線から望むゴジラの背 【クリックで山名】


2013年2月27日(水) 天気 晴れ 夫婦



セミナーパーク第5P〜35分〜仁光寺登山口〜50分〜亀山     合計時間 1時間25分

亀山〜50分〜火の山〜40分〜陶ヶ岳〜30分〜岩屋山        合計時間 2時間00分

岩屋山〜30分〜潟上中学校〜40分〜セミナーパーク第5P     合計時間 1時間10分


合計周遊時間  4時間35分



概念図



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セミナーパーク第5駐車場




火の山は山口市四辻にあり、山陽自動車道や、R2からその特異な山容を見ることが出来る。それは、まるでゴジラの背を思わせる。今日は、南登山口(仁光寺登山口)から取り付き、北登山口(潟上中学校)へ下る、火の山連峰の完全縦走を試みた。天気も良く、山頂からは、キララドーム、秋穂の串山、大海山、楞厳寺山、魚切山、小郡の町など360度見渡せた。陶ヶ岳では、県警機動隊による登山者の救助訓練をヘリコプターを使って行っていた。秋に登ると、干拓地の水田がパッチワークのように美しい。



道程


山口市四辻は、大村益次郎の生誕の地だ。その生家跡を右手に見て、進んでいくと、セミナーパーク直進500mの看板があり、
そこを右に入る。入口には、セミナーパーク自然ふれあいゾーン第5駐車場の看板がある。大きな駐車場で、きれいなトイレもある。
トイレの横の階段を上がっていくと、滑台があり、正面に、クライミングウォールが見える。
セミナーパークの建物を左下に見て、南に進んでいくと、亀山に近づいていく。亀山登山口に入り、亀山右に矢印を無視して、
更に南に進むと駐車場があるので、上の駐車場から、林道へ入っていく。
途中、旧畜舎があり、分岐が2ヶ所あるが直進する。道が舗装になり、下っていくと、左手の溜池の先に、右に入る道がある。
そこを、右折して、みかん畑の道を進んでいく。しばらく行くと、登山口に着く。
シダの急登を喘ぎながら登っていく。10分も登ると、貯水槽が現れるが、上は土で蔽われている。貯水槽を過ぎると、益々、急登に
なり、汗が吹き出る。今日は、四月上旬の温かさだ。上着を脱いでいる内に、亀女の姿が見えなくなった。貯水槽から15分登ると、
大きな岩の上から、亀女が顔を出す。


大岩からの展望、南に秋穂やキララドームが見える。
展望大岩から先は、岩場になり、亀女が文字道理、亀のごとき歩みになる。石祠に手を併せて、岩をよじ登っていく。セミナーパーク
の建物が下に見える。
ゴジラの背を振り返り、しばらく行くと亀山300mに着く。亀女、亀山に登るだ。亀山は、火の山連峰でもっとも南に位置する。
山頂からは小郡の町が、遠くに見える。
北にこれから向う火の山【写真左】東に大海山【写真中】南に秋穂串山連峰【写真右】が見渡せる。

更に南に目を向けると、椹野川の河口に秋穂二島【写真左】と周防大橋とキララドーム【写真中】が見える。亀山の展望を楽しんで、
転がるような急な坂を、ロープに助けられて下っていく。

登りかえすと、遠下山250mに着く。火の山がかなり近くに見える。再びロープに助けられて下っていく。
登りきった所で振り返ると、亀山と手前に遠下山が見える。すぐに梅ノ木山280mに着く、梅ノ木山から火の山へも道も、急な坂を
下り、登り返していく。ビデオの再生をしているようだ。
火の山分岐に着いた。火の山には、多くの人が登っている様子だ。先ほどの梅ノ木山を下るときに、おじさん達の姿が見えた。
山頂には、数人のおじさん達が、ワイワイガヤガヤ談笑されていた。日の丸の前で、シャツターを切る、日の丸写真の出来上がりだ。
小郡の町が随分近くに見える。南を振り返ると歩いて来た、ゴジラの背が見える。火の山で、おじさん達と離れて、食事を取る。
火の山を後にして、分岐まで帰り、陶ヶ岳に向う。正面に魚切山が見える。魚切山から見ると、火の山連峰が重なって、富士山の
ように見えるから不思議だ。セミナパーク分岐を過ぎて下っていく。火の山を基点にして亀山、陶ヶ岳のゴジラの背半分コースも
楽しめる。

陶ヶ岳を見ながら、下っていく。再びビデオの巻戻しだ。登りきった陶二の岳252m付近から振り返ると、火の山が遠い。
段々、ビデオの巻戻しの感覚が早くなる。10分もすると、陶一の岳に着く。陶ヶ岳は目の前だ。
5分弱で、陶ヶ岳に着いた。ヤレヤレといった感じだ。すぐ間近に、長沢池と花ヶ岳、その東に楞厳寺山が見える。下を見ると、
県警機動隊による登山者の救助訓練(後、ニュースで分ったのだが・・・)が行われようとしていた。
陶ヶ岳を後にして、最後の岩屋山に向かう、途中松永邸薬草園に下りる分岐がある。鳥居の所まで下りてきて、道標通り、右に
登って行く。5分で見晴らしの良い岩場に着く。ここから、ヘリによる、隊員の救助訓練が行われるのをしばらく夢中で見ていた。
ここが、岩屋山と思っていたが、すぐ先に、もう一つピークが見える。岩山の右端に道を見つけて、進んでいく。
岩屋山手前から、陶ヶ岳を振り返る、ゴジラの背の旅も終わりに近づいている。すぐに岩屋山218mに着き、そのまま通り過ぎて
下っていく。しだの中、急な坂を下っていく。道は、良く踏まれている。下に中学校が見えてきた。
この道は奇岩が多い、しかも巨大で、なかなか見応えがある。中でも鯨岩は、圧巻だ。【写真右】鯨の尾の方は、宙に浮いている。
小山のようだ。長い、ゴジラの背の旅を終えて、車道をセミナーパークに向った。車道から写した火の山連峰が、西日を浴びていた。